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環境を守るということの多様性?

最近、コンビニの前を通るとレジ袋の有料化する告知が貼られていますが、ビニール製品の利用を減らすという点では有効だと思います。
が、根本的には環境に優しいかと言われると「どうなんだろう?」と考えてしまいます。

というのも、利用する側(今回で云えば、コンビニ店舗)が有料化しても、生産数はそこまで変わらないのではないのでしょうか。
どういった観点でこの有料化を行うに至ったのかですよね?
単純にレジ袋代を徴収したいという考え方から出発した考え方なのかと私は思ってしまいます。
本当に環境に優しいという出発点から考えたなら、極端かもしれませんがレジ袋という制度を失くす方向で考えるか、レジ袋の材料を代替えさせるかと思うんです。
確かに「植物由来のバイオマス素材を30%配合したもの」を使用するなどの発表はありますが、70%は何がしようされているかは公表しない訳ですよね。
レジ袋などのビニール製品を扱われている方には大変申し訳ないと思いますが、結局はレジ袋などの製造業者と販売店側での関係がなあなあで続く限りは環境に優しい判断はできないのでしょう。

もっと言ってしまうと各製品自体の梱包がビニール製品で行われている事は誰も問題視しないんですよね。
例えば、カップラーメンの薄いビニールの梱包は問題視されませんよね?
そういった考え方で各々の製品を見た時にビニール製の物だらけだと思うんですけど、そこは触れず、レジ袋にだけ触れるという矛盾…
上手く騙されている気がしてしまいます…

話が極論に向かってしまっているので、訂正です。
別に全てを排除しろと言いたいのではなくて、一部を照らして、その他大勢に意識がいかない為にせっかくの行動も身を結んでいなくないですかと言いたいんです。
レジ袋も小さな一歩だとは思います。
ただその為に大量のエコバッグが生産されるのはエコだとは思いませんしね。

何が良いのか分かりませんが、かといって考える事を放棄するわけにもいかない環境問題。
どうしたものですかね?