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燃え続けるアマゾンについて

とても悲しいニュースが世界中で報じられています。

わたしは昨年2018年の5月、ブラジルのアマゾンに旅行しました。
noteのプロフィール写真も、カバー写真もその時撮影したものです。

2014年、ブラジルに交換留学していた時からずっと行きたかったアマゾン。
その時はお金がなくて行けませんでした。
社会人になって貯めたお金で、初めて行った海外旅行。
社会人2年目の初夏の事でした。

わたしが訪れたのは、ブラジルのアマゾニア州の

州都であるマナウスという人口180万人近い大都市の近辺です。

もちろん、一番の目的は都市ではなく手付かずの大自然。
夕方に到着したマナウスでホステルを予約していたのですが、
その宿でツアーを斡旋してもらい、
翌日早朝から3泊4日熱帯雨林で過ごしました。
2泊はそのツアー会社が所有しているロッジに泊まり、
1泊はなんとアマゾンの森林の奥地に野宿するというツアー。

ホステルまで車で迎えに来てもらい、
約3時間、リンドイア(Lindóia)という町まで相乗りで向かいました。
そこから、小舟に乗ってウルブ川(Rio Urubu)というアマゾンの支流を
30分ほど下ったところにあるロッジ。

水道水は川の水。(※飲料水はミネラルウォーターを飲めました)
電気は太陽光発電のため、夜間に1時間のみしか使えない。
しかも頻繁に停電する。
もちろん携帯の電波なんて届かない。

もちろん不便ですが、
そんな事は構わないくらいとにかく最高で最高でした

旅の詳細はいつかご紹介するとして、
その魅力を少しでも写真でお伝えできればと思います。

水面から飛び出す枝
※川は年間を通して大きく水位が変動するため、
乾期の水位が低い時期には遥か高くに見える木の枝が
ほとんど浸かるまで水位が上がるそうです。
この写真は5月の水位が高い時期に撮りました。

ピラニア釣り

パパイヤを食べる鳥たち

朝焼け


まだまだたくさん綺麗な写真はあるのですが・・・
またご紹介する機会を設けたいと思います。

ブラジルのボルソナリオ大統領は、欧州の圧力を受け、
消化のために軍の派遣をやっと指示したようです。


昨年訪れた際、アマゾンの自然のあまりの美しさと多様性に圧倒されました。
わたしが訪れたのはウルブ川という支流でしたが、
アマゾン川の支流が変わると景観が全く変わるそうです。
素晴らしい多様性ですよね。
まさしく地球の宝物だと感じました。

そんな場所が、人間のちっぽけな政治や、
企業の利益のために破壊されてしまうということが
とても悲しく思えました。

地球温暖化の影響や、心配なことはたくさんありますが、
まずは行ったことがない方にも、
アマゾンがすごく美しくて魅力的な場所だということが
少しでも伝わったらとても嬉しいです。

(写真:2018年5月、ブラジル アマゾニア州にて撮影)


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