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【本当に美味しい店】仙台編#1 呑み喰い工房きちや

今週の休日ももうおしまいですね。
東京から知り合いが遊びに来ていたので仙台周辺を色々と案内していたのですが、昨日ふらりと入ったお店がとても素敵でしたのでご紹介します。

仙台には、小さな飲み屋さんが集まるレトロな横丁が幾つもあります。
呑兵衛にはとっても嬉しい街です。

その中のひとつに「壱弐参横丁」(いろは よこちょう)があります。

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大変情緒溢れる様子の横丁で、足を踏み入れる度にわくわく感があります。
2本の細く狭い通りですが、150近い小さなお店が寄り集まっているそうです。
ここがまさしく良い飲み屋の宝庫

その一角に「呑み喰い工房 きちや」という居酒屋がありました。

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店の外に出ていたメニューが美味しそうなラインナップで、惹かれてふらりと入りましたが、大正解。

入店したのが18時前。
早い時間だったので、まだお客は私たちだけでした。
いきなり日本酒を注文し、食事メニューもどんどん頼もうとしたら、「まずはお通しを見てからにしたら?」と明るいママにたしなめられました。

そしてお通しとして出て来たのがこれ。

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優しい出汁の熱々おでん。たまらない…!!!!
相当煮込んであるようで、具には汁がよーく染みてます。噛むとじゅわっと口の中に飛び出してくる。
普通お通しって小鉢なんかのイメージですけど、しっかり大ボリュームでした。

他に、わたしたちは
・さくさくの「定義揚げ」(仙台名物の厚揚げ)
・ぷりぷりの鶏皮ぎょうざ
・濃厚なグラタンコロッケ
を頼んだのですが、合間合間でママがサービスで色んなものを出してくれました。
自家製のマカロニサラダ、金柑、いぶりがっこ、おせんべい…。サービスしすぎじゃないかと心配になります。思わずお酒も進む進む。
自家製梅酒の味が濃くてとっても美味しかったです。

お料理は全体的に家庭的な感じで、味も濃すぎずに優しい印象
安心する味ですが、決して凡庸なわけじゃなく、めちゃめちゃ美味しかったです。いくらでもぱくぱく食べられる感じ。
単身赴任の常連客が多いそうですが、つい通いたくなる気持ちがわかります。独り暮らしで家庭料理に飢えていたら間違いなく食べたくなる味でした。

元々、一杯飲んだら次の店、という横丁ならではの楽しみ方をするつもりだったのですが、ママとのおしゃべりが弾み、気づけば2杯、3杯…。
そうこうするうちにどんどんお客さんが増えてきたのですが、常連客の方々も皆さんフレンドリー。
気づけばママを中心としながら、ぐるっと囲んだカウンターに座ったお客全員でおしゃべりが止まらない。
1時間ほどで店を変える予定が、気づけば最後までこの店に居続け、なんと4時間も飲んでいました。

不思議なくらい居心地が良く、楽しい時間を味わえるお店。
ママの人柄と美味しいおつまみのおかげでしょうね。
仕事に疲れて誰かと楽しく飲みたくなったら、またふらりと入ってみたいと思います。
ランチもやっているそうです。生姜焼きとカレーだそうですが、美味しそうすぎてそちらも是非食べに来たい。
その際には追記しますね。

今後、こんな風に美味しいお店を少しずつ紹介していければと思います。
仙台、東京、横浜近辺でのお店情報が気になる方、楽しみにしていてください。

【2019年3月9日入店、写真撮影】

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