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問われるペットの社会化とは

昨今では、ペットと一緒にドッグランやドッグカフェ、ペットのイベントなどへの

お出かけが、日常生活の一部になっている飼い主様も多いと思います。

ペットがいるから、一緒に外出はしない、、、という方の方が少なくなってきてい

るのかもしれません。

ペットは家族だからという思いで、旅行にはペットも一緒が当たり前という考えの

ご家庭も増えてきています。

各地域でも、ペット同伴のキャンプ、宿泊施設や、ワンちゃんのためのリゾート施

設なども続々とオープンしていますね。

そこで、ますます増えるペットとのお出かけの際の飼い主様のマナーについて

気をつけておきたいことをお話ししますね。




①ペットの種類や健康状態を考える


パグや、ブルドッグなどの短頭犬種は高音に非常に弱いため、熱中症や
 呼吸困難を起こしやすいです。

 夏場の外出には、注意が必要です。
 普段とは、違う環境に出かけるときには、多くの人や他のペットにも
 接触する機会も多いため、犬種によってまたは、その子の性格によっても
ストレスになることもあります。


②お出かけの場所や季節に注意する


 飼い主にとって休暇を取りやすい時期と、ペットにとって外出に適した時期は
 必ずしも一致しません。
 ペットもイベントなども、人間には楽しいと思えても、ペットにとっては
 車や人の往来が激しい、音の激しい場所などもストレスになることも。


③お出かけはしつけやマナーを再確認する機会


 ちょっと足を伸ばしたお出かけは、いつもとは違う「非日常」を一緒に
 楽しめるため、ペットとの絆を深めるきっかけにもなります。
 ペットにとっても気分転換にもなります。
 また、新しい経験をすることで、環境に適応する能力も身に付きます。

 飼い主様にとっても、楽しいだけではなく、日常とは異なる環境下で、ペット
 との関係性や、しつけ、マナーを見直したり、社会科の重要性を確認する機会
 にもなります。


④普段からの慣らし訓練が大切


近所の散歩しかしたことがないのに、いきなり車で旅行に連れていくことは
 ペットにとって大きなストレスになります。

 最初は、車にのせて近所を一周したりする程度にしながら、ペットの様子を
 見ながら段々とお出かけにならしていくようにしたいものです。

 どんなに飼い主様が努力しても、お出かけが得意でない子もいることも
 頭に入れておきましょう。


⑤ペット同伴お出かけ中のトラブル


ペットとのお出かけは、とても楽しい反面、しつけやマナーの問題が表面化することもあります。

見知らぬ人や見知らぬペットとの出会い、不慣れな環境などのために、いつもならできることができない環境だったり、飼い主様が物理的に日常で行えることが出来なかったりといったことも出てくるかもしれません。

例えば、、、


◉ペットがトイレに失敗した

◉ペットの車酔い

◉ずっと吠える

◉急な怪我や病気

◉食事や休憩場所が見つからない

◉車中でに熱中症

◉野外でのノミや、ダニの寄生

◉興奮、あるいは何かに怯えてどこかに行ってしまうことによる迷子


飼い主様のマナーとして、

「糞尿の始末をしない」 
「公道をノーリードで歩かせる」

などは論外ですが、、、、

マナーを守れない飼い主様対策として、ルールを厳しくしている施設もあるようです。

なので、いざという時に、ペットの行動を抑制できるようにしておくことが大切です。

誰もがペットを歓迎してくれるとは限りません。
常に、周囲への気配りや挨拶、謙虚な姿勢でお出かけするという姿勢も大切なのかもしれません。



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