いい恋愛は賢いとできる

彼とオオカミちゃんには騙されない最終話を見ました。

今日はその感想を述べていきたいと思います。

第一に切なさという感情をこの番組から受け取りました。

基本的にいい恋愛は上手くいく恋愛なはずなのに

切ない恋愛を見るとその実らなかった恋は

とても美しく綺麗だと感じてしまう。

自分は恋愛についてまだまだ未熟だけども

この番組をみて勇気を出してどんな時でも

自分の好きな人の発言は信じて疑わない心が

恋愛には大切なんだなって。

すごく当たり前で素敵な人たちにしか表現できない

感情を上手に見せてくれたそんな番組でした。

ネタバレにはなりますが内容を遡っていくと

ゆながSASUKEに月LINEを使って何があったのか

前々から気になってたんだけど、ゆなが

SASUKEが彼ってことに気づいて少しでも辛い

気持ちを共有してあげようってことだった。

SASUKEはまゆがオオカミだと知っていて

まゆが嘘をついてることを分かっていたんだけれども

SASUKEは本当にまゆに気持ちが向いていて、

まゆもSASUKEのことが好きなのに嘘をつかなきゃ

いけないところも全部わかっていて、

SASUKEは何もかも終わってしまったら

叶わない恋と知っていてずっと辛い気持ちに

なってたんだよね。でもまゆが話しかけてくれて

本当にSASUKE自身のことが好きなのか

それともオオカミちゃんとしての役割だから

好きじゃ無いけどまゆが嘘をついてSASUKEに

好意を向けてるのかSASUKEも確かめていて

SASUKEとまゆは両思いだったんだってSASUKE

は確信できたからこそ、まゆがオオカミちゃんと

知っていてもまゆのことが好きで強く気持ちを

ぶつけていたんだなと。

まゆには番組としての役割があって本当に好きなのに

またSASUKEを傷つけてしまう状況がとても

辛かったんだろうな。だからSASUKEが彼だと

予測する余裕がなくて自分がオオカミちゃんである

ことがバレないようにしなきゃなって頭の中が

いっぱいでSASUKEの気持ちを読めてなかった。

そこで全て言わなくても4ヶ月一緒に過ごして

顔を見たらわかるって鋭い感性を持った役者

志望のレオとゆなが色々と支えてくれたんだよね。

レオとゆなは感受性が強くて心も考えも

人間らしくて素晴らしいんだよね。

特にレオがまゆにSASUKEの気持ちを気付かせて

あげるシーンとかは何周生きてるんですかって

思うくらい人としてパーフェクトなトークを

していたんだよね。

まゆはじっくり考えて最終告白でちゃんと

手紙だったけどSASUKEに今までのことを

伝えられたんだよね。完全にレオのおかげで。

ゆなのSASUKEへの月LINEとレオのまゆへの

月LINEはかなり心を打たれました。

ゆなレオは言わなくてもわかるよを具現化してて

すごい日本人らしくて素敵な人たちだったなと。

そしてSASUKEは本当に今回の番組出てさらに

成長するんだなって思う。

まゆはもっと強くなれるんだと思う。

彼とオオカミちゃんの番組を見て頭がいい人が

いい恋愛をして必ずドラマを産む。

そう感じた。

いい恋愛をするためには日頃の過ごし方や毎日の

生き方を大切に一個一個自分という不安定な存在

に向き合わなきゃいけないと思う。

恋愛には勇気が必要とか言うけどもそうじゃない。

恋愛は自分を大切にできる形そのものなんだと思う。

私の散らかった人生を一個ずつ着実に前に

進めていくきっかけとなるそんな番組だった。

彼とオオカミちゃんには騙されないという言葉は

視聴者も番組として彼とオオカミちゃんを探すの

が見どころじゃなくて人間として恋愛だったり

生き方を考えてほしいというメッセージを

受け取ってほしいという裏テーマへの主張だと

想像できる。

エンタメって表面的に見ちゃうけれども製作者の

主張を見つけることって面白いなと思った。

それが今回の番組は最終話で回収されていて

良かったと思う。


日本人特有の感情として切なさは生きるために

必要なエネルギーなのかもしれない。

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