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4人家族で参加したキナリ読書フェスは最高のイベントだった

約1か月前、家族で書いた「くまの子ウーフ」の感想文を、最優秀賞に選んでいただきました。
賞をもらうなんて小学校以来だから、すごく嬉しい!
このキナリ読書フェスは、私にとって、それはそれは楽しく意義のあったイベントだったので、そのことを書いておこうと思います。

キナリ読書フェスを知ったとき、インターネットを通じて、同じ時間に、全然知らない人たちで同じ本を読むだなんて、何だかすごくワクワクする!と、岸田さんの企画力に驚きました。

そして課題図書を見て「くまの子ウーフ」を発見したとき、これなら家族でミニキナリ読書フェスをできる!と更に一人勝手にワクワクしたのです。

でも…私の思いつきに家族は付き合ってくれるかな?根っからの理系で、文章を書くのが苦手な夫。読書感想文が苦痛でしかない、小学生の子どもたち。誘うのはある種、賭けでした。

開催日を数日前に控えた夕食どき、「今週末3連休だねぇ…」という話題になり、今だ!と私は手をすっくと挙げました。

「ママは、この3連休に参加したいイベントがあるのですが…!」

イベント、という語感に惹かれた3人は、なになに~?と聞いてくれました。

よし、掴んだ!と思って私は一気に畳みかけます。キナリ読書フェスの説明、それから、一人ひとりにむけて熱いメッセージ。

夫には…「読書感想文が嫌いな子どもたちにはいいきっかけになると思うんだ」(子煩悩に訴えかける)
小6娘には…「ママの“推し”が開くイベントなんだよ!」(最近、娘にも“推し”の作家さんがいる)
小3息子には…「おやつ食べながら、本読んで、感想文書くんだよ!」(訴えどころが難しかった)

いちばん反応のよかった娘をメインターゲットにして、なんとか1日限定で「ミニキナリ読書フェス」は開催できることになりました。


驚いたのは、娘に、キナリマガジンの読書感想文についての回を読んでみたら?と勧めたところ、一気に1.3万文字を読み、「すごい!すごいねぇ!」と感動していたところ。今までの「読書感想文ってどう書いたらいいか分からない」の疑問を鮮やかに解決してくれたらしいのです。

「すごいでしょ?ママの“推し”」

母娘に強い絆ができた感覚でした。もうね、この時点で私は8割くらい満足していました。


そして当日。
まずは開会式1時間前に、コンビニへおやつの買い出し。

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どうしてエコバッグを首から下げるのかわかりませんが、息子はおやつのためだけにフェスに参加するので、かなり張り切り、買い出し隊長でした。

開会式。

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「家族で同時に同じ本を読む」をやりたかったので、おやつの買い出しのときに、読もうと決めた箇所を4部コピーしてきました。

真剣に線を引きながら読む夫と娘。

食べるか落書きしかしない息子。

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でも、線を引いたところを見せ合いっこしたり、感想文読みあったり…家族でこんな楽しい時間を持てるなんて驚きでした。


最初は、それぞれが完成したものを投稿することを想像していたのですが、何だかこの時間を過ごせたことを丸ごと感想文にしたいな、と、3人が書いた感想文をひとつにまとめて投稿することに。

翌日は出かける約束をしていたので、その日の夜にぶわーっと書きました。


私が投稿した文章を見て、娘が「おぉ~」と言ってくれて嬉しかった。そして、受賞したと昨日知って家族に知らせると、「すごーい!ママすごーい!」と家族が大喜びだったのが嬉しかった。

私はすごくもなんともなくて、4人で「ミニキナリ読書フェス」ができた、ということがすべてだったと思うのだけど。


とにかく、キナリ読書フェス最高だった!という感覚を残しておきたくて、記します。

P.S.
賞品としていただけるというウーフのテディベア。息子は中の綿を抜き、自分が中に入ってどっきりをしたい、という壮大な計画を言い出しました。どんだけ大きなウーフが届くと思っているのでしょうか…

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