PRESIDENT WOMAN 春号

プレジデントウーマン。


私そもそもプレジデントと言う雑誌が結構好きでして。

(↑写真の雑誌ではないですよ)

男性向けの雑誌なんですが、何というか意外と俗っぽい特集が多いのです 笑。

そんなわけで、仕事をしているかどうかとは関係なく、専業主婦の頃からプレジデントをちょこちょこ読んでいました。


その影響もあってか、最近はプレジデントウーマンもわりと好きで、こちらも毎号ではないのですが数ヶ月に一度は読んでいたんです。

ちなみにプレジデントウーマンは、プレジデントに比べてやや固めの内容が多く、こちらは読んでいて勉強になるなって感じの内容です。

それはそれで学びが多くて好きなのです。


が、最近新しい号を見かけていなくて。

どうしたのかな、と思っていたら、何と今回からプレジデントウーマンプレミアと名を変えて、三ヶ月に一度の季節誌になったそうです。

出版不況の影響をしみじみ感じて少し寂しくなりました。

この間、出版社の方と打ち合わせをしている時も、

「最近は紙の値段も高騰しているので、本の値段も上がっている」

と編集さんが仰られていて。

確かに最近の本って前より高くなっていますし、それがより出版不況に悪影響を及ぼしているんだろうなと思いました。


ちなみに、働く女性向けの雑誌だと日経ウーマンもありますが、私はどっちかと言うとプレジデントウーマン派。

たぶん私くらいの年代を挟んで、私より下の人に日経ウーマンは好まれ、もっと年代が上の人にプレジデントウーマンは好まれるんじゃないかと言う印象です。

個人的には勝手にこの二誌が女性ビジネス誌の双璧だと思っていたのですが、日経ウーマンが今も毎月出ていることを考えると、日経ウーマンの方が売れ行きは堅調なのでしょうね。


って今回も話がどんどん逸れていますが、今号のプレジデントウーマンの特集「海外女性に学ぶしなやかな働き方」。

タイトル通り各国の女性に仕事内容や働き方のインタビューをしています。

ちょうどこの雑誌を読んだ後、台湾出張に行っていたのですが。

台湾で、現地に住む台湾女性と日本女性の在りようについての話を伺う中で、この雑誌の記事内容が思い起こされたりもして、良い学びになりました。


日本では、日常的に目にすることが多い「結婚出産を契機に女性が家庭に入る」いうスタイル。

ごく当たり前のように感じていましたが、世界の現状を見ると、むしろその方がイレギュラーで、むしろ日本の方が特異なのかもしれない、ということに思い当たりました。

このあたりは、どちらも一長一短だと思うのですが、出産を経験して産後の育児ストレスに苛まれる人が多いのは、日本のこの独特のスタイルによるところも大きいのだと思います。

母親が一人で育児にかかりきり、ってやっぱり日本独特なんですよね。

育児に専念できると言えば聞こえは良いのですが、必然的に一人でほとんどの責任を追う形になるので、その負担も測りきれないのだと思います。


ちなみに、生活習慣も国によって随分異なるので、家事に対するスタンスやその負担度も国によって全く異なっていて。

私が今まで当たり前だと考えていたことは、全くそうではなかったりするんだな、とはっとさせられたりもしました。


それは、たまたま先日の出張だったり、その後の知人との話の中で感じたことでもあるので、この雑誌を読んだだけで、そう感じたわけではないのですが。

それでも女性の働き方や、女性の在り方、について少し視野を広げてみる、と言う意味では良い契機になる雑誌だと思いました。


余談ですが、私はマネー系の記事も好きなので、お国別「マネーの常識vs非常識」の特集も楽しく読みました 笑。

この辺りの価値観にもお国柄が結構反映されているように思います。

(もちろん個人差も大きいんでしょうけど)


PRESIDENT WOMAN 春号

3.9点(5点満点)


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