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新型コロナウィルス戦記8

このnoteは新型コロナウィルスにまだなってない方や、なったばかりの方など少しでも参考になればと思い自分なりのコロナとの戦記を記します

前回→新型コロナウィルス戦記7

大部屋にまた1人運ばれてくる…

先日の深夜まで、大部屋1人で、悠々自適に、静かに過ごしていたが、ある日の深夜に男性が搬送されて来ていた。
あまりにも、突然でかつ、深夜だったので、現実感がなく、夢の中のような感じであった。でも、なんか、緊急事態で、緊縛しているあの雰囲気は、自分が搬送されてきた事を思い出し、いやな感じはしながらも、虚ろ虚ろしながら過ごしていた。
その搬送された男性に対して、看護師さんが繰り返し、問診をしていた。
僕自身は、酸素吸入器をつけていたせいか、夢と現実を交差しながら、まともに起きれず、そのまま寝入ってしまった。

同じ部屋の方の症状

その朝方、わたしの担当と違う主治医が部屋に入ってきた。

医師「〇〇さん、おはようございます。昨晩は本当に大変でしたね。。体温が40度近いですが、いかがでしょうか?かなり、ホテル療養で我慢され、時間が、経過しており、炎症がおこっております。治療も本格的にしていかないと、重症化する恐れがあります。。。あと、自力での酸素量の確保も難しい場合は、エクモという装置を利用する可能性があります。。。」

同じ部屋の方は、カーテンの仕切りで見れないが、咳もしておらず、全然わたしより大丈夫そうと思っていたが、医師の話によると、かなり、深刻度合いが高いと感じた。

医師「ご家族など、緊急に連絡取れるところは?」
同じ部屋の男性「特にいないです。強いて言うなら、母ぐらいです。」
医師「わかりました。一応、最悪、状態が悪化した場合は、お母様にも連絡取る旨もお伝えください。」

というやり取りで終わった。
ホテル療養のあるあるで、状態悪いのにずっと放置していたため、かなり深刻化してから、緊急搬送で来ている様だ。

コロナウィルス感染の改めて怖いと感じたポイント

妻とLINEで話してわかったことが、単身/独身者と老人は危険と感じる。理由としては、この病気が怖いのは、自覚よりずっと進行してしまうことと、合併症だと感じる。

合併症でこんな怖い事例もあるそうだ

「手の震えあるのに」ホテル療養わずか2日で退所 その後、"コロナ死”の男性…遺族が抱く疑問


とにかく発症からの経過観察が大事なのに、入院するまでは、病状を一貫して把握しているところがない。
それができるのは本人、気力が奪われたらもう家族のみだなと。

だから発症からは数値と症状を自己管理して、その都度出てきたホテル関係者や看護師と論理的に話して、かなり強い態度で挑まないと、上記の記事のような形で、急変し死に至るかもしれない。

かつ、我慢強い人、体力ある人、鈍感な人、メンタル強い人、自分を過信している人も危ないという話もした。自分もこちらに全て該当していたため、仕事には有効だが、時として、この辺りを自覚して、受け入れる力が非常に大事だと感じる。

そして、家族と会話しながら定点観察してもらうLINEなどのコミュニケーションも非常に大事。

そしてまた1人重症化前の青年が運ばれてくる…

今日もそうこうしているうちに、また1人男性が運ばれてきた。彼も単身者の様だ。かなり状態が、これまた悪そうな雰囲気である。
ロキソニンが効かなくなり、頭が割れそうということを連呼していた。
コロナウィルス感染してからは、時間は経っている模様。

愛用の癒しパンダまくらと共に

この枕は、私の昔からの普段の愛用枕で、この子たちに寄り添ってもらいながら寝ている。
高熱の時も、寄り添ってくれている。
看護師さんからも、可愛い連呼を毎日声かけしてもらい、何処となくパンダたちも嬉しそう。
これからもパンダ🐼🐼たち宜しくね!

自分の状態は、かなり良くなって来ているので、今週には何とか退院出来そうな雰囲気である。

頑張って治療を続けていくぞと

つづく→新型コロナウィルスな戦記9

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