見出し画像

地元の本屋さんにも「SNSマーケティング7つの鉄則」が並びますように #SNS黒本

こんにちは! SNSマーケティング支援を行なう株式会社ホットリンクのインハウスエディターで広報のピーターです。

かつて小説家になりたかった私は今、SNSマーケティング支援会社で書籍の編集をしています。」と題したnoteの公開から早7ヵ月。ついに、このお知らせを公開できました!!

書籍タイトルが「SNSマーケティング7つの鉄則」に決まり、Amazonページが公開され、書影が反映され、ハッシュタグを #SNS黒本 に決め、著者である飯髙さん・室谷さんのnoteが公開され、「本当にこの日がきたんだな……」と胸がいっぱいです。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はホットリンク、複数のメンバーが書籍を出しています。こんなページもあるのです。

このnoteでは、2021年4月に入社した私視点で、ホットリンクの書籍出版の歴史を辿ってみます。


2021年1月

遡ること約2年半。飯髙さんのTwitterをきっかけに、私はホットリンクのインハウスエディターに応募しました。採用面接が決まった際、人事の松井さんから「一次面接の担当は室谷です」と教えていただきました。

室谷さんのTwitterアカウントを見てみると、「1億人のSNSマーケティング バズを生み出す最強メソッド」(2020年3月)を発見。面接まで数日。室谷さんの人となりを知るためにもなるべく読みたい!と、慌てて本屋さんに行きました。

いざ読んでみると、 今までなんとなく眺めていたTwitterなどのSNSに、こんなにも可能性があるんだ…!と衝撃を受けました。SNS上の出来事は全て偶然の産物だと思っていたので、こんな風に解説したり、活用することができるなんて…! 

私もホットリンクに入社したら、こういうことを発信するお手伝いをするのか――とワクワクしました。

一次面接のあと、飯髙さんの著書「僕らはSNSでモノを買う」(2019年8月発売)を手に取りました。少し記憶があやふやですが、一次面接のなかでULSSAS本という言葉が出て「次はこの本を読まねば」と思ったのです。

ツイートしている通り「スラスラ読み進められる上に、なんておもしろいんだ…!」と、ULSSAS本にもめちゃめちゃ衝撃を受けました。夢中になって、あっという間に読み進めました。

ホットリンクへの入社が決まり、飯髙さん・室谷さんと同じマーケティング部に配属されることが分かってからは「自著がある人たちと一緒に働くのか…! すごいな」とドキドキしていました。

入社直前:2021年3月

同じ部署で一緒に働く先輩たちが二人も書籍を出している――! そんな興奮をさらに高める出来事が、2021年3月19日に起きました。

入社前からメールでやり取りをしていた「私がエレン」さんの電子書籍「データで見抜くSNSマーケティングの罠」が発売されたのです。

すごい。またしても、同じ部署で働くメンバーが出版…! 発売当日に購入して、その日のうちに読み切りました。

私の入社日は4月1日。すごい人たちと、いよいよ一緒に働くんだ。私もインハウスエディターとして、ホットリンクの発信に関わるんだ。と、より一層ワクワクしました。

入社直後:2021年4月

晴れてホットリンクに入社した直後、私はあることを知りました。

すごい! また書籍が出る――!!!!!! 怒涛の勢い! すごい…!

上記のお知らせが出たのは2021年4月6日で、発売は4月16日でした。朝山さんのお誕生日です。(偶然だそうですが、これまたすごい&めでたい!)

私の入社後にマーケ部から出た書籍の1冊目が「ゼロからわかるビジネスInstagram」でした。この頃、本屋さんに行くたびに朝山さんの本を探したし、見つけると嬉しくなりました。後に友人が購入したと教えてくれた時も、自分のことのように喜びました。


自分が在籍している会社のメンバーが本を出すって、こんなにも嬉しくて誇らしい気持ちになるのか――!


初めての経験で、自分が著者でもないのに舞い上がっていました。舞い上がりすぎて、私は「業務と並行しながら本を書き上げること」がどんなことかを全く想像できていませんでした。

私が入社した時点で、朝山さんは書籍の執筆を終えていました。そして、当時の私は広報にも関わっていなかった(むしろ色々覚えることに精一杯すぎて、周りに気を配れていなかった)ので、プロモーションに関する動きも追えていませんでした。

つまり、「書く」と「広める」のどちらにおいても、全力を尽くすメンバーの姿を分かっていませんでした。

入社2年目:2022年4月

入社2年目に突入した頃、飯髙さん・室谷さんが共著者として携わった書籍「現場のプロが教える! BtoBマーケティングの基礎知識」が発売されました。BtoBビジネスのそれぞれの分野で活躍する10名による共著です。豪華…!

発売直後に著者陣が日替わりでTwitterスペースを行うのを聞いたり、飯髙さん・室谷さんが取材に応じた記事を読んだりしていました。この時も、出かけるたびに本屋さんに寄って、売り場で見つけると「あった~!へへへ」とニヤニヤしていました。

#SNS黒本 :2021年秋~2023年7月現在

さて、これから発売になる「SNSマーケティング7つの鉄則」は2021年から動き出していました。

私も一緒に動くようになったのは、2021年の夏とか秋頃でした。ここまでずっと「すごい!」を連発しているところからもお察しいただけるかも知れませんが、これまで抱きまくっていた憧れと元来のミーハーっぷりが相まった「私も書籍に携わるぞ~~~~~~~!」と意気込んでいました。


結論:意気込みだけではどうにもならない。


「頑張って書くぞ」「編集するぞ」「良い書籍にするぞ」だけでは、ままならないのだとよく分かりました。サポート的な立場で携わった私でさえそう感じるのです。室谷さんを始めとする著者のみなさま、執筆やそれ以前のアイディア出しや打ち合わせなどなど、本当に本当におつかれさまでした。

私が感じた書籍の大変ポイント
・通常業務と並行で行なう執筆(時間確保も集中力の維持も難しい)
・モチベーション維持(どうしても長期プロジェクトになる)
・孤独感(作業分担はするものの、書く・校正する時は一人で行なう)
・それでも書き切らないと終わらない。本が出ない

じゃあどうすれば良いのかというと、正直答えらしい答えは掴めていません。なんとなく感じるのは、書籍に限った話ではありませんが、「不慣れな作業は余裕を持ってスケジュールを組む」でしょうか。

…いや、もちろん、余裕をもったスケジュールにしても急なMTGが…とか、時間を確保したくてもできないんだよ……とか、あります。自分だけそう思っててもどうにもならんのだと、校了を迎える前の私も思いました。

でも、私の場合はどことなく書籍の作業を楽観視していて、「気合入れたらこれくらいで目を通せるだろう」と考えていた節があるのです。「切羽詰まってから一気にやる」ではなく「毎日30分でも時間をとって少しずつでも進めていく」をしていたら、もう少し大変ポイントを緩和できた気がします。

ちなみに、著者陣たちによる制作の裏話は、ホットリンクのオウンドメディアで記事化予定です。乞うご期待!

2023年8月10日発売です

そんなこんなで 「SNSマーケティング7つの鉄則」、間もなく発売です!

自分が関わった雑誌やフリーペーパーが発行された経験はありますが、書籍は初めてです。嬉しい。書店に並ぶ紙媒体に関わったのも1社目の編プロぶりなので、あれ……もしかして、10年ぶりかもしれません…!

久しぶりに両親に「これ、私も関わったんだよ」と手渡せるものができたので、自分用と両親用で2冊購入しました。地元・福井の本屋さんにも、この表紙が並ぶことを願って。

書籍概要
『SNSマーケティング7つの鉄則』では、データと事実に基づいてSNSマーケティングを徹底的に探求し、その本質を明らかにします。

著者である飯髙悠太・室谷良平・鈴木脩平は、当社のSNSマーケティング支援事業に携わり、これまで外資系企業や国内の大手企業、スタートアップなど、様々なクライアントの支援に従事してきました。企業のSNSマーケティング支援を通じて得られた知識やノウハウを、「7つの鉄則」としてまとめています。

本書は全4章構成で、第一章と第二章は、経営層に向けたマクロ視点からのSNSの概要を説いています。後半の第三章と第四章は、SNSやデジタルマーケティングの責任者・担当者に向けて、成果につなる実践的なSNS活用方法を紹介しています。

<こんな方におすすめです>
・急速に変化するSNSマーケティングの本質を理解したい方
・SNSマーケティングに取り組むことになったけれど、何から学び始めれば良いかわからない方
・すでにSNSマーケティングに取り組んでいるが、望んだ成果が得られていない方
・SNSマーケティングに取り組みたいけれど、うまく社内を巻きこめていない方

また、予約開始後の7月19日(水)時点で、Amazon「本/マーケティング・セールス全般関連書籍」および「本/SNS・ブログ」ランキングにおいて1位を獲得しました。

書籍情報
タイトル:『SNSマーケティング7つの鉄則』
著者:飯髙悠太(著)、室谷良平(著)、鈴木脩平(著)
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)
出版社:日本経済新聞出版社
発売日:2023年8月10日
単行本(ソフトカバー):304ページ
ISBN-10:4296113704
ISBN-13:978-4296113705

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4296113704/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17538222/

その他、各ネットストア、全国の書店などでお買い求めいただけます。

【内容紹介】
「中の人」頼みは、もう通用しない。

自社アカウントがバズっても売上につながらない!?
クチコミのつくり方から、成果につながる運用体制の構築まで、
なぜそうなるのか? どうやって実現するのか? を徹底解説。

【目次】
第1章 「中の人」の限界
1-1.SNS・デジタルプラットフォーム先進国「中国」のリアル
1-2.日本に根付く「中の人神話」
1-3.ブランドについて発信しているのは、企業だけではない

第2章 メディアの本質
2-1.SNS・デジタルプラットフォームというメディアの正体
2-2.ソーシャルメディアの本質
2-3.主要SNS・デジタルプラットフォームの「今」を知る

第3章 SNS時代の購買プロセスはULSSASへ
3-1.マーケターが直面する環境変化
3-2.なぜアテンションがとりづらいのか「SNS7つのファクト」
(1) スモール・ストロング・タイ
(2) ツイートは、地域を越えない
(3) 拡散はチェーンのように広がる
(4) 本当のインフルエンサーとは誰か?
(5) キャンペーンで集まるフォロワーは「懸賞アカウント」
(6) バズの入射角と反射角は等しい
(7) 見えないクチコミ「ダークソーシャル」の影響力
3-3.ULSSASがもたらすインパクト
3-4.ULSSASの構築方法
3-5.UGC生成で売上につながった事例

第4章 成果につながるSNSマーケティング 7つの鉄則
4-1.SNSはマーケティング全体最適の視座で取り組む
4.2.鉄則1:トリプルメディアで資源配分するとSNSの打ち手が見える
4-3.鉄則2:「言及在庫メソッド」がUGCを爆増させる
4-4.鉄則3:単体のSNSアカウント運用は失敗する
4-5.鉄則4:プラットフォーム特性の理解が動画を伸ばす
4-6.鉄則5:フォロワー数の多さだけでインフルエンサーを選ぶと外す
4-7.鉄則6:プラットフォームごとの「法律」が変われば対策も変える
4-8.鉄則7:組織全体のスキルアップがSNSマーケティングを成功させる


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?