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メモコレで大幅強化!!FILM型赤紫ロー徹底解説

みなさんお久しぶりです!初めましての方は初めまして。ペスと申します。


僕は普段YouTubeでワンピカードの対戦動画を投稿していて、この度久しぶりのnoteを主筆する事となりました。


noteを公開するにあたり、ある程度は説得力が必要だと思いますので僕の実績を載せておきます。

公認大会
エリア予選宮城2023  17位(7-1)
CS予選愛知2022      完走(6-2)
フラッグシップ    優勝
スタンダードバトル  優勝 ×20以上

非公認大会
天竜杯           優勝  
お宝争奪戦      優勝
バトロコBOX争奪戦  優勝
フダフダ杯      準優勝
しゅーまい杯     準優勝
その他非公認大会入賞×10以上


以前僕が投稿した赤緑ローのnoteは予想以上の反響があり、5弾環境に入ってからも記事を執筆していました


が、9割完成したところでサカズキが襲来、赤緑ローは消滅してしまいました。


そしていよいよ6弾環境。


「新環境になればまたローを使えるチャンスは巡って来るんじゃないか…!」

と僕は期待していました。



公開されたカードがこちら








終わりました。




辿り着いたリーダーがこちらです。








デッキリストと戦績

現在のデッキリストはこちらです

FILM軸の構築



メモコレが発売されてから出た大会の戦績はこちらです

天竜杯サブイベ 優勝
天竜杯サブイベ 準優勝
しゅーまい杯  ベスト4
スタバ32人規模 優勝
総合戦績18-2

現在出た大会の勝率は90%と安定した戦績を納めることが出来ています。


FILM軸を使う強み

赤紫ローは一種のコンボデッキです。


相手キャラを除去したい時は手札に《ゴードン》や《お玉》などのパワー下げカードを持っている必要があり、その効果で出すキャラカードは状況によって必要なシチュエーションが変わります。


例えばゲーム序盤ではドン加速をする《シャチ&ペンギン》や《アイン》を持っていないとその後の展開で出遅れてしまいます。


これらのカードは一枚一枚の役割がハッキリとしていて、バランスよく引くことによってデッキは円滑に回りますが、どちらか一方を引き続けると動きが途端に鈍くなります。


僕が調整を始めた2023年11月当初の赤紫ローの主流の型は、上記の問題であまりに不安定だったため、真っ先に改善策を考え始めました。


そこで色々と検証を重ねた結果たどり着いた構築が、サーチカード《ブエナ・フェスタ》を入れたFILM型構築だったのです。



デバフキャラが手札にない場合は
《ゴードン》《レイズ・マックス》《4ロー》をサーチ


ドン加速がない場合は《アイン》をサーチ

状況によって必要なカードを探しに行くことができます。


一般的なレシピの《お玉》の部分を削って採用していますが、《ゴードン》《レイズ・マックス》《4ロー》など、デッキ内にキャラをデバフできるカードは多い為、場に出せば比較的簡単にサーチすることが出来ます。


また《お玉》採用型で稀に起こる《ゴードン》や《レイズ・マックス》を引きすぎてアタッカーが手札になくなる問題も、《アイン》《4ロー》《シュライヤ》《サガ》などにアクセスすれば解決できます。


←こんな感じの事故


上記の理由から《ブエナ・フェスタ》を入れたFILM軸構築にすることでデッキの安定性は飛躍的に上がりました。


その他にもFILM軸を使う強みはいくつかあります。

・ミラーやサカズキ対面で強みを発揮できない《ボン・クレー》の枠をサーチのできるドン加速キャラ《アイン》にしているので安定してアタックにいける事

・《FILMロー》にアクセスしやすいことから赤紫ロー・モリア対面に強くなっている事

・《シュライヤ》にアクセスしやすいことから緑黄ヤマト・黒黄ルフィ対面に強くなっている事

などが挙げられます。


現環境の赤紫ローの立ち位置

こちらでは各対面との相性をご紹介します。


有利

カタクリ レイジュ

微有利
モリア エネル 黒黄ルフィ 緑黄ヤマト

五分
 緑単ウタ (青黒サカズキ) 

微不利
白ひげ ペローナ

不利
(環境デッキの中では特にありません)


サカズキ対面は先攻後攻や初手で大きく勝率が変わるため、詳しくは対面解説の項目でお伝えします。モリア対面に関しては僕の構築では有利が取れています。このあたりは戦い方解説の部分でご紹介します。


基本的なプレイ方針

赤紫ローは他のデッキでは見られないような特殊な動きをするデッキです。初見で判断しにくいプレイも多くあるので、こちらの項目では基本的な行動指針を5つご紹介します。


その1 2面展開はゲーム序盤から

現環境はゲームスピードが早く、黒系デッキを相手にすると《8モリア》が中盤から出てきてしまいます。この状況で優位な盤面を作れていない場合、面を取られ押し返されてしまいますので

先攻の場合は3t目から、後攻の場合は2t目から


リーダー効果を使いキャラを2面展開、盤面に圧をかけるようにしましょう。


例外としてドン加速のキャラがいなかったり《7エース》を採用している場合はリーダー効果を使わずにドンを伸ばす選択もあります。



その2 どこまで面処理をするか

赤紫ローを使い始めたばかりの方は相手の場にキャラがいる場合、どこまで相手キャラを処理するかがわかりにくいと思います。


その場合、手札やシチュエーションによってプレイが変わるので一概には言えませんが、基本はゲーム序盤〜中盤の4t目くらいまでは相手の場の4000以上のアタッカーはアタックされる前に除去するようにした方がいいです。


赤紫ローはとてもピーキーなデッキで、手札を全て使い切ってすれ違いで勝つようなゲームも少なくないです。毎ターン多面展開を狙うデッキなので手札の消費も激しく、ゲーム終盤まで手札を切り詰めて勝負しなければならない状況も多いでしょう。


よって手札リソースは可能な限り温存したいです。


相手キャラの着地と同時に処理することができれば、その分相手のアタック回数を減らすことができるので、こちらのリソースの温存にも繋がります。これはサカズキが取る戦略と同様の考えです。


ただ、中盤以降では話が変わってきます。


この状況では相手のキャラ展開が増えるので、全てに構うことが難しくなります。


この段階ではリーサルを狙える状況も近づいてると思うので、最低限相手にリーサルを取られないようなキャラの処理だけをして、後は無視してライフに圧を掛けましょう。



その3 レイジュを出すタイミング

レイジュを出すタイミングはゲーム終盤近くが望ましいです。


というのも、ゲーム序盤~中盤に2面展開をする際は《アイン》や《シャチペン》など、ドン加速キャラを優先して出す必要があるからです。


もしこの段階でドン加速キャラを後回しにしてしまうと、その後のキャラ展開で使えるドンが減ってしまうため、行動する選択肢が狭まってしまいます。


レイジュを出す判断基準は、ゲーム中盤~終盤に自分のキャラで相手にアタックした返しで、そのキャラを守れるカウンター値が手札に十分あるかどうかで判断するといいと思います。


このタイミングで自分のキャラ守り継続して殴らせることができれば、リーサルを決める決定力になります。



その4 ライフの受け方

基本的にはどの対面でもライフは2まで受けます。


このデッキは手札消費が激しい為、ライフを受けずにキャラ同士の殴り合いをしてしまうと途端にリソース不足に陥ってしまいます。


中盤以降はこちらのキャラを手札のカウンターで守りながら戦う展開になりやすいので、この時に十分なリソースを用意しておくためにもライフも受けておきましょう。



その5 速攻キャラを出すタイミング

速攻キャラはゲーム序盤は出さず、他の複数のキャラと同時に殴れるタイミングで出すと効果的です

特に相手のから殴り返しでこちらのアタッカーの数が相手のキャラより多ければどこかが生きて帰ってくる可能性が高いです。

また、速攻キャラは最低一枚はリーサル時に持っておきたいです

リーサルの時にリーダー効果を使って出すことで、相手の意識外からリーサルを決めらる可能性があります。意識されていたとしても0ドンで効率よくダメージを与えられるので出来るだけ抱えておきましょう。


各対面との戦い方

ここからは赤緑ローの各対面への相性や戦い方の解説をしていきたいと思います。

赤紫ローを相手にする方にとっても役立つ内容だと思うので、ご自身の使っているデッキと照らし合わせて見ていただければと思います。


VSサカズキ


先攻:微不利 後攻:微有利
後攻を選択します
アイン&シャチペンを狙いましょう。

キープ基準
ブエナ・フェスタ、シャチペン、アイン、レイジュ


FILM赤紫ローvs青黒サカズキの動画



サカズキとの戦い方

サカズキは隙のないリーダーのように思えますが、弱点はいくつかあります。


弱点1 ゲーム序盤における他面展開

サカズキの得意分野として、ルッチや犬噛紅蓮を使った他面除去が挙げられますが、ゲーム序盤ではサカズキ側の手札が整っていないことも多いです。


この段階での4コス~5コスのキャラの2面展開は強力で、除去の処理漏れを起こすことがしばしばあります。


もしこの段階でキャラを1体処理漏れすると、それからロー側が1ターンに2体ずつキャラを展開した場合、それらをルッチなどで2面処理しても最初の1体は場に残り、継続してアタックされる展開になるのです。


この展開はリソース供給が得意ではないサカズキにとってはかなり痛手で、それだけで勝敗が決まるくらい深刻な状況を引き起こします。


なので赤紫ロー側が意識したいことは、初手でシャチペンやアインがある手札をキープし、出来るだけ早期に4~5コス帯キャラを登場できる状況にすることです。


サカズキ対面では《4レイジュ》も欲しい



弱点2 リソース勝負

ここで言うリソース勝負とは手札と盤面、両方のリソースも含めて勝負を仕掛けるということです。


サカズキの強みは盤面のキャラの処理能力の高さと、それに付随するキャラの展開力が挙げられます。



この部分はサカズキ唯一無二の特性のように思えますが


キャラ処理からのキャラ展開は赤紫ローの得意分野でもあります


キャラの処理能力の高さだけで言うならデッキの大半がコスト下げと除去カードで構成されるサカズキに軍配が上がります。


キャラの展開力はどうでしょうか。


サカズキは《8モリア》や《ヒナ》&《ルッチ》など強力な面形成能力がありますが、それができるのは7~8コスト域のゲーム中盤からです


ゲーム序盤では《4ルッチ》や《4ボルサ》など3~4コスアタッカーは1体しか場に出せません。


ゲーム序盤はサカズキはアタッカーを1体しか展開できない→


その点赤紫ローは序盤から3~5コストのキャラを2面展開することが可能で、出てくるキャラもゴードンを絡めれば全て除去圏内です。


つまり、ゲーム序盤においては赤紫ローが面処理合戦で優位に立つことが出来るのです。


←序盤は面で勝つことが出来る


先ほども解説した通り、このタイミングでキャラの処理漏れを狙い2面展開をしていきます。


問題はこの段階でサカズキ側に2面処理をされた場合です。


その場合も変わらずこちらも2面展開していきますが、そのシチュエーションになると互いに手札を大きく消耗することになります。


ここで必要になってくるカードがレイジュやクイーンなどの手札リソースを増やすカードです。


レイジュは手札1枚でリソース3枚分のカードになるという、とんでもないリソース供給カードなので消耗戦になりやすいサカズキ戦においては、出来るだけ抱えておきたいカードです。


もし手札に複数枚あったとしても、カウンターとして切らず連打する展開にすることで、圧倒的なリソース差をつける事ができます。


またレイジュの他にも、リソースカードとして強力なカードがあります


速攻キャラです。


速攻キャラは一見リソースカードと関係がないように思われるかもしれませんが、登場したターンにアタックすることで相手リソースを‐1に出来ます。


相手がカウンターを切ればそのまま手札を1枚奪ったことになりますし、もしライフを受けられたとしても、それは将来使うカウンターのタイミングを先送りにしているだけなので、結果的にリソースを削っているような状況になるのです。


また、レイジュやクイーンの他にもう一つリソース供給をする方法として有効な方法があります。


それは、ライフを1まで受けてしまうということです


もちろんライフを1まで受けると相手からリーサルを決められる可能性は上がり、常に《犬噛紅蓮》を警戒したプレイをする必要が出てきてしまします。


しかし序盤からこちらが面展開とキャラの処理をしっかりできていれば、相手は強気にキャラにドンを振って攻めることが出来ないので、盤面のキャラに付き合わざるを得なくなるのです。


さらに僕の構築に入っている《ラディカルビーム》が手札にあれば、面を無視して攻めてきても守り切れる状況になるので、十分なカウンター値が手札にある場合はライフを序盤から強気に受けてしまってもいいと思います。



サカズキ戦まとめ

以上がサカズキ戦の戦い方になります!まとめると

・ゲーム序盤から2面展開し処理漏れを狙う
・レイジュはキープ基準、中盤からの登場を狙う
・消耗戦を仕掛ける上で速攻キャラを活用
・カウンター値がある場合はライフを1まで受けるのもアリ



ここまででようやくサカズキ対面のみ終わりましたが、10時間近く掛かりました…笑


これから少しずつ続きを書いていきますが、この分量で書くと今回もyoutube活動に影響が出てきそうなので(出てる)ここからは有料にさせて下さい…


以降は同じ要領で

・モリア、エネル、カタクリなど他リーダー対面との戦い方

・note購入者限定の対面解説動画の公開

・デッキの採用カードの解説

・採用候補カードの解説

・メモコレ前の段階でFILM軸に至った経緯

をしていきたいと思います。

また新弾発売して環境が動いた時は随時追記をしていく予定です。


youtubeやXでも赤紫ローの情報はよく投稿していますのでよろしかったら覗いてみてください

X(旧Twitter)
https://twitter.com/pethcard


それでは次はモリア対面について解説していきたいと思います!


VSモリア



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