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最近気に入っている道具について

Petit écrin étoile(プチエクランエトワール)のeriと申します。ハンドメイドでヘッドドレスなど布物を中心にアクセサリー製作をしています。
アイテムには刺繍やビーズ刺繍なども取り入れたりしています。

今回は私が最近気に入っている作業道具についての話です。
かなりマイペースな趣味で離れた時期もありましたが、小学生の頃から色々なジャンルの手芸をやってきました。
今までちょこちょこと揃えてきた手芸の道具も、手芸が趣味から販売になり、毎日のように触れていくうちにさらに愛着が湧いてきています。
そこでほんの一部ではありますが、私の製作で使っている道具について、褒めて褒めて褒めちぎる(?)記事を書いてみようと思いました。

買ったきっかけや使用の感想なども含めて書きます。
回し者ではないですが、手芸をやられている方や作家仲間さんの作業のちょっとした悩みの解消に繋がったり、購入を悩んでいる方にも伝えられたらなと思います。

便利グッズ

いきなり便利グッズからはじまるツール紹介です。

気付いたら3つともクロバー☘️でした


・ダブルルレット

チャコペーパーの上に布、型紙を置いてロールでなぞるようにして印をつけていくツールです。
ロールが2つになっているので、縫い代を簡単に均等につけることができます。
ロールをコロコロするのでカーブも楽々なんです。
縫い代をつける作業って結構時間がかかる上に特にカーブしているところの縫い代をつけるのが本当に難しくて悩みだらけだったので、これが一気に解決してくれて大助かりです。考えた人すごい!

しかも歯の間隔を変えることで縫い代の幅も(0.5cm刻みで1〜3cmで)変えられるという優れもの。
歯も点点と点線の2種類入っていてとてもありがたいです。

大学時代の卒研で多忙だった時期に何故かとつぜん急に!服作りをしたくなり、時短のために買ったものだと記憶しています。
思いつきで買ったのに便利すぎてもう手放せないツールです。

ここ最近は黒っぽい布にチャコペーパーを使ってで印をつける際に重宝しています。
持つところが少し曲がっているので力がそんなにいらずにスムーズにコロコロできて、そこも嬉しいポイントです。

・アイロン定規
比較的最近購入したものです。
ずっと欲しかったのでタイミングを伺って買いました。
主にヘッドドレスを製作する際に土台の生地の縫い代を折る工程で使っています。
目盛りがはっきり見やすいのも嬉しいです。

私の作るヘッドドレスは大体25〜30cmの間のものが多いので、アイロン定規もこれくらいの長さのものがサイズ的にちょうどよく、一発で綺麗に折ることができるようになったので買ってよかったと思っています。
ほんのりカーブしている部分もあり、きっとこれから、もっといろんな場面で活躍してくれそうで期待しています。

・ボールポイント目打ち
作家活動をはじめたタイミングで新しい目打ち欲しいなと思い買ったものです。

これは個人的にクロバーさんありがとうな目打ちとだと思っています。
先っぽがアーモンドみたいな形になっているんですが、これが本当にすごいんです。
先が隙間にすっと入ってくれるのに、くびれ?溝?の部分に引っかかってくれるので、例えば縫い目の間から糸を引き抜くなどもやりやすくてとても重宝しています。

先っぽは完全には尖っておらず、丸みを帯びているので角を出す時も生地が突き抜けたりする心配がなく、ヘッドドレス製作で大助かりです。
この先端の丸みのお陰で、どんな作業をする時も目打ちとしては比較的生地を痛めにくいので、本当に気に入っています。
そして持ちやすいサイズ感と絶妙に適度な重さが持ちやすいし使いやすいです。
ボールペン・シャープペンではDr.グリップが使いやすかったとよ、いう方にはしっくりくる重量感だと個人的に思います。

ミシン作業する時の細かい部分をおさえたり、面積の狭い部分を接着する時におさえたり、刺繍の方眼紙を取り除く時にこれで優しく引き抜いたり、糸が玉留めしづらい長さになってしまった時に結び目をおさえながら結んだり、とにかくいろんな場面でお世話になっています。

針山とゆびぬき
これもクロバーでした☘️

・針山
良さそうだなと思って去年末に買ったばかりのものですが、もうすでにお気に入りです。商品名は"色分けピンクッション"だったと思います。

一つの針山を2色にわけているので、刺す部分によって針の種類を分けることができます。
私は針の太さで分けることにしました。
刺繍用とビーズ刺繍用は特に差が顕著なのですが、同じ針なのに太さが全然違うので色分けすることで「今使いたい針」をすぐに手に取ることができます。
他に想定する分け方としては、縫い針と待ち針を分けたり、待ち針の種類を分けたりしても便利だと思います。

また、今まではコンパクトさを重視し四角い枕型の針山を使用していていつの間にか下から針の先が出てることが多々あり困っていたのですが、これは下がしっかり硬いので突き抜ける心配がなくて嬉しいです。
年齢性別問わず使えるナチュラルなデザインもポイント高いツールだと思います。

・ゆびぬき
ギャザーを寄せたり、生地が何枚も重なって縫いづらい部分を塗ったりする時に欠かせないゆびぬき。
長めの針を使って手のひら側で押す方が好きなので黒い皮のよくあるものをずっと使っていたのですが、ある日とうとう貫通してしまったので新しいものを探していたら出会いました。運命!

金属製なのでお皿に針当てた時に滑るかなと思ったのですが、すべらず動かずしっかり縫い進めることができます。
そして金属製なので貫通する心配がないのは個人的にとても嬉しいポイントです。

指輪みたいな感じでうっかりつけたまま外出しそうになったこともあるくらいつけてる感がないゆびぬきです。
サイズ調整も出来るので、いろんな人が使えるのも素敵です。

ビーズ刺繍糸

ツールというか資材の枠組みになりましたが、これも本当に気に入っている品です。

光をやわらかく反射して綺麗です

いくつか試した結果1番よくて何度もリピートしているのがこの MIYUKI ビーズステッチ糸 です。

とても細く適度なハリ感あるため、ビーズ刺繍針の小さな小さな針穴にスッと入りやすく
糸自体がするすると滑らかな質感なので、針にも生地にもビーズにも引っ掛からない
なのにちょっとやそっとじゃ糸割れしたり切れたりしない丈夫な糸です。
するすると作業が進むのでとても好きです。

ほとんど見えないことが多い糸なのに色展開が沢山あるのも好きポイント。私は画像にあげた3色を主に使っています。
使い分けは基本的に金具がゴールドかシルバーかでうす茶がグレーを分けており、
ブルーは透明度の高いビーズで思いっきり寒色なアイテムを作る時に使っています。
特にうす茶はお気に入りで、何度も何度もリピートしストックまである状態です。肌色に近く、自然な色のためアクセサリーとの相性がいいなと個人的に考えています。

値段もそれなりにしますが、それ以上の使いやすさだと個人的に思っています。

いただきもの

以前より仲良くしてもらっている手芸仲間から誕生日プレゼントでいただいたものです。

可愛いマカロン型の針磨き&針休めと、綺麗な糸切ばさみ。
作業する上で「ないと困る」というものではないのですが、道具や物を一つ一つ、作業の工程もひとつずつ大事にしようと思えるような2点です。

友人の心遣いが非常に嬉しく、マインド面でも影響を受け、それまで以上に丁寧な製作を心がけたいと身が引き締まる思いになっています。


並べてみると大体クロバーさんで自分でも驚きました。お世話になりっぱなしです。
本当は別のツールももっと語りたかったのですが、文字が3000を超えてしまったので、また別の機会に書きたいと思います。お読みいただきありがとうございます。

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