2016年4月第4週

18日(月)

土曜日に診察を受けた整形外科の紹介で手の専門家が4人くらいいるという病院へ行ってきました。3D-CT の画像を初めて撮りましたが、自分の骨が見事に折れている様子を 3D でグリグリとあらゆる方向から見ることができるのは奇妙な感じがします。ただ、オッサン としては体内にある骨を立体的に確認できるというモノスゴイことが目の前で起こっているはずなのに、モニターの中で回っているものがなんか自分のパソコンでも再現できそうな灰色一色の残念な質感だったことにショックを受けました。せっかくだから最近世界へ影響力のある人として名前の挙がった 草間 彌生 さんのお力を借りて白地に赤い水玉模様でテクスチャマッピングしていただけると オッサン たちまち直る気満々になってしまうのですが、どこか医療機器を開発している会社で考えていただけないでしょうか?。あっ、そうそう診察の結果、骨が折れて手首方向に斜めってずれてしまっているために 26日 に手術決定です。
(NO IMAGE)

22日(木)

我が家の小さなオッサン がだんだん新しい住まいに住むことにあきらめがついてきたのか?、落ち着いてきたように見えます。ただ前の家から多少スケールダウンしている狭い我が家なので、我が家の○○ネコ さんは徐々に冒険心を触発されるところがなくなって時間を持て余し気味に見えます。まあ、そんなときはたいがい寝てしまうのですが……。わかってますよ、Chacha さん、あなたに必要なのは 諏訪大社 の 式年造営御柱大祭 の 山出し のようなイベントです。

23日(金)

ヒマを持て余し気味の ○○ネコ を家の中で見かけたら……、やることは一つ。退屈ネコの気持ちを変えるイベントは?。そう!、シャワータイム。そして Chacha さんはこのシャワーというイベントがどうも嫌いっ!!!、……らしい。シャワーから解放されると、体操のあん馬のモデルになったのではないかと思われるくらいの勢いでグルーミングを始めます。

シャワーで山積したストレスをホドクかのように舌が届くかぎり一心不乱に毛並みを整えていきます。

仕上げに チュッチュ 加えてグルーミングを仕上げていきます。まるで オッサン による手荒なシャワーで乱れされた気持ちを整えているかのようです。

さて一通り満足するようなグルーミングを終えると、もう二度と オッサン に拉致されてバスルームへ連れ込まれないようにシェルターに避難します。なにせ今回は オッサン の右手が多少不自由の中、行われたシャワーですので、諏訪大社 の 御柱祭り でもどちらかというと 上社 ではなく、下社の 木落し坂 くらいのスリリングは味わえたかと思います。これでしばらくはあんな目に遭いたくないと願う ○○ネコ Chacha さんであります。

オッサン 企画のイベントのおかげで、夜はぐっすりです。まあ、基本、シャワーを浴びようが浴びまいが寝ていることに変わりないんですが、何か?。

24日(日)

昨年の4月12日の対戦から早1年。J-League界最大のクラブチームとの対戦の日がやって来ました。昨年はホームもアウェイも勝てなかった相手。特にホームゲームでは勝ちゲームを途中交代の ズラタン の終了直前のヘッドによる 逆等々力劇場 を味わった相手です。前の2試合は我が家の白い フェラーリブルーバード (※注1)で乗りつけましたので、久しぶりに最寄駅から競技場まで足で向かいます。アズネロ通り のハナミズキ は他の場所より開花が遅れ気味でしたが、なぜか1本だけ花をつけた木がありました。

残念ながら天気は完全な晴れとはなりませんでしたが、歩道の ツツジ の鮮やかな色は太陽光の不足をモロトモしない力強い色です。まるで両チームの 1st ステージを左右するこの対戦への決意を象徴しているかのようでした。

ここ 川崎 では普段通りサッカーの試合が行われますが、サッカーどころではない地域が西のほうにあります。オッサン にとって 熊本市内 や 阿蘇 は大昔にシーズン外れの一人旅行で訪れた地なので、そのシンボリックな存在の 熊本城 の惨状はテレビ画面を直視できないほどの思いになりました。今節は日本中の試合会場で支援に向けた活動が行われているようですが、等々力競技場 では支援のためのポスターが出来上がって貼られていました。

毎年のことですが、浦和レッズ との対戦では、等々力競技場 の可変システムによるアウェイゾーンがこれでもかっ!、ってくらい広く陣取られます。1階席は競技場内の構造のためにこれ以上広げられない場所で区切られてしまうために、2階席はそこはもうバックスタンドでしょ、と言いたくなるところまで赤いお召し物を身に着けた人々に座っていただくことになります。フロンターレ の収益のためにあまり大きな声では言いませんが、フロンターレ の スタッフ さんには間違ってその階段を上がろうと一番奥まで行っちゃった経験があるということ伝えたい オッサン です。

Jリーグタイトルスポンサー 明治安田生命 がこのマッチスポンサーになっていますので マスコット の うさりん がエスコート役を務めています。「耳を延ばしたり縮めたりぴったり」するそうです。エスコートキッズの背番号はクラブ20周年を記念して 20番 になっているとのことです。車屋 紳太郎 のファンばかりが揃いも揃っちゃったわけではないそうです。

毎度、オッサン がひいきにするためにやたら登場の ふろん太くん さんです。選手紹介のときは前振りのビデオが流れだすとウォーミングアップをはじめ、選手の紹介に合わせてその選手にゆかりのあるポーズを決め、最後は 親方(※注2)、もとい、監督の腕組み?、で試合開始の雰囲気づくりに貢献します。

これをこのノートで紹介することがいつも応援しているクラブにとってイイことではないのは重々承知なのですが、あまりにショッキングな光景だったのでこのノート限定でお伝えします。試合は選手の集中力が見事に結実した攻防で目が離せない展開でした。攻守の切り替えと息をつかせぬ縦への瞬時のパス。それに酔いしれているときに、ふと横を見るとグロテスクな光景が広がっていました。それが次の画像です。試合開始まで中で子供たちが飛び跳ねて遊んでいた ふろん太くん ふわふわ が全身を強く打った状態で横たわっているのを眼にしてしまった。3人のスタッフと見られる人が ふろん太くん ふわふわ の身を案じて右往左往しているように見えます。これは日本のテレビや新聞ではモザイクを入れないと配信できないですが、このノート限定で特別にモザイクなしでアップしています。

あっ、試合結果ですが、さすが首位攻防戦でした。負けて力不足を感じ、勝ってさらに自信を深めた両チームだったようです。相手守備を崩そうと意図をより強く感じたのは フロンターレ の攻撃で、攻守/守攻の切り替えと判断の瞬間的な速さで上回ったが レッズ だったように思います。特に フロンターレ にど真ん中で勝負して見事に零封しやがるなんて……。ACL から時間がなく高いモチベーションと集中力を90分間維持し続けた 浦和レッズ の浦和レッズ たるゲームに敗れて納得の家路でした。実は オッサン が 等々力 に通うようになって2年と8ヵ月くらいになりますが、ここで レッズ の WE ARE DIAMONDS を聴くのは初めてでした。スタンドの最前列でタバコを吸ったり、トイレを待つ列に並ばない、芝生を養生している区画に踏み入るなど、一部に問題サポの行動を眼にしますが、やはり レッズサポ はスンバラシイィ、見本とするべきサポーターです。


今週のパノラマ:

なにやらメインスタンドが新しくなって2シーズン目、多少のキャパシティが広がったとはいえ立ち見必至の 浦和 戦。等々力競技場 新記録の入場者数を記録した試合の場内と。足早にスタジアムを後にする フロサポ が多かった 等々力競技場 正面道路。


※注1
フェラーリブルーバード:
正しい発音は「フェラーリ」を周りに聞こえるよう大きな声で発音し、「ブルーバード」はそう言っているのか聞き取れないくらいあいまいに小さな音で発音することが正しい発音。

※注2
親方:
4月2日の等々力競技場での J1リーグ 1stステージ 第5節 vs. 鹿島アントラーズ では、試合前のイベント「イッツアスモウワールド」の一環として試合前の選手紹介も相撲の呼び出しのアナウンスで行われ、その際に「監督・風間 八宏」は「親方・風間 八宏」として紹介された。