見出し画像

利き目がいつの間にか変わってた理由が脳腫瘍だった件、それが判明したのは婦人科受診だった件


元々視力は良かったのです。
それがずっと以前の話、右目の視力だけが急に1.5から0.7に落ちていました。

焦点が合いずらかったり、二重に見えたりテキスト読むのに無意識に片目閉じてたり、日常生活に支障が出てきたのでメガネを作ったりしましたが1年経たずに視力は戻り、仮性近視だったと診断されました。


病気が判明する半年前くらいに眼科を受診しました。

物が二重に見えたり、目の奥が痛くなったり、あちこちぶつかったりしていました。目が疲れやすく漫画の単行本一冊読むことができません。仕事にも支障が出まくりでした。



検査で右が利き目と言われ、どういうこと?ってなりました。

若い頃、右目だけ仮性近視で視力が0.7まで下がり、右目を閉じてテキスト読んだりしていたのです。自分の利き目は左だとずっと思っていました。

そして症状のわりに視力はそんなに悪くはなっていなかったのです。

眼科医から、軽度の老眼ではないか、この程度ならメガネを作らなくても大丈夫だと思うが、希望するなら処方箋書きますよと言われました。

メガネは作ったんですけど、結論から言うと全く無駄になってしましました。



ずっと何となく体調悪かったのですが、2020年夏頃のこと、「しんどい、体調が悪い」とこぼしていたら夫に強く受診を勧められたのでした。


月の関係かと思ったので地元のF総合病院の婦人科に行き、血液検査で甲状腺とプロラクチンという女性ホルモンの数値が高く、医師から頭部MRI受けるように言われました。


結果、左右の視神経の間にデキモノがみっちり詰まっていました。この病院では対応できないと言われ自分でネットで見つけた症例多い病院を紹介してもらいました。


紹介先の大きな病院で、非機能性下垂体腺腫と診断されました。

原因は不明、いつからあるのかもわからない。この場所にできる腫瘍は良性なので命の危険はないが、すでに視神経を圧迫しており、このままだと失明すると言われました。

視野が欠けていることはないかなど言われましたが、目の不調なんて、ずっと当たり前すぎてピンときません。


ただ利き目がいつの間にか変わってた理由がわかってスッキリ腑に落ちたのでした。

脳神経外科の先生からは早めの手術を勧められましたが、内分泌科の先生からは甲状腺の数値が落ち着くのを待つように提案されました。


(地元の総合病院の内科医からバセドウ病を診断されて、チラージンを処方されていたけど、それは誤診だったことが判明したお話はまた後日に?)


11月に3週間の入院が決まりました。

鼻の奥に穴を開けてデキモノをほじくり出し、腹肉取ってきてフタをするという手術を受けました。


入院中の負荷試験で、あるホルモンがほぼ出ておらず長年の体調不良の原因が判明。

フルタイムで仕事をしていましたがパートタイムに変えてもらいました。

難病の申請が通り、治療をしつつ長く離れていたお絵描きをまた始めることができました。本当にありがたいことです。


目の症状は、二重に見えることは今でもあるけど、ぶつかることはなくなりました。

失明の危機は回避したのでした。


でも先日地元のK病院で受けた眼底検査で異常が見つかったのよね。。。

(特定健診のオプションだったのでした)

病室から見た風景 2020/11


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?