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戸籍と次世代デジタルライブラリーと旧土地台帳。

なにも女系だけを追ってるわけではなく私は全系統知りたがりである。

一筋縄ではいかない戸籍取得。なんとか探してもらう為、あの手この手で探しやすいキーワードを集めるのだ。

これ以上古いものはありませんと言われても、廃棄されても、焼失しても、父母存命の横の戸籍ってあるじゃない。あったりするのだ。いや、結構ある。

知った風に言ってるが、詳しくは上記サイトご参照。

そんなわけで、焼失の告知書を発行して頂いたものの、母の生没が分からない家系があった。その一つがA家だ。

母方曽祖父の実家A家

A家は母方曽祖父の実家だ。母方曽祖父G次郎さんはS家へ婿入り婚をした。
G次郎さんは名前の通りA家の二男である。
と言うことは、A家は長男か、その他の兄弟姉妹が継いだと考えられる。

焼失の告知書はG次郎さんの父、惣次郎(私の高祖父)さんの名前で出ている。

こういう証明書は戸主(世帯主)の名前と番地が一致しないと発行されない。各リストがあるそう。
↓↓

A家の告知書

ということで、G次郎さんの実家、A家の番地は戸籍から判明していて、
告知書により昭和20年4月15日より前に高祖父惣次郎さんは亡くなっていることも分かる。

ところがだ。
何度も言うが高祖父惣次郎さんの妻、G次郎さんの母は大正式の戸籍の母欄にコヨさんと名前があるだけで、生没不明である。名前があるのはとっても有り難い🙏✨

多分同じ年頃であろうS家の高祖母テルさんは昭和26年まで存命である。

と言うことはA家の高祖母コヨさんも昭和20年4月15日を越えて存命かもしれない。だって女性は長生きだって言うじゃない。

ではまず、A家を継いだ人物の名前を旧土地台帳で探す。
(昔の戸籍の番地と旧土地台帳の地番が同一というラッキーな地区)

届いた中に高祖父の名前はなくてピンとこず。

元番
高祖父惣次郎さんと同姓が3人
枝番
同じく同姓

郡村誌を読むが、同姓はいるものの惣次郎さんの名前は無いし、住所は無いし、続柄の特定に至らない。

しばらくして、その時大流行り(?)していた次世代デジタルライブラリーに手を出す。

沼仲間の先祖ヒットがtweetされる中、人っ子一人ヒットしない我が家系。

人名フルネームで検索したり、地名(番地入り)と名字で検索したり何度も何度も検索する。
↑諸先輩方のアドバイス↑

そして、ようやく番地と名前が一致する人物を発見。

ヒットした書籍の年代に選挙権を持てる年齢というところから従前地番地の旧土地台帳の写しに出てくる人物は曽祖父G次郎の兄、長兄だと断定!!

A家の戸主名というキーワードを入手!

これで、番地、戸主名、母の名前という、探しやすくするためのキーワード(もはや三種の神器だ!)の入手に成功!
早速、戸籍の申請書類を送る📮
(テルさんとコヨさんは同村なので同時進行だった)

役所からTEL。
旧村名が異なるらしい。無いと言われる。
いや、諦めない。
確かに生○村→生○尾村→生○町と明治から昭和にかけて変わっている。
ただ、電話帳など見てみると番地は変わらないようで、
番地で探してもらったり、生○町(新しい町名)でヒットしないか、粘り強く探してもらう。

そして…

傍系戸主(曽祖父の兄)で直系尊属存命の戸籍をゲット!!

高祖父惣次郎さんの死亡年月日、高祖母コヨさんの生没年月日、従前地、両親の名前(與兵衛さんルイさん)が判明したのである🙌

残念ながら従前地は村名のみ、番地なしのため、証明などは発行なし。

ともあれ、粘り勝ち💪🎉

付箋が嬉しい

コヨさんは昭和6年に亡くなっていたが、再製による遺漏ということで戦後に許可のもと記載された。
○太郎さん!!有難うございます😭✨
長男○太郎さん以下兄弟は商売をそれぞれしてるようだし、相続などの関係で母(コヨさん)の死亡年月日も必要だったんだろうか🤔

ということで、焼失以前に亡くなっていたとしても、子孫が再製していれば、記載があることもある!ということも分かったのである。

大収穫だ。






以下余談。
コヨさんの旧姓と従前地はなかなかこれまた熱い。

同姓の名がつく神社や地名、同村同姓の衆議院議員さんがいたりする。

その衆議院議員さんのご先祖は武田家家臣に繋がるそうだ。

果たして與兵衛さんはそこに繋がるのか!?

これはまだまだまだまだ調べ中_φ(・_・
またの機会に。

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