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売り上げ◯倍が実現?ユーザー目線で考えたトレンド感あふれる“売れる商品”の作り方

こんにちは、Petrel(ペトレル)編集長のぱるぱるです!

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、2019年6月29日(土)~7月7日(日)の期間でBOTANIST TokyoさんとPetrelのコラボドリンクを発売いたしました・・!

あの誰もが知っているBOTANISTさんとのコラボということで、本当に嬉しかったです。このような機会を与えてくださったI-ne様には感謝してもしきれないです。

なんとこのコラボドリンク、KPIとしていた売り上げの2.7倍売れたということでした・・・!企業様のマーケティングをサポートする身として、好成績での着地はこれ以上ない喜びです。

今回はI-ne様に許可をいただき、
こちらのドリンクができるまでの過程や、Petrelだからこそできるトレンドを押さえた「売れる商品のつくりかた」を書いていこうと思います・・!

売れる商品にはカギがある

今回このお話をいただいて、やらせていただくからにはとびっきりイイ物を作りたいという思いで一杯でした。

このような商品開発における良い結果といいますと、やはり「売り上げ」が一番の指標になるのではないでしょうか。

売れるためにはどうすれば良いのか。ユーザーが求めていて本当にトレンド感のある商品を作る必要があると私は考えています。“インスタ映え”を表面的にとらえ、“なんとなく奇抜な商品” “なんとなく可愛い商品”を作っても、消費者の心は動きません。


この辺りは様々な企業さんで試行錯誤されていると思いますが、インスタ映えを誤解した商品を見かけることも多くあります。
インスタ映え、と銘打つだけでは何の意味もないんだよなあ、とよく思います。どうやったらユーザーはそれを写真に収めて、Instagramへ投稿してくれるのか、友達に拡散したいと思ってくれるのか、など先のことを見据えた商品を作りを忘れてはいけない。でも意外と見落としがち・・・。

だからこそPetrelでは、ユーザーが商品を購入したい、写真を撮りたい、拡散したい、と思ってくれる導線で商品開発を行いました。

とびっきり可愛くってトレンド感があって、ユーザーの求めているものを実現させることが重要。時代遅れで、ユーザーが求めていない商品を作ることは、全くもって意味がないことでしょう。しっかりと本当の流行を見定めるべきだと思います。

何が流行っているのか、きちんと理解する

では一体何を基準に流行っている物を作っているのか、ということになってきますよね。Petrelのアカウント運用を通じて、肌で感じる流行はもちろんあります。
ですが、根拠のないトレンドよりも根拠のあるトレンドの方が本当に売れる商品開発を間違いなく支えてくれます。
何が本当に流行っているのか、これから流行るのかをしっかりと理解することが重要ですね。

Petrelでは根拠のあるトレンドを掴むために2つの分析を行なっています。

①MASAIを使ったトレンド分析
②PetrelにおけるInstagram投稿の分析

上記の分析によるトレンド発見についてお話したいと思います。

①MASAIを使ったトレンド分析

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弊社のソーシャルメディア解析ツールの「MASAI」はInstagramから読み解くトレンド分析を行えます。
Petrelはこのデータを用いたWebメディアで、普段からトレンド分析の結果を参考にコンテンツを選定しています。

トレンド分析は、グルメやコスメなどの様々なカテゴリーで行なっております。各カテゴリーごとのトレンドや流行を生み出している”トレンドセッター”と言われるアカウントをトラッキング。トレンドセッターがInstagramにおいて使用しているハッシュタグを解析しています。解析したハッシュタグの中から投稿件数が前日比・前週比・前月比で高くなっているものを抽出。
ハッシュタグ数が前週や前月から急激に伸びている投稿はこれから来る・今来ている、つまり「トレンドである」ということなのです。

ここからさらに解析を行い、今本当に流行っている物をデータを通して見つけています。MASAIのおかげで、今来ている物が秒で分かります。本当に秒です、、、!

②PetrelにおけるInstagram投稿の分析

PetrelではMASAIを使用して、投稿を毎日分析しています。

https://mas.ai/


エンゲージメントの高い投稿を分析することで、ユーザーが求めているコンテンツが分かります。リアルタイムに“いま”ユーザーが求めている情報、トレンドをキャッチできるんです。
下記で詳しく話しているのでこちらも見ていただけたらとっても嬉しいです・・!

このようにトレンドを見つけて、今本当に流行っているもの・商品化をすれば売れると確証のあるものを抽出しています。

BOTANIST Tokyoさんとはコラボドリンクを作ることが決まっていたので、上記の分析結果から上がった今注目の要素をいくつかピックアップしました。

・ラメの入ったキラキラドリンク
・クリームソーダ
・カラフルなミルクドリンク
・ボトルドリンク

今はタピオカがベストと思いがちですが、データは違う答えを教えてくれました。トレンドインしてからしばらくたつタピオカよりも、真新しく新鮮味のあるドリンクが話題になりやすいのです。
(Petrelのアカウントではタピオカドリンクのエンゲージメントがかなり低い=ユーザーの興味関心が低いという結果がでています・・)


上記の分析で分かったトレンド要素を取り入れて、2種類の試作品が完成しました!

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ラメの入ったキラキラドリンクとカラフルなミルクドリンクというポイントを活かして頂きました。どちらもメニュー化したいくらいとっても可愛いドリンクで、イマドキ女子の心を掴む見た目と味です・・!

七夕のメニューということで赤色の「織姫ドリンク」、青色の「彦星ドリンク」という2種類を作成いただいた点もポイントです!

Petrelの投稿では圧倒的に2個持ちの画像のエンゲージメントが高くなる傾向にあるのです。
そこで、2つセットで写真を撮りたくなる商品にすることでより多くの人へのリーチを獲得し、ドリンクを2色とも購入したくなるような仕組みにしました。この導線も売り上げに貢献した一つの要素であると考えます。

ユーザーへのアンケートで”自分ゴト化”を

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とっても素敵なドリンクが完成したところで、次に重要になってくるのがPR施策です。今回は2パターンのドリンクから「選ばれた1種類のみを販売する」と決め、最終ステップでユーザーを巻き込む参加型施策をとりました。

Petrelのインスタグラムアカウントのストーリーズ機能でユーザーへのアンケートを実施。
約5000人が回答してくださったため、“5000人が選んだドリンク”として訴求したんです・・!

それぞれのドリンクの好きなところもユーザーからヒアリングし、その意見も踏まえて商品化するドリンクを決定しました。ちょっとしたステップではありますが、ユーザーの参加を促したことで、ただ新商品の情報を発信するよりも商品への愛着を持ってもらえました。

「自分の意見が反映されて商品ができた!」という自分ゴト化が、「買いたい!」という気持ちにつながることを強く感じました。

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また、ユーザーが「これ、私の投票したドリンクだよ」と、主語を自分にして拡散してくれたことも商品認知が広がった理由の一つであると思います。
やっぱりPR感溢れる投稿だけではなく、「Petrelのドリンク可愛い〜〜〜飲みたい〜〜」といったナチュラルな口コミを増加させることがとても重要なことも再認識しました。
ドリンクを撮影しInstagramへ投稿した写真はPetrelのアカウントで紹介してもらえる、というサイクルも投稿数の増加につながりました。

トレンドならお任せください!


Petrelではこのように、データドリブンのトレンドを活かした商品開発を行なっています。これからもトレンド感のある商品開発や企業様のお手伝いをもっともっとしていきたいと思っている次第でございます・・!

また、弊社ツールのMASAIに興味を持った!なんてご相談も大歓迎です。

少しでも気になった方はお気軽に下記お問い合わせフォーム、または下記メールアドレスまでご連絡いただけると嬉しいです。

担当:菊池
petrel@pasture.biz

これからも次世代のトレンドを生み出し、たくさん発信していこうと思っておりますので、Petrelをよろしくお願いいたします・・!


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