日記のようにサウンドトラック盤から好きな一曲を紹介します。

23曲目：ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』サウンドトラック収録「Makoto's Rhapsody」

まさに現代音楽版ラプソディーインブルーといった感じの、大曲！
こういう曲がドラマで（地上波で）平然と流れるというのが素晴らしいことだなと思います。最初の最大限までに強く突かれたアタックの後の、和太鼓みたいな音がまたいさぎよく気持ちがいいです。
サックス奏者である清水靖晃氏は劇伴だとNHKの番組をよく担当されているイメージですが、最初に起用した方は天才やーと思います。ざっくりした感覚で言うと、サックスって人の声色に近いような気がするので、劇伴として使うには強い判断が必要だと思うんですよね。
それゆえに唯一無二、これを日本的といっていいのかわかりませんが、洋楽の気配のない、みたことのない景色を感じさせてくれます。情緒とは違うところで仕事をしているというか。大好きです。