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捉えやすい交流重賞ならロードゴラッソ~第47回佐賀記念(2020)予想~

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第47回佐賀記念(JpnⅢ)の予想です。
予想のポイントは以下。
馬場:2/8,9のレース内容からは外差し、追込も決まっていた、逃げも残るので差し→逃げの順
佐賀2000m:向正面2角ポケットからのスタートなので3角までは約300mある、小回りコースで直線は200mしかない

重視:騎手、脚質、輸送、実績
ここらへんを踏まえて予想していきます。

佐賀記念予想

地方交流重賞の中距離以上の場合は馬群が二つに分かれる。
先団が中央勢、後団が地方勢となりやすい。
馬券に絡むにはまず先団にとりつけなければならない。
その中でも差しが今の馬場傾向には合っている。
なので差しというよりも好位差しが最も馬場に合っている。
中央勢中心だが、位置取りを精査して予想を組み立てたい。

所属に関しては、佐賀という日本で最も西側にある競馬場なので、輸送面の影響が強く出ると思っている。
佐賀に近い関西栗東所属が輸送面で調整がしやすい。

◎ロードゴラッソ

栗東所属で重賞シリウスS勝ち馬。
今回の中央勢で関西所属がこの馬以外にはノーヴァレンダとテルペリオの2頭。
実績的にも近走の内容的にもロードゴラッソが抜けている。
そして差し馬でもある。
各馬の近走を見ると、今回逃げるのがラインカリーナだと思われる。
その後ろにロード以外の中央勢が並び、それを見る形でロードゴラッソが追走する。
外差しが決まりやすい今の佐賀競馬場において、最も恩恵を受けられるのがこの馬。
近走では2走前の浦和記念では上がり最速をマークしており、4走前の勝利したシリウスSでも上がりは3位をマークしている。
中央勢で最も差しっぽいのがこの馬。
前走東京大賞典から川田さんとのコンビを組んでおり、その時は道中5番手からの競馬で勝ち馬と着差はあれど5着に粘っている。
今回も同じように5番手辺りからの差しが期待できる。

また今回は鞍上に差がある。
2019年のリーディング順位でみると以下の通り。(中央のみの戦績)
川田騎手(ロードゴラッソ):2位(重賞86勝)
石川騎手(ナムラカメタロー):38位(重賞3勝)
松若騎手(テルペリオン):24位(重賞6勝)
武藤騎手(ラインカリーナ):29位(重賞0勝)

ノーヴァレンダに騎乗するシュタルケ騎手はドイツのリーディングジョッキーなので基本的には芝のレース専門。
もちろんデビュー年が違うので一概に数字だけでは判断できないが、地方交流重賞で佐賀競馬場という中央騎手にとってはあまり経験のないコースでのレースとなるので経験値がものをいう。
この中で中央GⅠ勝ちがあるのは川田さんのみで、ほかの日本人騎手はまだ若手の域を出ない騎手たち。
今回は騎手の差が大きく出ている。

正直斤量面を含めると馬の能力自体は拮抗していると思うが、脚質、輸送、騎手という面でロードゴラッソが秀でている。 

〇ラインカリーナ

前走はスピードのあるクレイジーアクセルがいたのでハナは譲っているが、それ以前の3走ではいずれも逃げている。
関東オークスを制した時も逃げての勝利。
枠も5番枠で、是が非でも逃げたいという馬が今回はいないので、割りとすんなり逃げられると思われる。
佐賀競馬場は直線が200mしかない小回りコースなので、いくら今の馬場状態が差し有利といえども逃げも残る。
2/8,9のレースでは差しが勝って逃げ馬は2,3着というレースが多かった。
砂の深い川崎競馬場で重賞勝利をしている点も、佐賀競馬場が砂の深いコースなので〇。
小倉で勝利経験があるように、関東所属馬だが長距離輸送も苦にしないタイプ。
2走前にはOP戦(4着)だが牡馬混合戦を戦っており、この時の1着馬は先日東海Sを勝ったエアアルマス、2着馬がのちにみやこSを勝つヴェンジェンスという強力メンバー。
3着馬も重賞勝ち馬だった。
そこでの4着で牡馬重賞級ともやり合えることを証明している。
全体的に大きな割引きがなく、確実に馬券には入って来るのではないかと思われる。 

▲ノーヴァレンダ

近走は不振だが3走前の白山大賞典では先行して3着。
もともと全日本2歳優駿を2番手先行で押し切っている馬なので、先行できてナンボだと思う。
前走福島民報杯では外枠ということもあり道中は5番手だったが、スタートからの行き脚自体は良かった。
復調の兆しは見せている。
今回は12頭立ての8番枠で、内ラチ沿いは砂が深いので避けられる佐賀競馬場でのレースなので、先行しやすい枠に入った。
馬のレベルも格差があるので、取りたい位置を取りやすいのではと思う。
白山大賞典の3着が思い出される。
関西所属のノーザンファーム生産馬なので休み明け・輸送も他に比べると不安要素となりずらい。
砂の深い川崎でGⅠ勝ちもしているので、佐賀の馬場も合いそう。

△2頭一気に

△1ナムラカメタロー
4歳の上がり馬で、OP入り緒戦の師走Sでもいきなり勝利と勢いは十分だが、輸送面が超不安。
これまで長距離輸送はなく、関東圏以外のレースは滞在競馬の函館のみ。
それが今回小倉よりもさらに遠い佐賀競馬場でのレースに臨むわけだから、調整はかなり難しい。
輸送を苦にしない可能性もあるが、長距離輸送をこれまで避けていたのではとも思わせる戦績が気になる。
東京コースではキレ負けしてしまうタイプなので、パワータイプ。
中山や福島といった小回りでパワーを要する舞台に強い。
ということで佐賀の馬場自体は合うと思われる。
重賞初挑戦、鞍上も交流重賞ではそこまで乗っていない、超長距離輸送と懸念点が多い。

△2テルペリオン
近走不振で、特に前走は逃げて15着と結果が出なかった。
それでも3走前マーキュリーCではロードゴラッソに先着する3着という実績があり、無理なく先行できればチャンスはある。
そして、今回は交流重賞なので先行はしやすい。
抑えで。

買い方

◎ロードゴラッソ
〇ラインカリーナ
▲ノーヴァレンダ
△1ナムラカメタロー
△2 テルペリオン 

【3連単】
◎→〇→▲△1△2
◎→▲△1→〇
計 5点

 

以上、第47回佐賀記念(JpnⅢ)最終予想でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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