フェイムゲーム

人気なさすぎバレリオ~第70回ダイヤモンドS(2020)穴馬近走報告~

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第70回ダイヤモンドステークス(GⅢ)の穴馬探しをしていきます。
現在の人気想定は以下の通り。(2/18時点)
1人気:タガノディアマンテ(2.2)
2人気:タイセイトレイル(5.1)
3人気:アドマイヤジャスタ(6.3)
4人気:オセアグレイド(7.2)
5人気:ポポカテペトル(8.6)

6人気以下はメイショウテンゲンが14.2倍と単勝想定10倍以上。
人気馬は直前に分析するとして、今の内に穴馬を探しておこう、そうすれば直前に人気馬の分析に時間を充てられると思い週初めに人気薄馬の分析をすることにしました。
それでは行ってみましょう!

東京競馬場の馬場状態

先週は稍重馬場でのレースだったので上がりはかかっていたが、イン有利は変わらなかった。
今週は雨は降らず良馬場で行われることが想定され、となれば上がりも求められる。
ダイヤモンドSは3400mと長距離戦だが、上がり33秒台の決着も過去3年で2回あるように瞬発力のいる長距離戦。
先行力があって瞬発力のある馬がマッチしている。

バレリオ(78.7)

・オリオンS(前走:1着)
阪神2400m、13頭立て、3番枠からのレース。
スタートが上手く決まり馬なりで3番手先行。
最内もすんなり確保している。
道中もインベタ付きで、掲示板に載った馬は全てインからの馬。
1000m通過が63.2のスローペースで先行有利の展開だった。
最後は上がり2位の33.5でフィニッシュ。
能力も示したが、レース運びも完璧だった。
因みにこの時の2着馬エーティーラッセンはのちに日経新春杯で3着に好走している。

・六社S(前々走:5着)
東京2400m、15頭立て、11番手からのレース。
スタートは若干後手に踏むが、11番枠から上手くインに潜り込み1角時点では最内を確保している。
道中は8番手追走、1000m通過が62.7のスローペースだった。
着順からするとこの馬よりももう1段前にいた馬達に有利な展開。
直線では掲示板に載った5頭でこの馬以外は外に出し、この馬のみインを突いた。
結果的に外が伸びていたので、この差が出ての5着という見方もできる。
上がりは上位ではないが33.7をマーク、勝ち馬とは0.3秒差。
ゴール後はこの馬が1番伸びていたので、まだまだ余力が残っていたのだろう。

瞬発力勝負に強く、スタミナも豊富。
スタートに若干の不安定さがあるが、前走では先行できているしそこまで気にする必要はないだろう。
六社Sの勝ち馬はアフリカンゴールドでこの馬は次走AR共和国杯で1人気3着になった馬。
戦ってきた相手関係も強いので、距離延長の特殊な長距離重賞なら面白い。 

ヴァントシルム(22.3)

・ステーヤーズS(前走:7着)
13頭立て2番枠からのレース。
スタートはあまりうまく決まらなかったが、すぐさまインを取り、道中は常にインの6番手を追走。
3600mの長距離戦なのでスローからのロングスパート戦となったが、インから攻めて勝ち馬に0.7秒差の7着。
見せ場なく敗れたが、先行からしぶとく粘ってはいた。
後述するがこの馬の得意舞台ではない中での0.7秒差はポジティブに考えられる。

・緑風S(4走前:1着)
東京2400m、9頭立て5番枠からのレース。
スタートは五分に出て、促すように先行策を取る。
道中は中団4番手追走。
1-3番手が大きく突き放す展開で、それでも前半1000mは60.4と若干速い程度。
4番手以降は大きく離されていたので、かなりのスローだった。
少頭数なので道中のコース取りはあまり関係ない。(全頭最内or馬1頭分外)
直線では2着タイセイトレイルとの一騎打ちの瞬発力勝負となり、上がり最速の34.2で差し切り勝ち。
東京2400mで勝ちタイム2:23.1は優秀。

長距離戦でも瞬発力を発揮できるタイプ。
先行力もあり長距離戦なら中団よりも前にはいることができる。
全4勝のうち3勝が左回りで、上がり最速も6度マークしている。
先行力のある瞬発型という点でダイヤモンドS向き。 

マコトガラハット(195.3)

・早春S(前走:4着)
東京2400m、13頭立て、5番枠からのレース。
スタートを五分に出て、道中はインベタ4番手で追走。
勝ち馬、2着馬が向正面までは外に出しており、勝ち馬は3~4角でも外を回っていた、
直線でもインから追い込み、上がりは8位タイ。
上位馬は外差しだったので、インで距離ロスがない進路取りはしていたものの伸びるラインではなかったように思う。
それでも勝ち馬とは0.6秒差。
ゴール後も伸び脚が衰えず、勝ち馬に迫っていたところをみると、まだまだ距離が伸びても良さそう。

2018年のAR共和国杯で3着にも入っている。
この時の斤量が51kg。
そして今回もハンデ戦で、斤量は51kg。
そして東京コース。
距離延長も大丈夫そうだし、斤量も手軽。
ハンデ戦ならではのねらい目。 

 

以上、第70回ダイヤモンドステークス(GⅢ)の穴馬近走報告でした。
ご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?