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ミヌエットの遺伝病。PKD 多発性嚢胞腎の検査は”両親共に”!

かわいさ満点ミヌエットとは


マンチカンの血を受け継ぐ短い足。毛はペルシャのようにしなやかな。皮脂が多いのもペルシャ系の特徴で、定期的なシャンプーは必須。目は大きくて丸い。

毛の長さや模様も様々。そのためミヌエットの中にも短毛×足長×黒猫の子もいれば、長毛×短足×三毛など・・・見た目が多種多様なため、ひとめ見てミヌエットだと気づく方のは難しい種です。

この可愛らしいミヌエットが発症しやすい遺伝病があります。

遺伝病 多発性嚢胞腎とは

多発性嚢胞腎とは、腎臓に嚢胞ができる疾患です。通称PKDと呼ばれます。

飲水量や尿量が増える、食欲不振、元気がない、動がない、嘔吐、脱水等の症状が見られ、嚢胞ができた後、嚢胞の数や大きさが徐々に増えだし、正常な働きをする腎臓の範囲が少なくなっていきます。
進行していくと腎機能が低下し、その多くが4歳以上の猫で発症します。

そしてミヌエットの先祖であるペルシャの変異遺伝子保有率はなんと18.6%もあります。※

※2016~2020年で検査した株式会社VEQTA のデータより。
変異保有率とはキャリアもしくはアフェクテッドと診断された頭数を検査した全頭で割った時の割合です。

この遺伝病は現在完治することはありません。そのため、この遺伝子を保有していない上で繁殖されているか、両親の遺伝子検査結果確認することが大切です。ペットショップではなく、ブリーダーからお迎えできるペットの実家で迎えれば、検査の結果が確認できます。

多発性嚢胞腎について参考資料【ペットの実家】

多発性嚢胞腎が多く報告されている猫種


この病を発症する代表猫種はアメリカン・ショートヘア、雑種、シャム、ペルシャ、ブ リティッシュ、マンチカン、ミヌエット、メインクーン、ラ ガマフィン、ラグドール 等も挙げられます。

優性遺伝って何?

PKD 多発性嚢胞腎は優性遺伝、つまり受け継がれやすい遺伝病です。
優性遺伝とは一つの遺伝子座に異なる遺伝子が共存したとき、形質の現れやすい方を優性と呼んでいます。

今回の多発性嚢胞腎は優性遺伝であり、検査結果の3種のクリア・アフェクテッド(変異ヘテロ接合)、アフェクテッド(変異ホモ接合)です。
このうちアフェクテッドのふたつが発症します。

優性遺伝について参考資料【ペットの実家】

優良ブリーダー直販サイトペットの実家ではこの遺伝病を防ぐために、ミヌエット含むすべての純血種に対して遺伝子検査の実施を必須としています。
遺伝病は治療法が確立されていないことが多く、完治が難しい病です。そのため、検査を行った上で繁殖をすることは、遺伝病を将来の世代に残さないために重要な役割を果たします。

たとえ、変異遺伝子を保有していたとしても、事前にその病気のリスクを知ることで、発症の早期発見につながり、重症化の予防ができます。
ペットの実家はブリーダー様はもちろん、一般の方も気軽に検査できるように、低価格での検査を実現しました。

ペットの実家は、遺伝病0を目指します。

検査の申し込みはこちらから