2022/3/22記事 さんま、鶴瓶も驚いた…タモリが32年も「いいとも」を続けるために絶対にやらなかったこと
◆掲載元 プレジデントオンライン
上記のような名言のほかに、他の番組で紹介されたタモリさんの名言で、私が好きなのは、「やる気の【ある】者は去れ」です(笑)
なんの事かとビックリしますよね。一般論では「やる気の【ない】者は去れ」が圧倒的かと思います。タモリさんいわく、「やる気のある奴は物事を中心しか見ていない」からだそうです。
補足すると、こういう人はえてして視野が狭い。そして、モチベーションが高いのは本人だけなので、一人で突っ走ってしまったり、周りと衝突したり、モチベーションが低い人を批判したりする傾向がある。なので、これはタモリさんからの「気をつけろよ〜」という訓示であって、「辞めろ」ではないと思います。
その上で、もう一度、タモリさんの発した「やる気のある者は去れ」を解釈し直すと、「去れ」は「下がれ・退け・周りを見ろ」という事になります☆
つまり「自分の立ち位置を柔軟に変えなさいよ」ということですし、「自分だけでなく周りも活かしなさいよ」ということですよね。これは人間関係にも通じます!
あらためてタモリさんの司会や進行の姿を思い返すと、つつがなく進行させるだけでなく、「緩急」が絶妙であるという事に気付きます。
タモリさんが何か「変なしぐさ」をしたり、「迷言」を発すると周りの出演者が反応します。するとタモリさんは少し掛け合うだけで、出演者たちを見守ります。そのまま出演者だけで盛り上がって終わる時もあれば、タモリさんがコメントやツッコミをしたり、突然「●●はどうなの?」と指名したりする時もありました。
『いいとも』であれば、流れを観て「いったんCMです」と区切ったりしてましたね。
出演者の輪の中に居ながら、盛り上がり方を冷静に見て、番組を仕切れる「緩急」のある司会の上手さがタモリさんの「極意」なのだと思いました。早稲田大学(のち退学)に入れるくらいなので、地頭の良さもあると感じます。
こう考えると「タモリ論」はリーダーシップ論にも通ずるところがあってめちゃくちゃ奥深いですね〜
また、「反省しない、目標も立てない」のは、向上心が無いからだと思ってしまいますが、これって言い換えると「足るを知る(知足)」ですよね?現状を大切にし、ありのままを受け容れているとも言えそうです。私も好きな言葉です☆
あと、タモリさんと同じくらい特異性や人間性(父親)で私が興味をそそられるのは、「関根勤さん」ですよ。この御人も超一級の逸材でございます(笑)
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