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【音楽記号】ト音記号・ヘ音記号とは?

西洋音楽を学んでいる人にとっては当たり前に目にするト音記号やヘ音記号。子どもに意味を聞かれた時すぐに答えられますか…?
意外と説明が難しいこの言葉をわかりやすく解説していきますね!


1. ◯音記号ってなに?

まずはこの言葉について説明します。
西洋音階(ドレミファソラシド)には様々な音の高さがあります。
合唱の時に、ソプラノパートやテノールパートなど分かれていたのを覚えていますか?
まさに、同じ音階でも音の高さが違う場合があります。
どの音域かを示すために「○音記号」という言葉で表します。

2. ト・ヘってなに?

さて、音域のことはわかったと思いますが続いて○に入る部分のお話をします。
ここには、「ト」や「ヘ」や「ハ」などカタカナが1文字入ります。

このカタカナは実は、日本語で音階を表したものになります。
別記事でも紹介したのですが、実は「ドレミファソラシド」という言葉はイタリア語で音階を表したものになります。
では、日本で音階を表すと「ハニホヘトイロハ」となります。

ト→ソ
ヘ→ファ
ハ→ドを表しています。

それぞれ、この音を中心とした音域を表します。
ト音記号は、高音部記号(こうおんぶきごう)とも呼ばれていて、高い音域を表す記号です。
ヘ音記号は、低音部記号(ていおんぶきごう)と呼ばれ、低い音域を表しています。ピアノの楽譜などでは左手で演奏するのがヘ音記号などと教える場合もあります。

ハ音記号というのは、ちょうどその中間の音域を演奏する楽器によく使用されます。例えば、ヴィオラ、テナートロンボーン、チェロなどです。
これらの楽器は基本的には単音で演奏しますよね。その際、ト音記号やヘ音記号で書いてあると加線が多くなってしまい非常に見づらいです。
そのため、わかりやすいハ音記号で書かれることが多いです。

もしいろんな音階に興味がある方は、ぜひ下の記事も読んでみてください。


さあ、言葉の意味をしっかり理解すればそこまで難しくありませんね。
次から子どもに聞かれた際の参考にして見てくださいね!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
また他の記事でも役にたつ豆知識を書いていますので、ぜひ読んでみてください🥕

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