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Lomi が選ぶおすすめ ICT

小中の授業にもついに、ICT機器を使用した授業が始まっています。
私が新任の頃は、ICTなんて正直さっぱり…
それなのに、音楽 ≒ 情報担当なんていう校務分掌が割り振られたことが多々あり、見よう見まねで ICTについて触れたり勉強しました。

そんな甲斐あって、今ではそこそこ ICT にも詳しくなり、自ら情報収集・実践をすることもあります。😀

そんな情弱だった私が、初心者でも簡単に使えるアプリや使用法を簡単にまとめましたので、よろしければ参考にしてみて下さい。


授業で使えるアプリ

・ロイロノート

こちらは、多くの自治体で採用されているアプリケーションです。
操作性がシンプルでわかりやすく、小学校1年生から簡単に使用することができます。

学年・クラスなどの初期設定が必要になりますが新学期頭に作れば1年間スムーズに使用することができます。
→校務分掌で担当などがあるかと思います。

当時使っていたため仕様が変わっている場合もありますが、基本的には
教科ごとにページが分かれていてその教科の中でもノートを作ることができます。
私は専科だったので、いろんな学年クラスにまたがってノートを作成していました。

ノートの中では、主に授業で使用するカードを配布したり子ども自身にカードを作成してもらい、提出してもらうことができます。
ノートの色やペンの色、文字の色なども自由に変更ができるためかなり自由度が高いです。
また、画像や動画を送信・撮影することも可能なので音楽の授業でもさまざまなアイデアで活用できます。

基本的には、子ども同士でカードを交換し合うことはできませんが先生の承認があれば子ども同士でもカードを送り合うことができます。
もちろん、先生から子どもへは簡単に送ることができます。(逆も然り)
また、子どもの回答を比較してモニターに移すことでいろんな意見を共有することも可能です。

とにかくロイロノートに関しては操作性がシンプルでわかりやすく、1度使ってみたら簡単に取り扱うことができます。

当時の使用方法は、
・テストを動画で撮影(コロナ禍など)
・宿題を動画で提出
・自主勉強を提出
・合奏の楽譜や音源を配布
など、「音」がわかる資料を配布するのにとても便利でした。

本当は、実際の画面をのせたかったのですが仕様が変わっている場合がありますので、文章にさせていただいております。


・ミライシード(ベネッセ)

こちらも、ロイロノート同様授業ごとにノートを作成して使用するアプリケーションとなっています。
有名なベネッセが作っていることもあり、シンプルではありますがロイロノートとは仕様が異なります。

まず1番の特徴は、
・オクリンク(ロイロノートとほぼ同じ)
・ムーブノート(リアルタイムでやりとり可能)
・ドリルパーク(問題集)
といったように、単純にノートを作って教員とやりとりするだけでなくリアルタイムで1つのサーバーに入って子ども同士の意見交換ができます。
つまり、オンライン授業に適しているのはこちらかと言えます。

また、子ども1人1人のカルテというものを自動作成してくれるため、ドリルパークなどで解いた問題を元に個々の学習量や学力が一目でわかります。
→この辺はベネッセらしいですね😃

こちらもオクリンクの機能で上記の使用方法のものが簡単にできました。
あまり、音楽の授業ではタブレットを使ってのリアルタイムでの意見交換はせず、実際に顔を合わせて交流をしていたためムーブノートの使用頻度はそれほど高くありませんでした。
ですが、国語や社会、グループワークなど多種多様な教科に使えると思いますのでおすすめです。

個人的に音楽の授業だけで見るとロイロノートのシンプルな使いやすさがとても役に立ちました。
自治体によっては別のアプリを使っているところもあるかもしれませんので、今後もできるだけシンプルで使いやすいものが増えていけばいいですね。


教材研究・準備に使えるアプリ

・Goodnotes (ノート)

こちらは本当に便利なノートアプリです。(iPad・Apple Pencil 推奨)
紙のノートに書く時と同じ要領で、使用することができます。
こちらのアプリは無料版と有料版があります。
断然おすすめは、有料版です。無料版だとノートの冊数など制限がかかってしまいますが、とにかく購入して後悔したことは1度もありません。
▶▶︎もちろん、無料版を試してからご購入するのもOKです。

簡単にメリットをお伝えすると、
・複数端末で共有可能(iPad、iPhone、PCなどで共有できる)
・ノート感覚でサラサラかける
・図形はフリーハンドで綺麗にかける(四角、円などを勝手に清書してくれる)
・ペンの色、マーカーの色など自由に選べる
・文字や図のコピー&ペーストが簡単(投げ縄ツール)
・資料のスキャンができる(大量の資料を1つのページにまとめる)
・手書き文字でも検索機能がある
・写真やファイルを挿入可能
・出来上がったノートをpng,pdfなどに変換できる
▶︎ここで作ったものをpdf化して、TVなどに繋げばそのまま資料として使える

など、思いつくだけでもこれほどメリットがあります。

特に音楽専科は楽譜などの保存が大変ですが、私はこちらのノートに全て保存しています。そうすることで、探す手間が省かれて必要な時にすぐ取り出し、印刷することができます。
▶︎卒業曲、送る会曲、音楽会曲などファイルを分けることもできます。😀

もしご自身のiPadをお持ちの方がいれば、ぜひおすすめです。

・Microsoft365

みなさんお馴染みの、WordやExcel、PowerPoint、teamsなどです。
こちらは職場のPCに入っていることがほとんどかと思いますが、文章作成や表計算、授業でも使える資料作成やオンライン授業・会議などができます。

どの企業にいても、こちらのソフトを使える人が重宝されます。
ぜひたくさん触ってみて下さい。


揃えると便利な ICT 機器

iPad
Apple Pencil は本当におすすめです。

どちらも安価ではないので、簡単に購入するのは難しいと思いますが今の時代これらを持っていると本当に助かることが多いです。
ただでさえ業務が多い仕事です。業務改善と言いつつまだまだアナログなのが教育現場です。
昔はね〜と振り返っていても仕方ありません。
試行錯誤しながらも、日々変わっている教育現場に対応していくのが教師としてのあり方だと思います。

手書きの良さ、デジタルの良さ、どちらも共存しながら子どもファーストで進めていけるといいですね。


今回は、おすすめのICTについて紹介させていただきました。
皆様の参考になれば嬉しいです。
こちらの記事は、随時更新していきますのでよろしければ通知ONにして待っていてください🔔
ここまで読んでくださってありがとうございました🥕

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