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Mobility News vol.2

「誰でも気軽に移動できる社会」の実現に向けて、私たちPathfinder(パスファインダー)だけでなく、様々なMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)が日本・世界に登場しています。そんな最新のモビリティニュースをピックアップし、解説とともにお届けします!

今回紹介するのは「コロナ過」に対応した新サービス。そして「実証実験」です。コロナ過で生活変容が余儀なくされる中あらたに生まれたサービスや、最新技術を用いたサービスに注目してみました。

「呼べば10分で来る」ウィラーの新サービス「mobi」本格展開へ 
ウィラーが発表した、オンデマンド型の新モビリティサービス「mobi」は、「自宅から2km圏内の移動」に特化した配車サービスです。コロナ禍の影響で、自宅周辺での移動が増えていることに着目し生まれたようです。3月の期間中、京丹後市で実証実験を実施しており、無料で使用できます。

DiDi、新型コロナワクチン接種会場までの タクシー移動を無料提供、4月以降開始

配車プラットフォームとしてタクシーに「乗りたい」と「乗せたい」をマッチングするアプリDiDiを展開するDiDiモビリティジャパンは、新型コロナワクチン接種の支援策として、DiDiアプリの利用者が新型コロナワクチン接種会場まで移動する際の乗車料金を、無料にすると発表。4月以降に乗車無料サポートを提供予定です。

日立と西鉄が共同でMaaSの実証実験 バス混雑時に寄り道を紹介 日立の「ナッジ応用技術」を活用して行動変容を促す
バス利用を分散させて混雑を緩和したり、地域の店舗利用を促進して経済の活性化をはかる実証実験です。日立製作所と西日本鉄道(西鉄)が行っています。日立の「ナッジ応用技術」を使っている点が特徴です。コロナ過余儀なくされた「密を避けること」と「不要不急の外出を控えること」によりコロナ過の終息後もニューノーマルな社会への変革が怒るとし、そこへの対応施策を念頭に置いているようです。


楽天、西友および横須賀市、自動配送ロボットの公道走行によるスーパーからの商品配送サービスを国内で初めて実現
楽天と西友、横須賀市が手がける自動発送ロボットのサービスです。横須賀市内の馬堀海岸地域において、自動配送ロボットが「西友馬堀店」で取り扱う商品を配送。専用スマートフォン向けのサイトおよび「西友馬堀店」で購入した商品を手数料無料で配送依頼することができます。新たなテクノロジーにより、スマートモビリティを活用した地域課題解決に注目です。


コロナ禍でおうち需要が高まり、配送関連が大きく伸びました。対して、旅行やエンタメ系などに関する移動需要は大きく滞った印象です。しかしながらMaaS関連は実証実験が引き続きさまざまなサービスで実施されています。我々もローンチを急ぎ、波に乗れるよう邁進いたします。

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