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宇佐見すばる(東大医学部生)の生態を調査してみた〜最終話〜

目を閉じて想像してほしい。


もし君が、

「東京大学医学部」

という肩書きを手に入れたとしたら。

一体どんな風に感じ、何をするだろうか?


例えば…


・東大という日本一の環境で、全国から集まる仲間たちと切磋琢磨できる。

・医学部の勉強は忙しいが、卒業後には医者になることが確約されている。

などと、おそらくほとんどの人が感じ、そして迷うことなくストレートに医者の道に進むだろう。


でも、彼は少し違う。



彼には医者の道が確約されているのにも関わらず、学生中に「教育の事業」を興した。

集団指導や家庭教師、個別指導などのアルバイトでは決してない。リスクを背負ってまでして、教育の会社を立てたのだ。

それは一体何故なのか?リスクを背負ってまで、事業を興す理由とはなんなのか?

その1つの答えに、彼の理念があった。


彼が抱く理念、それを一言で言い表すと


「教育の選択肢を与え、全ての人が挑戦できる世の中を作ること」


もちろん挑戦は、口だけではない。

そして、ただの見せかけでもない。

彼が定義する「挑戦」には共通点がある。


それは妥協がなく、常にブレない軸を持ち続けること。

そして周りから現実不可能だと思われる目標に立ち向かい、小さな革命を起こすことだ。


誰でもすぐに達成可能なことは、挑戦とは呼ばない。それはあくまでも、一過性の目標に過ぎないのではないか、と思う。

(例えば定期テストで満点を取る。何時間勉強する。志望校に合格するなど、といったものだ)


彼の著書の前書きを見ると、こんなことが書いてある。



彼自身、何故そこまで挑戦にこだわるのか?


それは、昨日や一昨日の投稿を見ると、言わずもがなであろう。


地方高校出身というハンデを背負いながらも、東大合格は自分にもできる、というイメージと目標を最後までブレずに持ち続けたこと。

そして誰に何と言われようが、一点突破で目指し続けて、泥臭く、愚直に前に進み続けた結果

不可能は可能に変えられることを信じて、大きな「夢」に挑戦し続けたのである。


その大規模な挑戦、目標達成法、最後までやり抜く力こそが、地方高校というハンデを取り払い、東大合格まで導いたのだと思う。


そして、それは受験勉強に留まるものではなかった。


そこも1つ他の人とは違う、ある意味で興味深いところだろう。

東大に入学した後も、高校の時よりもはるかにレベルの高い授業や、周りの環境に臆することなく、

周りの友達と上手く協力しながら、東大医学部の10人の枠を掴みとったのだ。


だからこそ、地方の高校生に対して、かける思いは並大抵のものではないはずだ。


少しずつ、見えてきたかな?


**一緒に近くで過ごしていても決して天才肌とは感じられない、誰よりも泥臭い彼が、なぜ「教育」に力を注いでいるのか **


それは


**「地方と都会の教育の格差を是正すること」 **

**「1人1人が自分の限界を作ることなく、常に挑戦し続けられる環境を提供すること **

「夢や活気を抱き、挑戦を常に楽しめるエネルギーの高い人と関わり続けたい」


この軸を中心に、動いているのは明らかだ。


挑戦を楽しむ、それもある種、大切な能力なのかもしれない。


最後に、1つ面白いものを見せようと思う。


一緒に教育事業に携わっているからこそ分かるが、彼の元には毎日のように多くの受験生から、質問やこのようなメッセージが来ている。


その中にも現状がどうであれ、挑戦を楽しめる、エネルギーが高い子がいるのも確かだ。

一部紹介しようと思う。


私は今成績が伸びず、どうしたらいいのか分からない状態です。今のままでは志望校に合格したいということも言えないし、きっと私は無理なんじゃないかと思っています。でも、合格して多くのチャンスを掴みたい、家族に誇ってほしい、留学をしたいなどの目標があり、それを達成するためになんとしてでも合格したいです。毎日すばるさんのツイッターやブログを見て、自分に活かせることを見つけてすぐに実践して毎日過ごしてます。すばるさんの存在を知り、ツイッターやブログなどを読んで、なんでもっと早く見ておかなかったんだろうと後悔した反面、すぐに実行してなんとしてでも東大に合格したいと思いました。学校では頭のいい人たちが優遇されていて、それが悔しくて、私はその人たちを追い越して、志望校に合格したいと思っています。
まだ確実に成果が出たとは言いきれないのですが、これから頑張っていけばきっと出ると思っています。
より志望校合格に近づくために、本気で力を借りたいです。


こんばんは!
まだ、すばる先生のメールを受け取り始めて数ヶ月ですが、私の受験に対する姿勢は本当に変わりました。今までは、自分に甘く、やるべき事もやらずにまだ受験まで一年以上あるし、なんとかなるでしょって思いながらダラダラ過ごしていました。けれども、すばる先生に出会ってから、朝、早起きをし、始業時刻前に1時間は勉強するようになり、また、授業でクラスで1番集中する!1番多くのことを学び吸収する!誰よりも志望校に合格したい気持ちが強いんだ!と思いながら机に向かい、平日は5時間前後、土日は11時間勉強する習慣が着きました!この間の模試では、苦労していた英語で、長文が読めるようになった!という手応えが掴めました!
私は国立医学部もしくは、自治医科大学を目指しています!県内トップの女子高に通ってはいますが、毎年東大は1・2人、医学部は1桁の人数で、やはり都心とは受験に対する意識が甘い雰囲気です。ですが、周りには秀才が多く、授業に着いていくのがやっとで模試では国語は偏差50を下回り、数学は得意なのですが、英語も長文の大門で1点しか取れないこともあり、自分に自信がありませんでした。中学の頃にお世話になった塾の先生に、高2の始めに、志望学部の相談をした時に、薬学部に進もうと思っていましたが、本当は医学部に行きたいけどそんな学力無いから薬学部にしてない?と言われた時に、やはり自分の中で医学部なんて無理でしょと、決めつけていたことに気づき医学部志望に変えました。しかし、何から手をつけていいのか、勉強法を変えてみても正しいのか不安で辞めてしまったり、その勉強法が間違っていて成績が落ちてしまったりと、高二の前半あたりは苦しかったです。ですが、今は本当に全国の受験生の誰よりも医学部に受かりたいと思っている自信があります!今まで私の夢を笑った人に合格した姿を見せたいです!ぜひすばる塾で医学部合格の夢を叶えたいです



上記を見ても、彼の元には、今の成績状況がどうであれ、常に挑戦を楽しみ続けられる人が集まっていることがわかるだろう。


しかしそんな彼も、誰でも彼でも、広く浅く教えることはしない。

いくらお金を出されたとしても、理念が一致しない人には、丁寧に断ると思う。

彼自身、成績を上げたり、そして志望校合格へと導くことだけが、目的ではないからだ。

その代わり、大きな夢と活力を抱き、常に挑戦を楽しみ続ける、エネルギーを持つ子に対しては、叱咤激励しながらも、妥協なく何度でも寄り添ってくれるはず。

中学生や高校生の、何のブロックもない純粋なビジョンや夢を聞くことは、誰よりも好きだからね。


彼が抱く理念には、きっと続きがある。

大学受験合格だけに留まらない、もっとでかい何かがあるに違いない。


ここまで読んでくれた君に、1つだけお願いがある。


もし君が、成績状況だけでなく、これからの将来に対して一抹の不安があるのなら、そして挑戦を楽しめるエネルギーがあるのなら

遠慮なく、君の壮大な夢や思いをぶつけてみてほしい。


きっと君がこれまで抱いてきた悩みが、ちっぽけなものであることに気づくはずだ。

そして今まで言われたことのないような、面白いアイデア、そしてワクワクする未来を見せてくれるだろう。

さぁ、君が本当に叶えたい未来があるのなら、ぜひ思う存分、宣言してほしい!


夢に向かって、妥協なき挑戦革命を。


Keep on Challenging.


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