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Metropolitan Cathedral of the Conversion of St. Paul the Apostle, ビガン大聖堂、ビガン、フィリピン

フィリピンのルソン島北西部、南イロコス州(Ilocos Sur)の州都ビガン(Vigan)にあるMetropolitan Cathedral of the Conversion of St. Paul the Apostle、ビガン大聖堂と呼ばれています。フィリピンは、1521年にマゼランが到着してから約40年後にレガスピ遠征隊が到着、1565年よりスペインの植民地化がはじまります。同時期に遠征隊のメンバーの一人であったファン・デ・サルセドがこの地域に派遣され、16世紀後半にアウグスティノ会により教会が建立されたそうです。17世紀に会堂が建てられますが、地震や火災の被害を受け、その後、18世紀末頃に現在の会堂が建てられたそうです。教会は聖パウロに捧げられています。現在、教会のあるエリアは、世界遺産に登録されているフィリピン統治時代の町並みからも近く、また、博物館や市庁舎がある中心的な場所です。

会堂自体は古いようですが、かなり修復されています。右手に鐘楼があり、高さは約25mほどあるそうです。

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聖像が出迎えます。会堂はクリーム色で青空に白く映えます。建築様式は、バロックスタイルだそうですが、いろいろな様式が混ざっているようです。

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会堂の中へ。左右に側郎を有する大きな会堂です。会堂内は白く、天井に金色のデザインがなされ華やかな印象を受けると同時に落ち着きのある空間が広がります。静かに祈る人が見られます。

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正面の祭壇。

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左側の側郎の祭壇。

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右方向を臨みます。

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右側の側郎と祭壇。会堂の壁が分厚い。

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会堂後方を望みます。

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会堂の壁側には多くの祭壇(minor alter)が設置されています。12個あるそうです。一つ一つ丁寧な装飾が施され、美しい。

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会堂入り口付近。外の日差しが強いですが、中は過ごしやすい。

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会堂の外の壁にはバットレスが見られます。

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教会の前には、プラザ・サルセド(Plaza Salcedo)という大きな広場があり、池では夜に噴水ショーが行われていました。

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2018年3月訪問。

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