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The Pasig Cathedral of the Immaculate Conception, Manila, パシッグ教会、マニラ

マニラ首都圏のパシッグ市にあるThe Pasig Cathedral of the Immaculate Conception、パシッグ教会とも呼ばれています。パシッグ市はマニラ首都圏を構成する16の市の1つで、マニラ首都圏の東に位置し、リサール州と接しています。もともとはリサール州の一部でしたが、マニラ首都圏の市に変更となったそうです。パシッグ市は、約30平方㎞の面積、70万人以上の人口を有し、市内にはマニラ有数のビジネス・商業地区であるオルティガスセンターというエリアがあります。また、マニラの重要な河川であるパシッグ川とその支流のマリキナ川が流れ、合流地点があります。パシッグの名前の由来はいろいろあるようですが、タガログ語で海へ流れる川や砂州といった意味があるようです。

パシッグ教会は、16世紀後半にアウグスティノ会により建立、聖母マリア(Our Lady of the Immaculate Conception)に捧げられています。当初は別の場所にあったようですが、頻繁に洪水が発生したため、現在の場所に移り、18世紀に石造りの教会が建てられ、19世紀に現在のような構造になったそうです。18世紀にマニラがイギリスに一時的に占領された際は軍隊の本部がおかれたそうです。また、20世紀には、ベルギーで創立されたカトリック教会の宣教修道会(Congregatio Immaculati Cordis Mariae: C.I.C.M )が教会の運営を行っていたそうです。

雨の日の訪問。鐘楼や南国の木々が雨に濡れ、存在感を感じます。修復中のようです。

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教会の中へ。外の雰囲気とは異なり、白と金を基調とし明るく、また、巨大な会堂ではないですが、十分な広さを感じます。

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正面の祭壇は、マリア像が中央に設置され、両側に聖像や聖書にちなんだ装飾が色彩豊かに施されています。

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左側の翼廊にはパイプオルガンと祭壇があります。

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右側の翼廊。

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教会の入り口方向を望みます。会堂の入り口の扉は下半分が開いています。

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ステンドグラスを通じて光が取り込まれ、開いた窓や扉から見える外の鮮やかな緑とのバランスが美しい。

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会堂の隣の建物の2階に小さな展示スペースがあり、教会の歴史を描いた大きな壁画がありました。激動の歴史を知ることができます。

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教会のステンドグラスのデザインは、少し単純化され、やわらかく、可愛らしい印象を受けます。

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教会の外へ。雨に濡れた緑にも癒されます。会堂の右側。バットレスがあります。

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会堂の左側。

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小さな礼拝堂がありました。

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教会の周辺はジプニーやトライシクル等車の往来が激しいです。雨雲の中の鐘楼が良い感じです。

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ジプニーよいですね。

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2019年6月訪問。




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