メモリ開放に Reduce Memory が役立っている

Chrome は、メモリ大食いになった

Google Chrome が出たとき、メモリを食わないというような評価がありました。機能を拡張しても、タブを多めに開いても大丈夫という感じでした。でも、いつのまにか Chrome は、メモリを食うようになりました。

私は、朝4時に起きて定期的なタスクを実行します。そのとき、複数のウィンドウで Chrome を起動させます。 Dynalist Scrapbox Spreadsheet などです。私の愛機 Thinkpad X220 の 8GB のメモリではかなり苦しくなります。速度の低下はあまりありませんが、 Chrome だけ全てのウィンドウが停止するということが何度もありました。Chrome が1つのウィンドウを閉じたときに、ちゃんとメモリの開放をしてくれれば、問題ないのですが、どうもうまくいっていないようです。

開発者は「この問題を次のバージョンで解決する」というようなアナウンスを何度かしたようですが、2021/04/08の時点では、まだのようです。
だから、Windows の仮想メモリを調整したり、手動でメモリを開放するなどの手を打って対応してきました。
でも、手動でのメモリ解放は面倒なので、つい忘れて Chrome が落ちるという事態をまねいてしまいました。

Reduce Memory を見つけた

自動でメモリ解放をしてくれればいいのに……と思っていろいろ探してみました。すると、 Reduce Memory というフリーソフトを見つけました。

このソフトが偉いのは、単純にメモリを開放するだけではなく、次の2点ができるところです。

①時間を決めれば定期的にメモリ解放をしてくれる。
②メモリの使用率を設定しておけばそれを上回ったときにメモリを開放してくれる。

定期的にメモリを開放し、さらに、それでもメモリが不足しそうになるとメモリを開放する。……理想的です。

私は、以下のような設定にして使っています。

画像1

一番上のチェックマークは、 Windows 起動時にスタートさせるということ。2つ目は、見えないところでスタートさせるということ。3つ目はシステムトレイにおさまるようにさせるということです。4つ目は、いつも表に見えるようにするということですが、それは、不要なので外しています。

ポイントは5つ目のチェックマークのところで、ここにチェックを入れて、メモリが「どれだけ使われたらメモリ解放を試みるか」また、「どれくらいのインターバルで定期的に開放するか」を指定してやります。

私の場合、上記の設定で、Chrome 8ウィンドウ+Evernoteアプリを同時に動かしても、問題なく動作するようになりました。

Chrome のメモリ大食いに悩まされている方は、 Reduce Memory を試してみてください。

詳しい説明は、以下のページがよろしいかと思われます。


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