「3年期限があるものをよこせ」〜「無理です」

ニトロペン、5錠、頓服処方の患者様。

他の薬は2ヶ月分。

交付時、ニトロペンの期限を確認された患者様。
「もっと期限が長いのをよこせ」

見ると期限は約1年近くある。
「期限、来年の◯月までですよ」
「滅多に飲まないのに、期限が切れるとまた処方してもらわねばならない。何で俺がお金を払わなくてはならないんだ? 長いのをよこしておけば余計な出費はしなくても良くなる。」
「うちの薬局で持っているもので、最長の物です。」
「スーパーで牛乳の期限、あんたは短いのをわざわざ選ぶか?
薬の期限は3年大丈夫なんだろう?だったら3年期限がある物をよこせ。」

一年では不満、との言い分。(3年期限って、何処で知恵を?)

「卸業者に連絡して在庫確認しますが、3年あるもののご準備は難しいかと。
メーカーが作ってから卸が買って、更に薬局に来るまで時間がかかりますので。」

「だったらもうこの薬局には来ない!他に行く!長い付き合いだったな!」

捨て台詞を吐かれ、去っていかれた。

どちらに行かれても、その条件は難しいですよ?・・・。

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