キッセイ薬品工業は2022年８月１日、2023年３月期 第１四半期決算〔日本基準〕（連結）を発表。売上高162億8500万円（対前年同四半期増減率-2.1%減）、営業利益１億3000億円（同-55.4％減）、経常利益８億600万円（同5.6％増）、四半期純利益（親会社株主帰属）16億3500万円（同-55.1%減）と、減収・四半期減益。通期業績は、売上高580億円（同4.0％増）、営業利益28億円（--）、経常利益44億円（同682.1％増）、当期純利益（親会社株主帰属）100億円（同-22.6％）を見込む。

医薬品事業は売上高139億1500万円（前年同月比0.1％減）とほぼ横這い。過活動膀胱治療剤ベオーバ錠、腎性貧血治療剤ダルベポエチン アルファBS注JCRなど増加したが、薬価改定と輸出額の減少により、減収となった。

売上原価率が改善したが、売上減収や研究開発費が増加し、営業利益は減益。経常利益は増増益となる。