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100回のイベント参加より1回のモデレータ

こんにちは、エンジニアの尾崎(@FooOzaki)です!

イベント登壇の価値やメリットについて語られる記事はたくさんありますが、イベントの「司会」や「モデレーター」としての立場から得られる価値については意外と見かけません。そこで本記事では、イベントのモデレーター・司会に焦点をあててみたいと思います。

以前は、主に参加者としてイベントに参加することがほとんどでしたが、PharmaXで他社と協力してエンジニア向けのオンラインイベントを開催するようになり、モデレーターとしても積極的に関わるようになりました。
また、これをきっかけに最近では他のコミュニティでも運営に携わったり司会をするようになりました。

一般的に「イベント登壇で知識をアウトプットすると多くを学ぶ」と言われますが、私が司会やモデレーターとしてイベントに参加してみて驚いたのはモデレーターとして参加することで得られる学びが非常に多いという点です。

本記事をきっかけに、みなさんにも司会・モデレータにチャレンジする一歩を踏み出してもらえるとうれしいなと思います!

そして、PharmaXでは月1回ペースでエンジニア向けのイベントを開催していますので、connpassをぜひチェックしてもらえるとうれしいです!


1. モデレーターとして参加するメリット

イベントに登壇する場合、専門的な知識や独自の視点、さらには準備に多くの時間を割く必要があります。
しかし、モデレーターとして参加するハードルは実は意外と低く、準備時間もそこまでかかりません!

知識やスキルのハードルが少ない

登壇者はそのテーマについて深い知識が求められますが、モデレーターであれば専門的な知識は必ずしも必要ではありません。
主な役割は、質疑応答をスムーズに進めることや、パネリストや参加者とのコミュニケーションを円滑に行うことです。
後述しますが、知識が少なくても参加者として最も多く学ぶことができる立場にいるのがモデレーターなので、その分野の初学者でも問題ありません!
むしろ質問を整理したり、話の流れを読んだりと、多角的にテーマを理解する機会が増えて学習効率が非常に高くなります。

準備時間が少ない

一般的な登壇者と比べて、モデレーターとしての準備時間は少なく済むケースが多いです。
発表スライドの準備などは必要がないため(簡単なアジェンダスライドなどは作成したりするかもしれませんが)、総合的な流れを掴むことが主な準備作業となります。
私の場合は、登壇資料を事前に共有してもらい、確認しつつ周辺の情報を拾いながら当日のイベントの流れや簡単なトークスクリプトを作っています。
この準備時間も実は学びの宝庫で、質の良いインプット時間です!

2.モデレータが得られる深い学び

多角的な学び

登壇者は一つのテーマに特化して話をすることが多いですが、モデレーターはイベントの全体を把握する役割のため、そのテーマに対して多角的に考えるきっかけになります。
また、質問を整理したり、複数の視点から話を聞くことで、より広い視野を得ることができます。
特に事前に発表スライドに目を通したり、モデレーターとしてコメントしたり、質問を投げかける過程は登壇者の思考や意図を汲み取ろうとするため、単なる知識のインプット以上の学びが詰まっています。

また、イベントでコメントしたり、話を繋ぐ過程で学びをリアルタイムにアウトプット・言語化するので双方向での学びが詰まっています。

登壇者への質問の機会

私がイベント運営に積極的に関わるようになった1番の理由はここかもなと思ってるのですが、その分野の有識者と話ができるのは非常に刺激的で本当に楽しいポイントです!

特にモデレーターとして事前準備や当日の進行を行う中で、登壇者と直接話をして質問する機会が増えます。
これは視聴者としての参加だとなかなか難しいのではと思います。
発表内容の裏側や発表内容に至るプロセスを質問できるのは、私自身これまで実際にモデレータをやってみて1番の学びにつながったポイントです。

3.最後に

皆さんにはぜひ「司会・モデレーターに挑戦」してみてもらいたいなと思っています!

その分野の知見がなくても主体的にイベントに参加でき、複数の視点からの理解、そして登壇者との直接対話による深い学びが得られる!
どれもモデレーターならではの貴重な経験です。

少し勇気が必要かもしれません。私自身も最初の一歩は重かったですが、一歩を踏み出した後はどんどん行動の幅が広がっていっています!

皆さんが所属しているイベントやコミュニティで少し勇気を持って司会・モデレータに手を挙げてみてください。
最初は社内勉強会、身内での勉強会などより軽い場でも良いので、試しに司会者として能動的にコメントや質問、登壇者へのコミュニケーションをしてみてください。
学びを実感できるはずです!


お知らせ

PharmaXでは、主にエンジニア向けイベントを定期的に開催しています。
オンライン開催ですので、お気軽にご参加ください!

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少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひカジュアルにお話ししましょう!

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