新型コロナワクチンの推奨

ワクチンを接種すべきか迷っている方は多いと思います。妊娠や授乳中の方、ステロイドや免疫抑制剤を服用中の方、重症化リスクが低いと思われている若い方や、基礎疾患がない方など、接種券が届いても放置していませんか?私は、上記の方々でも接種した方が良いと思います。一番の理由は、新型コロナはまだ未知の部分が多いからです。重症化しなくてもどんな後遺症がどのくらい続くのかわかりません。妊娠中にコロナになったら胎児にどんな影響が出るのでしょうか。ワクチンでそれらのリスクが減らせるので、私は接種を推奨します。免疫抑制剤を服用中でも、主治医の判断によりますが服用しながら接種できます。               ワクチン接種に関しては、副反応のリスクと免疫で得られるメリットを比べます。あとは、検査体制が充実していて早期発見が可能かどうかや、治療薬があるかどうかにも左右されます。新型コロナはそれらが充実しているとは言えません。アナフィラキシーなどのアレルギー反応は、どんなワクチンでもあり得ますがコロナワクチンが特別多いわけではありません。他の副反応で多いのは、腕の痛みや痒み、頭痛や発熱、だるさ等は50%くらいの方に起こり得ます。それらの副反応は市販薬で対応可能です。頭痛や発熱に事前に備えておきたい方は、ドラッグストア等でアセトアミノフェンやイブプロフェン、ロキソプロフェンという成分の解熱鎮痛剤を用意しておきましょう。飲み合わせなどは購入する際、薬剤師に確認してください。               副反応は個人差がありますが、比較的若い女性は頭痛や発熱、だるさが出ています。できれば、接種の次の日は仕事が休める環境にしておいた方が良いです。    コロナ対応をしている病院のスタッフや行政の職員は、土日も関係無く対応に追われています。その方々を助ける為にもぜひ接種をお願いします。

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