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月のウサギ模様はなぜできた?

こんにちは☀️
月相です!

今回は前回の続きで『なぜ月のウサギ模様はできたのか』についてお話していこうと思います🌕

前回は月の模様が海外ではどう見えてるのかについてお話しました。
前回の投稿も見てみてくださいね✨
前回の投稿を読んでなくても今回の内容も理解できますので安心してください☺️


月にウサギの模様がある理由は?

その答えはいたって単純でウサギの部分とそうでない部分は色が違う岩石でできているからです💡

月面の岩石の色
ウサギの部分とそうでない部分では岩石の色が違う

ウサギの部分は黒色の岩石(玄武岩)、
そうでない部分は白色の岩石(斜長岩)で
できています。

僕らの産まれてくる ずっとずっと前に、
月への有人宇宙飛行計画であるアポロ計画によって月の石が地球に持ち帰られました😳♪

先程お見せした黒色と白色の岩石の写真はアポロ計画で持ち帰ってきた岩石の写真なんですよ💡
いわゆる、月の石です。


なぜ岩石の色が場所によって違うのか?

その答えは単純ではありません!

ただ、すごーーく簡単に言うと
『月ができた当初は白い岩石で覆われてたが、隕石が衝突して黒い岩石が表面に出てきた』という感じです。
隕石が衝突したところだけ黒くなってウサギ模様になったということです🤔

文章で言われてもしっくりしないと思うのでこちらのNASAの動画(2分半程度)をご覧ください👇
(後で動画の補足を書きます)


では補足説明をしていきますね💪

当初は白い岩石で表面が覆われていました(46億年前)
白い岩石の奥に黒い岩石があると思ってください
その後、大きな隕石が月を襲います(41億~38億年前)
これにより奥にある黒い岩石が溶けて表面に出てきます
黒い岩石が表面に出るのは隕石が衝突した部分だけです
隕石が衝突して、黒い岩石が溶け出した部分が
後にウサギ模様を浮かび上がらせます
溶けた黒い岩石が冷えて、
しっかり黒く見えるようになります

このようにして黒い岩石の場所と白い岩石の場所が分かれたと考えられています💡

ちょっと難くて申し訳なかったです💦

なんとなくお分かりいただけたでしょうか?


ウサギ模様には名前がある?

月のウサギ部分は『月の海』と呼ばれています🌊
もちろん、海と呼ばれてますが水はありません…

そして、さらに細かく海の名前が決められています!

ウサギ模様を形作っている黒い部分が『月の海』
月の海には細かく名前が付けられている

ウサギ模様は実は『海』だったんですねぇ✨

最も大きい海は『嵐の大洋』で、その大きさは210万平方kmです。
メキシコの面積が196万平方kmですので、メキシコより少し大きいくらいの広さですね

かなり広大ですね😯

水もないのになぜ海と名付けられたかというと、
天体観測が始まった1600年代では月にも海があると考えられており、月の黒い部分を海と名付けたそうです。(もちろん当時も月に水はありません)
そして比較的小さい黒い部分を湖や沼と名付けています。

https://moonstation.jp/faq-items/f711

さて、6月も中旬🌧️
もうすぐ夏本番ですね!

皆さん、夏は山派ですか🏕?海派ですか🌊?

私、月相は海派です!
もちろん地球のね😁


次回投稿の内容は?

次回は月から離れて、土星についてまとめていきたいと思います🪐

というのは、先日天体観測をしたとき、土星の撮影に成功したからです😁
(ただ撮影した土星を自慢したいだけって訳じゃないですよ…違いますよ…全然違いますからね…)

太陽系の惑星については順次まとめていきたいと思ってます💪
第1弾が土星だと思っていただければと思います✨

では、次回もよろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございます!

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