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Mリーグチーム監督に求めるものとは?

この番長アオヤギさんのツイートや、それに対するリプや引用リツイートによると・・・

よくわからないけど、雷電の監督が叩かれているようです。

Mリーグチームの監督の裁量がどの程度のものかはわかりませんし、また各チームごとで「監督の権限」は結構違うような気もします(この辺の事情に詳しい方は情報を教えてください)が…

とりあえずMリーグチームの監督の采配がチームの成績に影響しそうな要素を「雑に乱暴に」分けてみたいと思います。

①選手採用
②マネジメント
③選手起用

さきの番長アオヤギさんの「当該ツイートだけ」を読むと…

とくに監督に対して問題視されているのは「③選手起用」な気がします。

「①選手採用」については、少なくとも番長アオヤギさんや多くの雷電ファンは問題視していないのではないかと推測します。

というのも、雷電の選手は2018年のチーム発足から(2021年からの本田新加入を除けば)まったく変わっていないからです。

Mリーグが始まって(あるいは観始めて)、雷電のサポーターに「敢えて」なったファンの方々であれば、最初から「萩原、黒沢、瀬戸熊」というメンツを好きだからチームサポーターになったはずです。

つまりこの採用の時点で監督責任を問うひとはほとんどいないと思われます(たとえば黒沢ファンだから仕方なく雷電推しだけど本当はハギーは嫌いとかみたいなレアな例外はあるだろうけど)

Mリーグの場合、その発足の経緯であるとか元々の麻雀プロファン層の性質からして、ファンのサポートチームの選択に「個人要素」がかなり強くなります。たとえば白鳥が好きだからアベマズとか、天鳳通じて朝倉の友人だからパイレーツ推しとか。

ものすごく失礼なことを言えば、世の中に「電通のファン」なんてほとんどいないのだから、電通が好きで雷電ファンになるなんてほとんどないことでしょう、せいぜい電通関連企業勤務のひとくらいで。

野球やサッカーだって、だいたいは「地元愛」で地元のクラブチームやプロ球団を応援することが多いはずです。だから「選手よりもチームを愛する」という構造になりやすいわけで、Mリーグチームとは事情が違う。

この点、番長アオヤギさんの「(監督は)野球やサッカーなら解任です」は的外れだと思います。その好きなチームの「好きな選手」を選んだのは監督かもしくはチーム運営の誰かなわけで、そこは感謝こそすれ叩くことではないはずです。

というよりも、本当に監督がかなりの権限を持っているなら、監督が変わったら既存の選手をクビにして新監督好みの選手を加入させることまで想像しなければなりません。

もしかしたら自分の推し選手がクビになる可能性すらあるということです。その覚悟を持って監督を叩いているのか気になります。

では、雷電ファンが何をもって監督を叩いているのかといえば、戻るようですけど「③選手起用」が大勢です。

しかしぶっちゃけていえば…麻雀の一戦ごとの選手起用なんて…

サイコロを投げているのと大して変わらないのではないでしょうか?


「選手のコンディション」がどうかとか「チームの流れ」がどうかとかなどという怪しいオカルトを「本気で語っているひとたち」は正直、頭が湧いていると思います。とくにそんなオカルト会話を盛り上げて監督を叩くようなひとたちは。

選手がちゃんと昨日寝れていたかとかご飯を食べていたか二日酔いしていないか、とかをチェックして頭が働いていなさそうな選手を外すとかのレベルの話ならまだわかりますが…監督が子守をしてるわけでもあるまいし。

そういうオカルトなひとに限って、「チームで一番強い寿人ばっかり出す」とか「丸山を10戦しか出さない」とかいうまっとうな戦略については批判しそうだし(そこまで決めつけるのはいいがかり)

しかしそれはそれとして、いわゆる「結果を出せない監督」を外して新たな監督を選ぶ基準とはいったい何なのでしょうか?


たとえば「オーナー企業の社員」から選ぶとしても、本気でMリーグや麻雀界のために働いてくれそうな人材っていると思います?

Mリーグやチームの起ち上げに携わったわけでもない社員から人選するとすれば、「他人の尻ぬぐい仕事」なわけだし、仮に雷電を優勝させたとして電通で出世できるのでしょうか?

もしくは麻雀プロや麻雀関連事業で実績のあるひとを「外部」から雇うとすれば、身内よりコストがかかるわけで。

僕にはよくわからないので、見識の深いであろう番長の求める「これはという人材」を聞きたいです。



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