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発達障害と偏食。

 39回目です。φです。

 39、語呂合わせでよく「THANK YOU」と言われますが、私はあまり語呂合わせ好きじゃないけど、好きじゃないけど!今日は言わせて!THANK YOU!!

 なぜって、もちろん100スキを達成できたから。皆様のおかげです。私は書くことにベストを尽くしたけど、読んで、評価してくれるのは私以外の方々。

 一般的に考えて、よく得体のしれない人間(私ね!一応人間よ!)が書いたものを「スキ」と評価してくれるなんて、奇跡じゃない?

 大袈裟な!と言われるかもしれないけれど、私にとってはそれほどの価値を持つ。本当にありがとう!これからも書き続けます。

 と、感謝の言葉を述べ続けるnoteでも良いと正直思った私ですが、ちゃんと内容あるnoteにしようと思います(笑)

 今日は発達障害でよくある「偏食」について。食に関して色々あった私が反省しつつ書いてきます…栄養素のこととかもね!


私、偏食極めてます

 極めてます、私。いつから?と聞かれても「生まれた瞬間」としか言いようがないほど、偏食です。

 家族の話によると、離乳食時代はアメリカの冷凍食品しか食べなかった。手作りは食べなかったらしい。親泣かせの様な、そうじゃないような。

 ちなみにアメリカは当時(平成一桁代)でも日本にはないくらい離乳食が揃っていたらしい。今の日本の離乳食レベルが完備されている感じね。

 日本は離乳食があまり売っていない?みたいで手作り中心だったらしいね?

 離乳食後、食べたのは、あるお店の生ウインナーとオレンジジュース。アメリカのお菓子。THE AMERICA!なものたち。
(アメリカのお菓子でカラフルなものを想像した人!合ってるよ!食べた後の舌は青、赤、紫、黄色、などなど。)

 アメリカ時代に、旅行などたくさん行きましたが(フランス・イタリア・カナダ、だったっけ)、私は海外ものしか食べられないので問題なかったらしい。

 帰国後、今までなかった問題が続出。

 和食が、苦手。めちゃくちゃ苦手で、日本で食べるものが本当に少なかった私です。

 お寿司5種類くらい、いくつかの丼もの。

 以上!(笑)

 出汁が苦手で、匂いが受け付けなかった。見た目も苦手なものが多くて、魚介は無理。そして、米が苦手。

 白米が食べられなかったんですよ…混ぜるなりしないと。酢が好きだから酢飯は食べられる、丼ものは味がついているから食べられる。けど、白米出されても食べられなかった。今でもですが。

 麺類は吸い込めない!(笑)
あと、麺類って必ず出汁がいるじゃないですか。海っぽい匂いが…うん。

 魚介は、サーモンと剥いてあるエビ以外は食べられず。今でも似たようなものですが(笑)
(イカ・タコ・貝はもはやインベーダーの見た目だと私は思う。ごめんね好きな人!)

 と、いう具合に和食は食べられなかったんです。帰国して知ったけど。なので、洋食好きでした。が、家では和食を提供されていたので、作業のようにして食べていました。
洋食ならいいの?と思われるかもだけど、洋食もかなり限られたものです。ソースは基本嫌いだし、シンプルなものならいいか、程度。

 これが今の食事嫌いにつながったりもしているんですけどね。あと、食事が好きな家庭に育ったことが、私にはマイナスだったのかも。

 と、言う風に。私は偏食です。


発達障害になぜ偏食が多い?

 発達障害には、こだわりを持つ場合があります。持たない人ももちろんいるけれど、発達障害である人と、そうでない人を比較すると、偏食の割合は高い傾向がある。そういう意味で、偏食が多い、と私は定義しています。

 触感や味、といったことへのこだわりが偏食を作る理由のひとつです。
マイルールに沿わない、ということも。

 私もかなりここへのこだわりがあると自覚しています。見た目もこだわりのひとつ、と言えばひとつに当たる。「この見た目は食べない」というこだわり?

 この調理法は嫌い!とかもありますね。こっちはいい、けどそっちはだめ、みたいな。

 他には、感覚過敏。匂いが耐えられなかったり。

 味が混ざっている、というのも嫌いな場合が多い。

 そういう理由が積み重なって、偏食な傾向にあるんだと思います。


健康のために改善すべき?

 私は「偏食を治すべきか?」に対して、「べき」ではない。と思っています。治したい、なら治した方がいいと思うけど、本人の意思があまり強くないなら、強制してまでしなくても。と私は思います。

 なぜかというと、治すべきだ!ということがプレッシャーになって、ストレスを蓄積してしまったら元も子もない。私のような、食事嫌いになる可能性だってあるし、最悪摂食障害になる可能性だってある。
(私?私は最悪のパターンの人です!入院したこともあるよ!いい思い出ですね!)

 毎日3回はしないといけない「食事」が苦痛になるって、それこそ毎日が拷問じゃないですか。避けられはしないのだから。嫌でもね。

 おそらく、日本は食事に重きを置いているような傾向があるので、栄養バランスに気を付けて、とか何でも食べるように、といわゆる食事への教育が進んでいると思います。私の推測だけど。アメリカとか、当時は好きなものしか食べなくても、「それが好きなんだ~」くらいで終わっていました。Nurseryでも。

 本人が満足しているなら、それでよし!な国ではない日本においては、「改善すべき」とか「親の教育がなっていない」とか言われるのでしょうけれど、本人にとって、幸せか?という点では、私は「無理して改善する必要はない」という態度をとります。

 また、現代はたくさんのサプリメントや栄養補助食品があります。そういったものを取り入れていけば、偏食であっても栄養素的には不足したものを減らすことはできるんじゃないか、と思います。

 もちろん、炭水化物が過多だ、とか脂質が、とかそういった問題は可能な限り、本人にとって適度な量とされるものに近づける必要はあるかと思います。

 エネルギーも摂らなければならないけれど、摂り過ぎは肥満一直線だし。運動をしていたとしても、運動量よりもエネルギー摂取量が多いと、いかに質の高いエネルギーだとしても「余分」なものに変わってしまうわけで。

 ある程度の調整は必要だと思うけれど、食事そのものを無理に変える必要はない。私はそう思います。


サプリはサプリでしょ!と思うかもだけど

 実際の野菜やフルーツに含まれる栄養素が、最近かなり変わっていることはご存知でしょうか?

 変わっているのです、悪い方向に。ビタミン類はかなり低くなっている。土や日光の状態とかも影響しているらしいけど、とにかく全体的に昔のものより栄養価の低い作物になっています。

 味は上がっているとはおもうけれど、それは品種改良がされているから。味に関しての。栄養素とはまた違ったベクトルの話。

 で、低い栄養素のものを摂っているよりは、リアルなものではないとしてもサプリメントで補う方が「賢い選択」だと私は思います。そりゃリアルなもので取れたら一番いいのだろうけど、効率悪いし、食べられないものだとしたら無理しなくても。

 サプリメントは確かに、栄養を補うものであり、メインにはならない。けれど、0よりは確実に栄養を取ることができる

 サプリメントも考え方によってはとても良いものです。
(逆に言うと、考え方によっては「悪」ですが)

 確かに補助的なもの。しかしながら、3大栄養素である「炭水化物・たんぱく質・脂質」を取っていれば、ビタミンやミネラル類は補助に頼ってもいいと私は思います。

 実際、「食事では海藻や野菜、果物を取って栄養をしっかり摂ろう」とは思うかもしれないけれど、ビタミンやミネラルの数値まで計算して食事しませんよね?…しませんよね?!

 私の考えだけれど、「マルチビタミン」を中心として、自分に感じる不調などからその栄養素のサプリメントを摂取すればいい、と思います。
(貧血だったら鉄分だとか、ストレス過多だったらマグネシウムだとかね)

 ここまで書いていますが、もちろん!ベストなのは食事で栄養素を摂って、かつサプリメントを必要に応じて取ること。リアルなものに、人工的に作られたサプリメントは勝てません。相乗効果とか、そういったレベルでは。

 しかしながら、ここでは偏食の場合、どうやって健康を維持するか?という話なので、私はサプリメントを勧めています。


偏食な私から、偏食などちら様かへ。と、それの目撃者様へ。

 私は書いたように、めちゃくちゃ偏食です。おいしいものを食べること=人生の楽しさ!という家庭で育ち、「おいしいものを食べないなんて人生損している」と言われ続けた結果、食事時間なんて嫌いになったし、なんやかんやで摂食障害となりました。

 もし「食事が苦痛」と思っているならば、自分の無理のない食事をすればいい。それで、「ちょっと色々食べてみよう」とか「変えた方がいいのかな?」とか思った頃に、ちょっとずつ変えていけばいい。私はそう思います。

 「苦痛だ」と感じている時間が長ければ長いほど、一生かけて食事が嫌いになれます。まだ私は一生終えてないけど、食事は嫌いです。嫌な記憶ばかりがよみがえる。

 そういった経験をしてほしくないなぁ、と思って今回このようなnoteにしました。

 また、ご自身の周りに偏食な人がいると思っていても、本人の「許せる食事」か「嫌いなもの」をちゃんと聞いて、それからちょっとした食事に関した話題を提供する程度にとどめておいてもらいたいな。「またそれ食べてるの?」とか「ちゃんとバランス考えなよ」とか、確かに正しい意見だと思います。それでも、相手の心を傷つける言葉になっているかもしれない。

 「こんなのあるけど、興味ある?」とか、そういったソフトな感じに、おすすめでもしてもらえれば、気持ちの面で安心できるんじゃないかな、と私は思います。偏食の人たちが。

 食事は生きていくためには必要不可欠なものです。どうやったって「取らない」という選択肢はない。あったとしても、直結するものは「生」ではないでしょう。

 その必要不可欠なものを憎むほど嫌いにいならないように、少しでも快いものになればいいな、と思います。hateからdislikeになるくらいでいいじゃない、と私は思います。

 

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