見出し画像

触覚過敏。触れるのが嫌い。

 54回目です。φです。

 日差しの強い日が続いていますね。梅雨っていつだっけ、と思う日が多い。そのおかげでダムは枯渇しているようだけど。

 地域によって違うのだろうけれど。私は豊かに水が流れる場所で生きているので、ダムの水が少ないとなぜか危機感を感じます。「私の水が…減ってる…」と、なぜか私はセルフ水の神を演じています。なにやってるんだろうね、私(笑)

 私は自然保護に関しては意識しているので、水不足をニュースで知るといつもより節水を心掛ける。ひとりひとりの心掛けが大事だと思います。

 自然は無限のように思うけれど、いつかは枯渇してしまうかもしれない。自分たちと自然が上手く調和して生きていくには、節度を守らないといけないし、尊重して大切にしないといけない、と私は思います。

 私は水の感覚が好きです。私が不快に感じる「自分の皮膚と別の何かとの接触」が、水には全くないし、むしろ快く感じるから。

 水を触ると不思議な気持ちになりませんか?私は自分が生きていることを水に触れている間強く感じます。なんでだろうねぇ。

 さて、長くなりましたが今日のnoteは皮膚感覚の過敏について。ちょっとした皮膚への刺激が、私にとっては強い刺激に思えて負の感情が湧いてしまうのです。


皮膚感覚の感覚過敏:触覚過敏

 私は触感も過敏です。とーっても過敏。

 どれくらいかというと、洋服で麻の素材だと気になって落ち着かない感じ。ガサガサ、と表現されるものが苦手。

 コットンかサテン、といった「サラっとした」と表現されるような素材しか着れないのです。最近はポリエステル混ざっていても着心地が良いから、私にとってはすごく嬉しい。

 中学生の頃の制服、皮膚に張り付く感じが嫌だった。着ているうちに慣れてくる、と言われたけど、結局3年間違和感を着てきたものです。

 私は選択肢がないものに対しては、「選択肢がない。じゃあもういいや。」となるタイプなので、制服に関しても嫌ではあったけど、私自身を納得させて学生生活を送りました。私が嫌だー制服着心地悪いーなんて文句言っても、その意見が通って新しい制服が採用されるわけでもないし、私だけ制服なし、ということにもならないだろうしね。

 諦めはめちゃくちゃ速いのです。私自身の手ではどうしようもないものに関しては。
(自分の意思で変えられそうなものに対してはとことんまで反抗するけどね!)

 着ているときは多少は不快感をスルーできるけど、私が嫌だった場面は「文字を書くとき」。なぜって?文字を書くときは必ず腕を机に置かないといけない。そうすると制服が腕に密着する。不快!ということ。

 座っている時って本当に苦痛。脚にも制服は密着するし。言っていたらきりがないから、私は常に修行中のお坊さんみたいな感じ。いや私修行したことないしお坊さんになったこともないけど。イメージ!

 制服も嫌だったけど、靴下も正直不快だった。

 私の学校は校則がゆるっとしたところだったので、学校指定の靴下ではない。けど、こんな感じのにしてね、と言われた靴下は紺の膝下までの長さのもの。

 素材って選びようがないんですよね。シルクの靴下っていうのがあればよかったのに…テッカテカになりそう。やっぱりやめよう(笑)

 靴下っていつも脚に密着しているから、常に気になっていました私。靴下よ、なぜ張り付くのか!と思ってましたね。靴下に対してなぞの怒りを持っていました。

 あんまり気になる人はいないんだろうけどね。でも、皮膚感覚が過敏なので、私は常に不快感があった。


皮膚感覚が過敏な人に。

 私は今制服を着る状況にありません。なので、自分の好きな素材のものを選択して着ています。

 洋服選びをしっかりすれば、服を着ている長い時間を不快感なく過ごすことができる。

 確かに、服選びは時間がかかる。なかなか自分に合ったものって見つからないし。気に入った!と思ってもお値段が気に入らないものもあるし(笑)

 私は前述したように、ガサガサとした素材が苦手で、皮膚にくっつく感じのものも苦手。

 そんな私が選ぶのは、インド綿100%のものや、コットンのもの。なかなかネットでは買えないのです。いい服はたくさんあるのだけど、触ってみると「あれ?」と感じるものは多い。実際に手に取って、試着して色んな動きをしてみて、問題なかったら私は購入する。

 私の個人的なおすすめですが、無印良品のものは肌に心地が良いと感じます!おすすめ!

 服選びに関しては、できるだけ吟味する方が良いと思います。その時間によって、それより長い時間を不快に過ごすか、快適に過ごすかが変わってくるから。

 制服を着るしか選択肢がない場合は、インナーなどをできるだけ不快感のないものを着る。袖の感覚が嫌な場合は薄手の長袖インナーを見つける。ちょっとした工夫で、意外に快適さが上がるものです。


 感覚過敏という名前が少しずつ知られるようになり、主に聴覚過敏や視覚過敏については認知度が高くなったと思います。
けれど、皮膚感覚についてはなかなか名前を見ない、と私は思います。「触覚過敏」って聞いたことありますか?
「自分が大袈裟なのか?」と悩みを持つ人もいると思うけれど、きっとそうじゃない。感覚が鋭いゆえに、そう感じるのだと思います。わがままとかじゃないよ!
「我慢我慢、」と続けていると、いつか我慢ができないほど感情が溢れてしまう可能性だってある。

 少しずつ、自分の快適なものを見つけていくこと。それが長く自分と上手く付き合う方法じゃないかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?