【ネタバレ記事】《私の恋人を紹介します リピーター公演》#ヤンデレ謎リピーター

《私の恋人を紹介します リピーター公演》 ヤンデレ謎リピーター
2016.4.17

《私の恋人を紹介します》リピーター公演では、本公演の続き、つまりアフターストーリーを楽しむことができるようになっていました。

本公演において、プレイヤーとずっと会話していた少女が本当はストーカーのレイであったことに気づき、本物のアキラが閉じ込められているロッカーの鍵を開け、解毒薬を入手した後、扉が開くまでの数分間にあなたたちができたこと、それを体験できるストーリーになっていました。

本公演ネタバレ記事→ https://note.mu/phi_nazo/n/n107563562fcd

扉が開いた後、あなたたちの前に現れたアキラは、大きな封筒を手にしていた。解毒薬を飲み、落ち着いたあなたたちはその封筒について尋ねる。
「これは、レイさん?が私に解いて欲しくて作ったらしいの……でも難しくて全然わからなくて。一緒に解いてくれる?」
 その言葉に謎を解き始めるあなたたち。やがてそれが、先ほど解いたアキラについての謎と対応するように、レイについての謎であることがわかる。

 しかしロッカーが開くまでとは打って変わってレイは不機嫌になり、あなたたちがアキラに近づくたびに罵声を浴びせ、必死にアキラへの愛の言葉だけを発し続けている。あなたたちが謎に必要な情報を求めても答える様子はなく、それどころかアキラのために作った謎を勝手に解かれることに不快感さえ覚えている様子。

 そこで、唯一レイが言うことを聞く相手であるアキラに頼み、情報を引き出していくことになる。ただし一定距離以上アキラをレイに近づけると、拘束を限界まで引っ張りレイが飛びかかってくるため注意が必要だ。
 時折挟まれる熱烈な愛の言葉を無視しつつ、情報を集めて謎を解くと【玲の背中】という文字列が導かれる。

 ここで、レイの罵声を無視しながらアキラのパーカーを脱がせ、背中を見ると「これが最後の指示」という文の書かれた謎の紙が貼ってあることがわかる。
 しかし、【玲の背中】という文字の「玲」とは本当にアキラを指すのだろうか。レイの発言を聞いていると、レイはアキラと名前の漢字が同じで読み方だけ違ったことに運命を感じたのだという。ここでもアキラを経由して、レイのカーディガンを脱がせ、背中を確認すると、そこにも同じように「これが最後の指示」と書かれた、謎だけはまた別の紙が貼ってあったことがわかる。

 アキラが持っていた封筒に入っていた、アキラとレイの身分証明書のコピーと照らし合わせて、それぞれの背中に貼ってあった謎を解くと、どちらの紙からも「私に告白して」という言葉が導かれる。


 ここで、あなたたちには(基本的に)3つの選択肢が存在する。

A)アキラがレイに告白するエンド
 あなたたちは、レイに怯え続けているアキラに、レイに告白するよう指示する。怯えながらもアキラは指示に従い、レイに好きだと告白した。一瞬喜ぶレイ。しかしすぐに我に返り、壊れた笑いが聞こえ始める。
 「ねぇアキラ……それは、ここにいるゴミ虫たちの指示で言わされているんでしょう?それもわからないと思った?ねぇ?……そんな愛なら、いらないわ」
 レイはアキラを拒絶し、隠し持っていたナイフで自殺する。

――BAD END

B)プレイヤーがアキラに告白するエンド
 あなたたちは指示に従い、アキラに告白する。照れるアキラとは対照的に一気にヒートアップするレイ。一瞬で発狂し、あなたたちとアキラを罵倒しながらただ時間は過ぎ、脱出のための扉が開く。

――NORMAL END

C)プレイヤーがレイに告白するエンド
 あなたたちは指示に従い、レイに告白する。一人ずつ告白しても構わないし、全員で縛られたレイを取り囲み告白しても構わない。
 どんなセリフでも構わないが、レイのことが好きだと告げた瞬間、彼女の様子が変わる。一瞬動きが止まった後、唐突に彼女が顔をあげる。
 「本当に、私のことを愛してくれるの…?」

 そこで肯定すれば、レイは喜びに表情を変え、プレイヤーを受け入れる。
 「私を愛してくれるなら誰でもいいわ!」

――HAPPY END

D)ママエンド(*本来想定されたものではありませんでした)
 あなたたちのセリフに促され、アキラはレイを受け入れる決意をする。しかしそれは恋人としてではなく、「ママ」としてだった。
 ママ!そう叫び、アキラに抱きつくレイ。こうしてレイの心の闇は晴れ、大団円で終わったのだった。

――AnotherEnd


(文責:ユナ)

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