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【デイトレ初心者】1か月総まとめ

書いた文章を自分でも読み直すが、取り留めがなくなってきた。
毎回読み直すのは大変なので、一度全部読み直して、その中からピックアップしたり、考えを深めた内容をここに記す。

■振り返りの重要性
きちんと証跡を残しておくことが重要。
後から思い出しても勝手にストーリーを作るため、精度が薄い。

ボイスレコーダー→録画と精度が非常に上がった。
しかし、録画をしながらだとツールが止まることがあり、リスクが高い。
ボイスレコーダーに戻すか検討中。

ただ、個別のトレードに関して覚えておく必要があるのかというそもそも論も考える必要がある。
効果の薄い作業をやるだけで満足していないか?
もっと大局を掴む振り返りをした方が良いんじゃないか? とも思う。

ただし、後から振り返った際に実際に起きた事と頭の中のストーリーとの違いを埋めるのは有用だと考えている。

■スキルの向上
同じような条件じゃないと、上達の比較ができない。
まったく異なる条件化で、似たようなトレードをしても意味がない。
基本的に同じような条件下で、リスクとリターンを追求していった方が良い。
勘違いをしてしまうと、大損をするリスクの方が高くなってしまう。

重要なのは、メンタルを保つことと、それを担保する資産運用の技術を身につけること。
相場で稼ぐのは、単純でも簡単でもない。

信用取引が出来るようになったため、50万円の資金を元でに回転をさせた方が良い。
レバレッジもかけず、まずは資金を積み上げ、株で積み上げた資金を元にリスクを少しずつ上げていくことにする。

まずは、相場に参加し、生き残ることを念頭に起き、稼ぐのは後からついてくると自覚する。

■休養
万全な体制で挑む必要がある。
睡眠時間が足りていないので、前日はきちんと早めに寝るようにしたい。
頭がぼーっとしている状態で勝てるほど、相場は甘くない。
知らない間にリスクを正しく認識できず、大損をする可能性も高い。

■リスクへの向き合い
自分は、リスクに向き合う覚悟がきちんと出来ていない。
単に楽観的に自分は失敗しない、破産しないと根拠のない自信がある。
そのため、損切りがきちんと機能していない。

損切りを機能させるための環境を整えて上げる必要がある。
それは、扱っている資産が自分にとって、緊張しないような価格感でやるべきだ。
そうすることで、ちょっとくらい損をしても大丈夫と損を確定することに慣れていく。

ゆくゆくは、損小利大がついてくることだろう。

■Noteのトレード日誌
Noteについても、後から自分が読んで意味のあるものを残したい。
単にその場のああだこうだを書いてみても、その時の状況をリアルに思い浮かべられる訳ではない。
むしろ、後から読んで意味のある事、つまり大局的なことをきちんと記録していき、自分のトレードの基礎をよりよい方向に修正していった方が良いのではないだろうか。

個別具体的な些末なことをせっせと書いても、時間がばかりがかかるだけで、自己満足だと思い始めてきた。
あれこれと無駄な事を書きすぎるから、本当に大切な事が身に沁みないのではないだろうか。
何度も同じような事を繰り返す自分を見て、そういった感覚が確信に変わりつつある。
大きく自分の失敗を見つめない限り、同じ失敗から逃れられないのではないか。

■尻尾と頭はくれてやれ
とにかく重要なのは、底や天井をきちんと確認することだ。
適当にえいやで買って、損をすることが多い。
安易に決めつけずに冷静に見たい。

強い株はトコトンまで強い時があるし、弱い時も同様だ。
また、リターンしか目に入っていないから、損切りが機能せずにお祈りトレードに移行する。
今までは運良くリバウンドしたが、これではいつまで経っても破産リスクが減らない。
それに、損切りをした後で、きちんと下値を確認した後でトレードすれば、大きくプラスになる可能性もある。
そういった機会損失も含めて、さっさと損切りして正常なメンタルに戻すのが正しい。

■自意識過剰
自分の事を何度も初心者だと言い聞かせるが、それでも自分は勝てるという妄想が止まらない。
大抵の人間は、自分が上位50%だと根拠なく信じているらしいが、まさにその状況だ。
社会でもそれなりに成功して来たが、まったく株と関係のない実績が錯覚をさせる。

良い加減、僕もいい年齢なのだからもう少し落ち着いた思考で取り組みたい。
数年前に一度、自分にはまったく才能がないと結論づけておめおめ帰って来たのに、なんで自分が勝てると思っているんだろう。
何の根拠もない。
プラスになっているのだって、めちゃくちゃなトレードで運良くプラスにしたに過ぎない。

その前の週に勝ちの兆しが見えてきたのに、自分自身でその検証をする続きを放棄して、ギャンブルに明け暮れてしまった。
猛省だ。
今年は、きちんとしたトレードで過去の悪しき間違ったトレードを超えたい。

もちろん、焦らずに少しずつじわじわと悪しきトレードより、正しいトレードの正当性を証明していくのだ。
悪しきトレードで勝った人を思い出すと、身体中が筋肉痛のようで痛かった。
小銭を稼いで身体を悪くしたら元も子もない。

精神も身体も安心した状況で、その上で、少しずつ積み重ねていきたい。
スリルジャンキーになってはいけない。
僕はそもそも分析とかが好きなのだ。株を分析対象として見よう。
自分なりのちょっとした成長を楽しめるようにしていこう。

2023年は、地合いが強すぎた。日経平均もとんでもなく上昇している。
下落トレンドが未経験な僕は、そういう地合いになったら、想定通りにトレードしても負けるかもしれない。
今から、そういった事を見越して、様々な状況に対応できるように少しずつスキルを積み重ねる必要がある。

■自分を信用しない
自分のメンタルを信じてはいけない、というのを常々感じる。
相場には魔力がある。
光に集まる虫たちのように、吸い寄せられてしまう。
明らかに中毒性のある危険な場所であることは間違いない。

だから、自分のメンタルに頼るようなやり方では駄目だ。
そもそも、その行為が出来ないような環境を整えてやる必要がある。
冷静な時に仕込んで、興奮している時の自分を制御する。
いつでも平常心でいられるような環境があって始めて、少しずつ積み重ねが出来るようになる。

まったく条件の異なる、荒々しいトレードをしても、いつまで経っても前に進めない。
1か月間、毎週何かしらの破産リスクを抱えていたのがやばい。
1か月やってみて身に沁みたので、もうそろそろ危うい考えからは離れたい所。

■相場は伴侶
相場は一時的に金を稼ぐ場所ではない。
自分だけ一瞬で稼いで一抜けたをするようなものでもない。
FIREを目指している僕としては、引退出来る程の資産を蓄えた後でも株にはお世話になる。
その際はデイトレなどではなく、インデックス・ファンドに全掛けみたいな状態だとは思う。

けれど、それも株である事には変わらない。
運用資産の一部を生活費として切り取って生きていくので、市場は大雑把にでも確認しておかないといけない。

それに、仮にデイトレで勝てるようになったとして、勝っているタイミングで止める事は難しいだろう。後1日続ければ、1週間、1年間続ければお金が増える期待値が高いのだ。
勝ち逃げる程に精神が強い人も滅多にいないと思う。

どうせ勝ってるんだから、まだちょっとやろうとでずるずるとやり続けてしまうんじゃないだろうか。
となると、一気に損をしたタイミングなどで「もう駄目だ。資産は大きく減らしてしまったが、これ以上損を被る前にやめよう」というのが関の山なんじゃないだろうか。
つまり、自分の資産を守る事に慣れておいた方が良い。

どれだけ勉強したって、破産リスク自体は存在する。
将来を見越して、トレードをして、資産を守っていく必要があるんじゃないんだろうか。

■リスクの自覚
リスクをきちんと受け入れていないから損切りが出来ていない気がする。
勝つ確率が高いと思いすぎるから、損をした時に反応できずに、さらに損を拡大させてしまう。

コインの裏表をあてるゲームだったとして、外れたとしても別に驚きはしない。
だって、1/2だから。

一方で株は同じような確率のゲームであるにも関わらず、自分と違う方向に動くと驚いてしまう。
本来は驚くような内容ではないのに。

テクニカル分析などは、あくまでその可能性が高いよってだけのものでしかないのに、絶対の法則であるかのように扱ってしまっているのではないだろうか。
普段はその確率が高いけど、当然外れることもある。
というか、それを利用して他人を欺こうと思う人もいる。
一歩出遅れるから、元々の想定していたリスク以上に痛手を被ってコツコツドカンでそれまでの利益を飛ばしてしまう。

最初からリスクはこのくらいだからと決めて、実際にそうなっても驚かない。
即座に損切りするという決意が足りないように思う。
まずは、確率のゲームであって、当然起こりうる前提を踏まえた上でトレードに臨むようにしたい。

■チャートの重要性
板だけで直感でやっていたが、大損の含み損を抱えていた時に必死にチャートを見た。
チャートは、やはり結構機能する。それがスキャやデイであってもだ。
厚そうな板などを壊したりするのも、チャートの影響が強いように思う。
チャートをきちんと見据えれば、他の人が何をやりたいのかくらいは分かる。
それが実際にできるのかはまた別の問題だけれど。

ただ、大勢が何をしたいのかが大雑把に分かれば、そこから差益を取る事もしやすくなる。
大きい銘柄でそれを確認しながらトレードして、一時は危ういながらも生還は出来た。
だったら、小さい銘柄でもそれを確かめて、リスクを下げつつコツコツ稼げるんじゃないか。
小さい銘柄だと、忙しなく板だけ見ていたけれど、チャートで一歩引いた視点で見るのも大切だ。

いつ入るか? ではなく、いつ入ってはいけないか? を考え続けることで、手持ち無沙汰で焦れることも減ると思う。
小さい銘柄でコツコツと検証して、資金を積み重ねて、ステップアップしていきたい。

■事前準備
振り返りもそうだが、準備もきちんと出来ていない。
ただ漫然とチャートと板を眺める程度しかやれていない。
もっと意識的に、チャート的に今日は上がるのか下がるのかを洗い出した方が良い気がする。

その場であれこれ判断はしているが、その時のメモを残していないので、その振り返りが出来ていない。
妥当に判断出来ているなら、その日の方向性が分かる訳なので、非常に有用だ。
逆に全然合っていないのであれば、どこに間違っていたポイントがあるか学びになる。

もっと意識的に、意味のあることに時間や労力を使っていった方が良い。
単純作業で時間を浪費するのではなく、きちんと意図を持って時間を使うのが良い。

■約定。手仕舞い
どこで約定するべきか?
考え方の一つとして、「自分が買ったポイントを見ない」という方法があるようだ。
要は、今の地点から上がるか? 下がるか? を考えるというものだ。

市場において、僕が買ったポイントというのは、何の意味も持たない。
その情報は、市場の価格とは関係ないからだ。
単純に僕が儲けるか損するかだけの話である。
だから、今の価格より上がるか下がるかという重要な観点のみを気にする。

そうなってくると、欲望や恐怖から一歩引いた目線でトレードが出来るようになる。
もう少し儲けたいなとか、損が減るかもしれないから待ちたいなとかそういう邪な気持ちから離れられる。

上がるか下がるかに集中しているので、個別のトレードの勝った負けたも分からなくなるかもしれない。
そうすれば、「ちょうど○円だから、もうちょっと儲けたい」とか「負けているから○円取り戻したい」とかそういう意味のない点からも解放されるのは大きいのではないか。

■成行で約定
今は指値で約定を決めているが、いっその事、成行で良いんじゃないだろうか。
指値が刺さりそこねてさらなる下落になるより、成行で確実に手仕舞った方が良いのでは。

デメリットとしては、暴落からのリバウンドを拾えなくなる点だ。
しかし、そもそも暴落している時点で自分の予想が外れているし、さらなる暴落リスクがあるのだから、とにかく売ってしまった方が良い。

成行であれば、他の指値などよりも優先的に約定されるので、急激に落ちる株価の中で、損が抑えられる期待値もある。
誤クリックだけが怖いが、まぁそこは気をつけるしかないだろう。

■値頃感の統一
株価の値頃感の統一は重要。
tickの価値が変わってもトレードに大きく影響するし、値頃によって変動数が異なる。

1万円の変動率10%と1000円の変動率10%では、10倍も変動が異なる。
そうなってくると、ちょっと値が動いただけでも、大きく異なる訳で、培ったスキルが使えなくなる。
同価格帯の銘柄ですら、全然違う動きをするのだから、tickが変わったり、値段が全然違うものを扱うのは危ない。

現状は、1000~2500円の1tick1円くらいの銘柄を見ることにした。
1000未満は、キリがないので区切ることにした。
2500円で止めているのは、3000円を超えると5tickになるため、すぐに使えなくなるからだ。

■冷静さを取り戻す
冷静じゃない時にストレッチと決めているが、実際にやった数が少ない。
また、ストレッチをしても特に格段に冷静になっている気もしない。
一度、筋トレでもした方が良いだろうか?

■今後の方針
改めて全トレード日誌を見たけれど、まずは地道に積み重ねる事に決めた。
1tick10円を触り始めた辺りから、明らかに言動がおかしくなっている。
そのため、まずは1tick1円で健全にトレードしていく。
後々を見越しての勉強などもしない。それを見ると感覚がバグると思うからだ。

1tick10円銘柄たちの事は、完全に忘れてまず積み重ねる所をきちんとやる。
そこで安定して稼げるようになってから、その後の事は考える。
まだまだ1か月デイトレに参加しただけで、自分のトレードを確立できていない。
不要なことや破産リスクのある所について考えても期待値がない。
目の端にも入らないようにして、まずは自分にとって良い環境でスキル向上を狙う。

■銘柄数
取り扱う銘柄が少ない方が自分にとっては良い模様。
長く使えそうな銘柄を選定して、銘柄の癖を詳しく見ていきたい。
軽くファンダメンタルを見て、ざっくりどういう状況なのかは確認していく。
信用倍率は、板情報に反映させる意味でも重要。
どういう状況なのかきちんと把握した上で、トレードしようと思った。

ある程度、少数に絞らないと把握しきれないので、前述の通り銘柄は減らす。
これまでの1日での最大下落や最大上昇なども確認するようにする。
リターン側は正直どうでも良いけど、最大リスクは抑えておいた方が良い。

安易にリバウンドを狙おうとして、谷底に突き落とされる可能性があるので。
これまでの最大リスクが分かっていれば、損切りが早くなったり、そもそも待つ事がしやすくなるはず。

■受け入れるリスク
負けた分を給与で全額補填できるのは、10万円。つまり、1日の負け額5000円。
しかし、これだとちょっとトレードの練習にならない所もある。
そのため、これまで正常なトレードで稼いだ実績から1日最大1万円までという考え方もある。
折衷案で考えるなら7500円というのもアリ。

■次のステップ
12月はめちゃくちゃなトレードが多かったので、1月からはきちんとボトムアップで積み重ねる。

負のステップ
1st step : 月-15万円以内(7500円)
2nd step : 月-10万円以内(5000円)
3rd step : 月-5万円以内

正のステップ
1st step : 週プラス達成
2nd step : 週2万円達成(過去実績の達成)
3rd step : 月6.5万円達成(過去の誤ったトレードの否定)

■中長期
デイトレ中心で考えているが、デイトレが全てではない。
日々株価を見ている訳だから、多少時間軸を伸ばしてスイングをするのもあり。
まずはデイトレに慣れる事から始めるが、他の選択肢があることも把握はしておく。
なお、長期投資でインデックス、中期投資で配当銘柄への投資はしている。

■株は需給
株は需要と供給で動いている。
僕が買えた時は、誰かから売って貰った時。その逆も然り。
僕に売ってくれた人は、そろそろ高いと思って売っている。
その事を忘れてはならない。

■大損幻想
大損してからじゃないと大勝ちできないという幻想を捨てる。
活躍しているトレーダーが結構、最初に大損から始まっているケースが多い。
それくらい、株の本質を掴むのが難しいということだろう。
しかし、だからといって自分も大損をしなければいけないんだというような考えは止める。

別にコツコツやって、徐々に資産を上げて凄いところまで行った人もいるだろう。
大損している話がキャッチーだから記憶に残りやすいだけだ。
数百万を溶かした経験はないが、僕だって、5万円だの10万円だの溶かして肝を冷やした。
無意味な破滅願望やジンクス的な考えは辞めよう。

真摯に向き合っていれば、数百万の損なんかなくたって、稼げるはずだ。
目の前の株価の上下動以外で集中を阻害するような事なんて考えなくて良い。

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