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浜松ホトニクス、10~12月は36%増益

様々な用途向けに光センサー・半導体などの
光関連製品を開発・製造する
浜松ホトニクス<6965>の
2023年9月期
第1四半期(22年10~12月)業績は
売上高:前年比17%増の552億円
経常利益:同36%増の157億円
となりました


【幅広い分野で好調続く】
電子管事業は
売上高:前年比15%増の215億円
営業利益:同25%増の90億4千万円
(営業利益は本社費用など調整前)
となりました

半導体ウエハのレーザー切断装置の売上が減少したものの
光電子増倍管
(微弱な光を検出するセンサー)が
ウエハ欠陥検査用の光源向けに増加を続けています
また
非破壊検査用のX線源も増加しました
車載バッテリーや電子回路基板の検査向けに伸びている
と推測します


光半導体事業は
売上高:前年比11%増の248億円
営業利益:同18%増の93億1千万円
となりました

半導体製造・検査装置向けのイメージセンサーが好調です
X線CTスキャン装置向けのシリコンフォトダイオード(光を検出する半導体素子)も
国内外ともに需要が堅調です
歯科用フラットパネルセンサーも
アジアを中心に好調です


画像計測機器は
売上高:前年比55%増の72億8千万円
営業利益:同2.8倍の22億6千万円
となりました

車載用の電子回路基板などの検査に使用される
X線カメラが伸長しました
発光・発熱を検出し故障の部位を特定する
半導体故障解析装置も
国内およびアジアを中心に好調に推移しました


【予想据え置き】
会社側は
上期(22年10月~23年3月)業績予想については
期初の
売上高:前年比15%増の1153億円
経常利益:同7%増の305億円
を据え置いていますが

第2四半期(23年1~3月)が
売上高:前年比12%増(601億円)
経常利益:同13%減(148億円)
となれば、会社予想を達成できます

会社予想を上回る順調な推移が続く
と判断しています


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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