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フィオっさん、経営者になるってよ

このたび、うぃは、
「動く城のフィオ」として
「VR法人HIKKY(株式会社HIKKY・渋谷区)」
「役員(役職は取締役CVO)」に就任することになりました!

ワー!パフパフー!

いやいや、どういうこっちゃw
説明しよう!

バーチャルマーケット担当役員、爆誕

これまで、フィオはHIKKYの所属アーティストという契約形態でしたが、役員に就任したことで「これからは経営者としてHIKKYの会社経営そのものにより深く関わっていきますよ」ということになります。

役職は、取締役CVO
Chief Virtual-Marketing Officerの略です。
分かりやすく言えば、バーチャルマーケット担当役員ですね!
バーチャルマーケット事業を中心として、バーチャル空間における流通や市場の発展を促すマン、という感じ!

ん?
「これまで通り」じゃないかって?

そう!
表面上はこれまで通りで、特に何か大きくフィオの活動内容が変わるわけでもありません。フィオっさんは今までもこれからもフィオっさんなんです。
でもでも、いちVtuberとして所属アーティストだった時とは、いくつかの点で明らかに異なることがあるんです。

Vケットを事業としてやっていく決意表明

Chief Virtual-Market Officerという、バーチャルマーケットの全責任を担う役職を作ったことで
「このバーチャルマーケットというイベントは何なの?」
「誰が責任を持ってやっているの?」
という、外からの見え方がはっきり明確になりました。

「名付ける」ということはとても大切なことなのです。
バーチャルマーケットを大きく育ててゆく中で、様々な企業さんと取引していこうとなった時に
いちVtuberがやっている企画」なのか
法人組織の役員が担当している事業」なのか、という見え方は結構大事なポイントになってくるんですね。

バーチャルマーケットという文化に大きな期待を寄せてくれている人。
その夢乗った!と一緒に歩んでくれる人。
年に2回のこのお祭りを楽しみにしてくれている何万人もの人々。
皆の期待に応えられるよう、一生懸命、事業として育てていきます。

バーチャル存在のまま社会参画するということ

動く城のフィオは、動く城のフィオのまま、役員に就任します。

ご存知の通り、フィオは「現実の肉体では妻子持ちの既婚男性だけどバーチャル上ではロリ爺の美少女おじさん」という、曖昧な存在です。
今回、中のおじさんが顔出しして名前を出して現実に出社して役員になるのではありません。あくまで動く城のフィオの就任なのです。

フィオが役員に就任するにあたり、HIKKYのオフィスには大型モニターが設置され、現実オフィスとバーチャル空間上のオフィスを常時接続する仕組みを取り入れました。
フィオは病弱で引きこもりがちなので、中々家の外に出ることができません。でも、バーチャル上で出社すれば、まるでオフィスにいるかのように振る舞うことはできます。

現実オフィスのメンバー「フィオちゃん~、今いる?」
フィオ「いるよ~何~?」

そこからモニター越しに目と目を合わせて会話する、みたいなやり取りが、HIKKYでは普通に行われています。

バーチャル特有の曖昧さを保ったまま現実社会と関わりを持つことになる。
「バーチャルで生きていける世界が作りたい」というフィオのビジョンに、少し近づいたかなという感覚があります。

「バーチャルで生きていける世界」の証明

フィオには、うつ病を患い社会との関わりを断絶した過去があります。
ねこますさんというVtuber、そしてVRとの出会いが、フィオに新しい世界を見せてくれました。
「パパな、女の子になろうと思うんだ」のnoteで詳しく書きましたので、興味があれば是非読んでみて下さい。

ゼロからモデリングを始めて、VRの世界に肉体を持ったのが2018年2月。
あれから1年半以上の時が経ちました。
まっさらに転生した所から、好きなことをいっぱいやって、それを一緒になって面白がってくれる人とたくさん出会って来ました。
病気の寛解はまだだけど、ベッドに寝たきりだったあの頃に比べると毎日が楽しく過ごせるようになりました。

誇張でも何でもなく、フィオはVRに救われました。

VRという技術が、人を幸せにしてくれたり社会との繋がりを取り戻させてくれたりする。
「そういう事例があるんだよ」という、VRが作る明るい未来を証明する存在としても活動をしていきたいと思っています。

うぃには夢があります。

経営と育児と人生の難しさに打ちひしがれて、糸が切れるように病床に伏したあの頃、もう自分はこれから一生人と関わることはできないのかな、何かを創ることはできないのかな、と思っていました。

それなのに、今またこうして会社経営に携わることになって、やっぱり何かを企てていて。ちょっぴり躓いて遠回りをしたけれど、それすらも必要なことだったのだと、今になって分かります。

私は、創ることが好きだし、創っている人が大好きなんです。
私は、夢見ることが好きで、夢追い人が大好きなんです。

私の夢は「バーチャルで生きていける世界を作りたい」です。
一人で叶えることができるようなちっぽけな夢ではないです。

どうか、力を貸してください。
これからも、頼らせて下さい。
でっかい夢、ワクワクする未来、皆で描いていこう。

これからも、VR法人HIKKYと、バーチャルマーケットと、フィオを、どうかよろしくおねがいします。

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【バーチャル空間で生活している人々がいる】 バーチャル空間は、人類にとってのフロンティアです。 いうなれば、これまでの時代は平面のインターネット時代。 これからは、空間のインターネットの時代がやってきます。 バーチャル空間はいずれ、物理現実の世界と遜色ない規模の生活圏・経済圏になるでしょう。 そんな未来を感じてみたい人。 そんな未来の先頭を走ってみたい人。 そんな未来に向けてひた走るフィオっさんの道のりを見ていたい人。 に向けたマガジンです。 ※月に3記事以上読むなら、購読がお得です。

「バーチャル(仮想現実)空間で」 「アバターの姿(と人格)で」 「社会生活を送っていく(生きていく)」 そんな生き方をしていきたい、そんな…

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