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私がEOS R3を使う理由

無双。ただただかっこいい。これが現在キヤノンのミラーレスカメラにおけるフラッグシップカメラである。私はこのEOS R3を使っているが本当にこのEOS R3は素晴らしいカメラだ。今回はこのカメラを使っている感想を述べていきたいと思う。

キヤノン公式より

まずはEOS R3ってどんなカメラ?

EOS R3は2021年11月27日に発売されたミラーレスカメラである。
バッテリーグリップ一体型のカメラで,キヤノンのミラーレスカメラの中でフラッグシップの立ち位置である。(2024年3月18日現在)

基本性能は上記の通りである。秒間30コマでサクサク撮る感じは結構楽しい。そして画素数も2410万画素とちょうどいい感じである。
以前EOS R5を所持していたが,EOS R5の4500万画素は写ると最高にいいけれどもだいぶファイルサイズが大きく取り回しが悪かった感じが否めない。
そう考えるとやはり2000万画素台のミラーレスカメラはとてもありがたい。

2000万画素クラスで撮影した写真であってもA4プリントで粗さなど全く気にならない。そこがこのカメラの良さである。

基本的な性能を詳しく見たい方は上の公式HPを見てほしい。

キヤノンの売り方のいやらしいところとしては,CMやキャッチコピーが購買意欲を掻き立てる素晴らしいものであるという点である。

キャッチコピー『無双。』これだけでかっこいい。

キヤノンは以前から素晴らしいキャッチコピーのカメラを売ってきた。
例えば『すべての一瞬が一新する』とか。これは7d mark

ぜひCMを見てみて欲しい。絶対に買いたくなること間違いなしだ。

R5からR3へなぜ買い替えたのか

EOS R5。このカメラも本当にいいカメラだ。私は2年間ほどR5を使ってきた。そんな中で不満はほとんどなかったのだが,前述のとおり4500万画素が必要なのかという疑問と,夜撮影をした時のノイズ感にどうしても満足がいかなかったという理由でR3に変更してしまった。

EOS R5 EF300mm f2.8 L IS Ⅱ USM  1/200  f9  iso12800

上記写真は伊丹の夕景であるが,ISO12800だとだいぶノイズ感が目立ってしまう。ISO12800なんて高ISOを使っておいて文句を言うなという感じでもあるが,やはりISOをぐっと上げて撮影をしたいなと思ってしまう。

EOS R5の常用ISO感度は51200までだが,本当か?と思ってしまう。
ノイズ処理ソフトを使用している私だが,さすがに51200は言い過ぎではないか?と思う。

夜の写真は結構,写真としての見栄えがいい。飛行機写真を撮っていて機体のどアップ写真や捻り写真など,結構私は好きだが,一般人というか飛行機や写真に興味がない人にとってのどアップ写真,捻り写真はなかなか興味がないものかもしれない。(本当はそういった興味のない人が見てもいいなと思う写真を撮らないといけないのだが…。)

EOS R3 EF200-400mm F4L IS USM 1/1600 F9 iso400

↑こういう写真は一般人受けがあんまりよくない


EOS R3  EF200-400mm F4L IS USM  1/20  f4 iso12800

↑こういう写真は一般人受けがいい。
この流し撮りの写真はiso12800だがノイズ感をほとんど感じない。
EOS R3の良さはこういった夜に強いところだと思う。

EOS R3  EF200-400mm F4L IS USM  F4.5  1/320s  ISO64000

上記写真はISO64000である。さすがにちょっとノイズ感もあるが,使えなくもないし,実際にプリントをしてみたがほとんどノイジーな感じもしなかった。これこそEOS R3の無双たる所以である。

EOS R6 mark2との併用

私はEOS R3と併用してEOS R6 mark2を使用している。
R6 mark2の一番の良さは飛行機AFが備わっていること。
一番微妙な所は飛行機AFが備わっていること。

???
と思ったかもしれない。
飛行機AFは本当に優秀で飛行機のコクピットにAFポイントを合わせてくれる。とても素晴らしい。構図だけを考えればよいので落ち着いて写真を撮ることができる。

しかし,写真の楽しみはいろいろと試行錯誤して撮ることだと思っている。そのため,R6 mark2は何も考えずに撮ることができるカメラであるためいいカメラでもあるし,つまらないカメラでもあることは間違いない。

長根先生も押すだけのカメラと明言している。

最高の写真を撮るためには撮影を最高の体験にする必要があると思う。
私の場合,片道100km以上の道のりを時間をかけて移動し空港に良き撮影をする。
正直面倒である。でもその面倒なこと以上に素晴らしい撮影体験ができるからこそ通うのである。
そのため撮っていて楽しいカメラがいい。その点でEOS R3は素晴らしいカメラなのだ。

EOS R3はファインダーがとてもきれいである。R6 mark2を使ってみると,R3のファインダーのきれいさがわかる。

R3 →576万ドット
R6.2 →369万ドット

圧倒的にきれいなファインダーであることがわかる。

所有欲を満たせ

カメラは日々新しいものがどんどん出てくる。
新しい性能。新しいデザイン。いろいろと技術革新が進んでくる中で新しいものに目移りしてしまうことがよくある。これがいわゆるカメラ沼というやつだ。恐ろしい限りだ。
しかし,フラッグシップ機を使っていると,新しいものが出てきても言い方を悪くすると『腐っても鯛』というか,『腐ってもフラッグシップ機』なのである。
私は今でも1Dx mark2が好きだし。そういった素晴らしいカメラというのはいつまでたっても素晴らしい。
やっぱり所有欲を満たしてくれるカメラは使っていて楽しいのだ。

今ちょっと安い

EOS R3の新品価格は少し安くなってきている。
EOS R1なのかR5 mark2なのか素晴らしいカメラが出る予兆として安くなっているのかもしれないが,ここが狙い時でもある。
そして今なら50000円のキャッシュバックもついている(2024/3/18現在)

いいカメラは早く買った方が機会損失が少なくていい。早めに購入してたくさん撮影した方がよさそう。

ギャラリー

EOS R3  EF200-400mm F4L IS USM  1/1000s  F5.6 ISO5000
EOS R3  EF200-400mm F4L IS USM  1/15s  F4 ISO4000
EOS R3  EF200-400mm F4L IS USM  1/800s f9 ISO4000

楽しく写真が撮れるEOS R3で無双を続けていきたい。


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