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山頂は炭焼きと共に ~内房線浜金谷駅から鋸山への散策とグルメ~

接客業だから、基本的には土日関係のない生活を送る日々。

そんな中久しぶりに、平日2連休とは贅沢だ。

折角だから楽しもうじゃないかと言うことで、電車にて揺られ着いた先は「浜金谷」。
内房線の君津よりもさらに奥へ進む路線だ。

転勤する前はどっちが内房だか外房だか分からなかったまであったが、今はもうバッチリだ。

そして浜金谷と言えば、「鋸山」の最寄り駅。今日は鋸山を上りに来たのだ。

鋸山ロープウェイ

大人片道650円
往復なら1200円と、一気に往復を買ってしまった方がお得。

時速5kmで、約3分。

高さ18mの中間地点の鉄塔

ロープウェイと言えば、この中間にある柱を通る際に少し揺れるのが怖い。

心を落ち着かせて外の景色を眺めることに集中すれば大丈夫、きっと大丈夫。

山頂
山頂からの眺め

山頂からの眺めは絶景だった…。
外の空気かつ、それが何も邪魔しない山頂であれば、美味いこと間違いなし。

房州の採石場であったこの場所は、削り取られた断面がまるでノコギリのようにギザギザしていたことから名付けられたという。(諸説あり)

山麓駅にも売店はあるが、この日はバスで団体が来ていたため行列状態だった。
しかし諦めてはいけない。山頂にも売店があるのだ。しかも山頂の方は美味しそうなものが沢山ある。

地獄まん

まずは「地獄まん」。炭入り生地の中にはもんじゃが入っている。
まさに山の中でグツグツ燃えたぎるマグマのように。

お、まだ何かあるじゃないか。

炭焼き団子

続いては、「炭焼き団子」。いただきます。

白餅の団子の他に草餅も選択出来、さらにタレを選ぶことが出来る。

今回は草餅にみたらし。その他にもあんこなどもあった。

炭焼きの香ばしさと草餅にしか出せない独特の鼻から抜ける良い香りに加えて、甘いみたらしが最高によく合う。

山頂の冷えた空気の中で、このとき一番温まっていたのは私に違いない。と思うくらいに温かい食べ物たちは最高に心温まる。

地獄アイス(竹炭バニラ)

最後に山頂で頂いたのは、竹炭バニラアイス。通称「地獄アイス」。

何故かヤッホーにピントがあってアイスがぼやけてしまった。。。

味は普通にバニラアイスだけど、山頂かつ良い海の眺めの上で食べるアイスは絶品だった。
竹炭なので、もちろん下手に食べまれば口周りはちょっと黒くなるので要注意だ。

満足したことだし折角だから地獄を覗きに行こう。この日は、夕方に来てしまったために、地獄覗きと百尺観音辺りまでしか行くことが出来なかった。
というか、許されなかった。日本寺の閉園が17:00のために、あまり奥まで進んで戻れなくなると閉園に間に合わなくなるためだ。

奥の大仏まで行きたい場合は、往復1時間半から2時間かかることを想定して早めにロープウェイに乗ろう。

百尺観音

まずは「百尺観音」。
壮観。。。凄い。。。
百尺は約30メートル。
陸海空の交通安全を守る御本尊として知られる。
石切場の跡地に掘られたものである。

写真左側に飛び出ている石の足場が地獄覗き。早速行ってみよう。

地獄覗きの先端に行く手前にある登り場
眺め(右)
眺め(左)

飛び出ているから下がないと思うと内心ひぇえとなるけどそこは耐えて……

心落ち着かせれば、目の前には絶景が広がっていた。

対岸に見える久里浜までは11km程あるという。かなり高いところから見ているせいか、近く見えてしまう。

いい眺めだったなあ。。。。閉園時間も近いし帰るか。。
ロープウェイ下りの終電は17:00のため間に合うような計画を立てよう。

Fish のレストランにて金谷丼

帰りに最寄り駅の浜金谷を少しすぎたところにある物産展やレストランが入ってるFishという所に寄ることに。

レストランで「金谷丼」をいただきます。
地魚で構成された丼は必ずしも毎回同じでは無いらしい。
その時々で楽しめるなら、また行こうかな。


ごちそうさまでした。

浜金谷駅
ロープウェイ往復券

夕方の浜金谷は絶景だった。最後まで綺麗なものづくしで、心洗われる1日だった。また行きたい。。。

本日はPHONON NOTESで「ターミナル」。
一日の終わりに優しく寄り添うエレクトロニカ。
YouTubeもやってます。よろしくお願いします。

それではまた次回のグルメ旅でお会いしましょう。じゃまた!

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