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第1回ytv学生アナウンスコンテスト観覧雑感

昨日、読売テレビ主催の「第1回ytv学生アナウンスコンテスト」が開催された。

自身も楽しみに読売テレビ本社へ向かって実際の様子を観させて頂いた。

「学生アナウンス大賞」の相乗り主催とは違い、「読売テレビアナウンス部」主催のガチなコンテストである。応募は2分のお気に入りの場所レポートで、16人のファイナリストが壇上に上がった。

内訳  男子6人 女子10人
学年別 4年/1人 2年/2人 3年/12人 1年/1人 
大学別 慶大4人 早大3人 明治大/神戸大2人 青山学院大・上智大・関西学院大・近畿大・大阪経済大 各1人

今回はYouTubeにアーカイブ保存されているので、アナウンサー志望の学生は要必見である。

以下観た感想を記録。

1・自己紹介でもレポートでもアピール感が強い学生が何人か。最近のトレンドでは強めは厳しい結果となっているが、その方の通過状況はどうなのか・・・が気になった。もちろん自分が良い・悪いという話では無く、審査員がどう感じるか・・であることは言うまでもない。

2・おそらく就活している3年生だけにフォーカスすると、関東の大学生は総じてレベルが高かったと感じた。ただ「こなれた感」がある学生もちらほら…であった。

3・第三次審査は「レポート」。10分ほどで情報を仕入れて自身が2分以内にレポートすると言うものである。おそらく放送局アナウンサー採用では当然のように出るものであるとは思うが、実際にレポートを経験された皆さんは財産になったのでは無いかと思う。

4・そのレポート。「森を見て木を見る」タイプの学生が良かったと感じた。上記の動画を観てもらえればわかるのであるが、入り口から紹介(案内)すると観ているものとしては、サイズ感が想像しやすいと思う。

5・結果について

GPなどの賞については記載しないが、「学生アナウンス大賞」ファイナリスト経験者が4人(全て関東の大学)ステージに立たれていた。審査基準が違うコンテストでも残り10人ほどに残るということは、実力者であることは間違いなさそうである。その4人の方が2年後どうなるのか?検証してみたい。

6・学生アナウンス大賞vs今回のコンテスト

(1)審査がオープンにされるということはとても良いことで、アナ志望の学生にとっても有益なことであると思う。学生アナウンス大賞主催者においては、次年度はytv学生アナウンスコンテストのように、公開開催を個人的には希望する。

(2)学生はどちらを目指せば良いのか? これは

「ytv学生アナウンスコンテスト」

では無いのか?と。

理由

*決勝は1日で結果がわかる。
*審査内容がアナウンス選考試験に即している。
*主催が相乗りではない。
*時期的に実力を測りやすい。

最後の挨拶で今回のコンテスト責任者である読売テレビ編成局アナウンス部の小澤昭博部長が、涙ぐまれていたのが印象深かった。それだけ、今回のコンテストの重要性並びに影響力を認識されていたからでは無いかと思った。

今回のコンテスト開催はとても有意義であったと思うし、来年度以降も是非続けて頂きたいものであるとの感想を抱き帰路についた。

*余談1

審査員に吉田奈央アナウンサーがいらっしゃった。

離席、着席される際の所作がとても美しく驚かされた。俗っぽい表現であるが

「品のある」

方であると感じた。あのような品をいつか身につけたいものである。

*余談2

司会は4年目の大野晃佳アナウンサー。

野球中継でもしっかりとした実況をされていらっしゃるが、本コンテストでも長時間にも関わらずスムーズな進行をされていて、将来は凄いアナウンサーになるのでは?と思った。


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