ニュース: 世界最薄・最軽量のノイズ低減機能付き生体計測回路を実現

(2018年記事の備忘録)

https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2019/pr20190816/pr20190816.html

高機能なものを貼り付けられるようになってきましたね。
1ミクロンは食品用ラップ(約10ミクロン)の1/10ほどの厚みです。これだけ薄ければ少々動いても体の動きに追随するので違和感ないでしょうね。

ベースフィルムについて、薄膜でも自立できる強度があって、さらに絶縁・耐湿・耐薬品性となると材質は限られてきますが、ここで使われているのはポリ(パラ)キシリレンという物質です(パリレンは製品名)。薄膜コーティングに使われる話は聞いたことがありますが蒸着で作るものだとは知りませんでした。生産性が心配ですがそれほど大面積が要る訳でもないので大丈夫か...

★キシリレン
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/キシリレン

★コーティングの概要(第三化成株式会社)
https://www.dsk-goi.com/dix/dix_outline/

★パリレンの歴史 (日本パリレン合同会社)
https://scscoatings.com/ja/scs/what-is-parylene/parylene-history/

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