見出し画像

【時給600円の考えは現実化する】

最近はだいぶ秋が深まって冬に近づきつつある。
そんなある日、猛烈に唇が乾燥していた日があった。

もう、乾燥し過ぎて「タラコを1週間交差点の中央に放置した後」みたいな状態になっていた。


この感じのままでいると近所の子ども達に「タラコ唇おじさん」という異名をつけられそうだったため、歩いていて目に飛び込んだ薬局に入った。


せっかく「現代社会の中で個の創造性を開放していくダニエル」みたいなブランディングをしているのに、唇の乾燥一つで台無しにしたくなかったからだ。

即座にリップクリームの棚にこぎつけ、愛用の100円のメンタームリップクリームを手に取り素早くレジの前に差し出す。
 
 
すると、スタッフのお兄さんはこう言った。
 
「すみません、開店は10時からなんです。」
 
ああ、そうか。
まだ開店前だったのか。

手元の時計を見るとちょうど09:50を指していた。
 
「10分くらい待つかな」
 
そう思ったが、ふと外を見ると、薬局の隣にファミマがあった。

だいたいどこのコンビニでも、リップは薬局の2倍の価格で売られていることは分かっている。
案の定ファミマに入り、同じメンタームのリップの価格を見てみると、2倍の200円だった。

昔のダニエルだったら、10分待って薬局で100円のリップを買っていた。

しかし、最近は自分の無意識の行動を変えるようにしている。
  
  
 
 
よくよく考えてみて欲しい。

100円のために自分の10分を使うということは、それは時給に換算すると、100円(10分)×6の600円の行動をしているということになる。

これはどういうことかと言うと、自分自身に対して「お前は時給600円だ」と宣言しているのと同じ行為だ。
 
 
そして、脳は正直なシステムなので、この無意識の行動は「実際に現実化していく」。

つまり、時給600円の考えで行動していると本当にやって来る仕事は時給600円になっていくし、時給10万円の考えで行動すると、依頼される仕事も10万円に近づいていくということだ。

例えば普段600円でラーメンを提供している豚骨チェーン店がダニエルの家の近くにもある。

このラーメン屋が、たまに「ラーメン1杯300円」みたいなキャンペーンをやることがある。
そこに、20人ぐらいが行列を作り、30分ほど待って普段600円のラーメンを300円で食べていたりする。
 
 
でも、これもよくよく考えると、300円の値引きを30分で買っているわけだから、時給600円の行動をしていることになる。

人の趣向なので一切否定はしないし、ここのラーメン屋はダニエルも学生時代から愛用している大好きな店なので、店に恨みがあるわけでも何でもない。
 

 
でも、こんな感じで、普段の自分自身の行動をよく考えてみると「自分の時間の切り売り」をして「自分の時給宣言」をしていることが多々あるということに気づく。
 
 
 
だから、ダニエルは最近、この無意識の行動を意図的に変えるようにしている。 
特に自分の時間価値に関してはかなりシビアになって「時間を買う」ようにしている。
 
 
30分早く行けるのであれば迷わず特急券を買うし、20分早く到着するならすかさずタクシーを使う。

そして、自分の時給宣言を低くする「時間の切り売りによる値引き買い」みたいなことは一切しないようにしている。
 
 
そして、その際に「お金を交通費で取られちゃった」と思うのではなく「時間も買えてお金を他者に回すことができて良かったなぁ」と思うようにしている。
  
  
そういう考えでいると、ありがたいことに「その考えに見合った条件の仕事」がやって来るようになった。

「1時間で10万」のWebコンサル相談もいただくし「1件100万」の撮影のご依頼もいただくようになった。

もちろんトップオブトップの世界では「1時間で100万」のコンサルタントもいるし「1件1000万」のカメラマンもいるので、ダニエルの到達したいレベルはもっともっと上のところにある。
 
 
正直、自分の実力がいただく依頼に対して伴っているかと言うと、まだまだ勉強中の部分がたくさんあるのだが、「良い条件の仕事が来るようになったから考え方を変える」のではなく、「考え方が変わったから良い条件の仕事が来るようになった」ということを身をもって体験している。
 

 
 
ちなみに「ダニエルあいつけっこう儲けてるな」と思われるかもしれないが、今は会社にお金を作って「個の創造性を開放する世界」を作っていくガソリンにしたいので、ダニエルはほとんど報酬をもらっていない。

そして、その世界を実現するために、ガソリンはあと1万倍くらい必要なのだ。

また、ダニエル自身「贅沢な生活」とかに一切興味がない。
 
 
 
 
ただ、「こども時代」みたいな感覚で、もっと一人一人が自由に遊び回り、それが結果的に仕事になっている。

そんな、個人が解放された素晴らしい世界を実現すること。
そのための試みをもっともっとしていきたい。
 
 

そんな想いを持ちながら、みなさんと一緒に素晴らしい遊び=仕事をしていきたいと思っています。

みなさんからの「究極の遊び」のご依頼、お待ちしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?