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23-04-2020 体調不良の話③

本当は22日の日記があったのですが、更新する前に力尽きて(寝て)しまい、そして、今日になったら状況が変わってしまったので、upするのはやめました。

22日は多少のアップダウンはあれど体調は落ち着いていて、また今日夫が仕事のために自分の担当現場へ行かなくてはならないと言われていたのもあって、昨日は寝室で休ませてもらいました。

そして今日23日、午前中は浄水器のメンテに来ていただき(コロナのことがあって延期しすぎて泣く泣く本日に)夫はそのすぐ後午前中のうちにすぐ仕事へ。仕事はとてもすぐ終わるものなので、おやつの時間には帰宅しますと言って。
ずっと自主隔離していたけれど、この日だけはどうにもならず下界に出て行く私。スーに移すことがとても怖いけれど、なんだか良くなってる気がするし、大丈夫じゃないかなと思ったのがダメでした。
家の中にいるよりはと思って天気のご機嫌な日だったので、スーとハッピーバースデーを2回歌いながら手をよく洗って、マスクをつけて、サンドイッチやトマトのマリネ、星のポテトなどを簡単に作って、お外でランチ。私はホットコーヒー、スーはアンパンマンのりんごジュース。今日は夫が車で仕事に行ってしまったので車の中に常備している大きめのレジャーシートがないので、前回出てきた幼馴染からもらったマサイ族のクロスをひいてみました。娘は久々にお外でピクニックもどきをやるので、とても嬉しそう。
父も出てきて、おしゃべりしたり、メダカの様子を観察したり、久しぶりの太陽の下、とてもとてもいい気分だったのに、みるみるうちに体調が変わって行く。
寒くなってきたから入ろうよとスーが不安にならないよう説得、わかったぁと言って家に入るとどんどん息が上がってきてしまう。前日ゆっくりしすぎて夜眠れなかったのもいけないのかもしれない。体温は予測体温で37.4度。
「スーちゃん、ごめん、カカちょっとだけ寝かせて」と言ってリビングのカーペットの上で横になる。眠気と怠さに耐えながらも、思っていた以上に夫の帰りが遅く連絡がない、SOSを送るもシカト。テンションに反比例して、怒りなのかやるせなさなのか不安なのか、そうゆうものが上がってきてしまう。
30分ほど寝ていたようで、娘に起こされる。夫からは連絡ないのに既読済。
お腹空いたよね、おやつねと言って赤と緑のブドウを洗いながら、やっぱり移したらまずい、手遅れかもしれないけど。。。父によく洗ってスーに食べさせてと頼んで、私は寝室で横になった。熱を計ると予測体温37.7度。元々は低体温の私には結構きつい。残り少ないロキソニンをとりあえず飲んで横になりながらも、夫に連絡を取り続けるが、全然反応がなかった。

仕事をしていて、手が離せないとかそうゆうのは分かる。けれども、うちの夫は極端過ぎる面があって、自分のトイレや食事を我慢してまで仕事をすすめるところがあり、連絡もないまま帰宅せず次の日やっと連絡が取れたなんてことが割りとある。でも流石にこの緊急事態、いつもよりもう少し考えてくれると思った私が馬鹿だった。結局おやつの時間どころか、夕飯の時間にも帰宅してくれず、かと言って自らうちの父に電話してお願いしてくれるわけでもないので、私がやる。私が決める。体調が悪い時、動くことと同じくらい、もしくはそれ以上やりたくないのは、何かを決断すること。それはほんの些細なことでも関係ない。と私は思う。
家の中でスーと一緒に遊んでくれている父に、冷蔵庫にあるものを食べさせてほしい、ご飯は冷凍庫にあってスーが温め方分かるから、と、どうにか彼女の夕飯の準備を電話でお願いするので精一杯だった。父はスーと遊んだことはあってもこうした日頃のケアはしたことないので、これが初めてのことです。
身体に無理をさせて私が何かをすれば、誰かに移してしまうかもしれず迷惑をかけてしまう。だからこそはっきりさせたいのに、結局は4日連続37.5度以上には満たない私のこの数日間ではやっぱりPCR検査は受けさせてもらえない。
ちなみに内科の受診ですが、電話で薬は何か持ってないかと聞かれ、残っていた風邪薬とロキソニンがあることを知ると、それを飲んでからもう一度連絡くださいとやんわりと受診を一時拒否されてしまいました。

結局夫が帰宅したのは22時を過ぎていました。
食事が終わってからスーは何度も何度も私を心配して見にやってくる。
世界中の深刻な現場にいる人たちから絶対叱られてしまうのはわかってはいるけれど、服で口を押さえながら、カカ、元気になった?と数分おきに会いに来るスーが健気で、愛しくてたまらなかったです。とりあえず、マスクしなさい。うつっちゃうからね。
娘が何を心配してたかというと、私が夕食も食べずに横になっていたこと。悲しいかな、よっぽどじゃないときはどんな時でもご飯を食べられる人なので、確かにお腹は空いていた。父にはふたりが食事したら手を洗いマスクをしてどうにか適当に何か温めるだけのものを食べるから部屋で待ってて欲しいと伝えていたのだけれど、タイミング悪く夫が帰宅したので、部屋で蜂蜜のど飴を舐めていたところ、ちびっこ母さんが「スーがおむすびつくってきてあげる!」と大宣言をして、こちらが断る間も無くまた下へ。そしたらまたすぐ上がってきて、「なんの おむすび、たべたい?」と聞きにやってきた。なんでもいいよ、スーが好きなので。だーっと戻って、数分後、両手のひらよりも大きなおむすびを持ってきてくれました。
普段娘用のご飯は小分けで冷凍しているんですが(赤ちゃんの時に使う小さめのタッパをそのまま使って)、それを2つ使って作ったんだよ!と。塩昆布のおむすび。スーの大好物、嬉しくて、美味しくて、元気の味!
帰宅が遅い父親を待っているからいつもよりお風呂も寝るのも大幅に遅れているのに、元気いっぱいの娘に嬉しいんだか、申し訳ないんだか、情けなさがこみ上げてきて泣いてしまった。開いたドアの外側で、おむすびを食べてくれるのを見ていたスーはちょっとびっくりしつつも「ないたら おねつあがっちゃうからぁ」といわゆるおばさんくさい手振りを加えて笑わせようとしてくれた。ありがとうね。守りたいと思う彼女に、いつも私の心は守られている。

数日間のルーティーン通り、夫とスーがお風呂に入ったら私も入らせてもらおう、明日からどうしようかと考えていたら、電気もつけっぱなしで3時半まで眠ってしまった。熱を計ると37度。寝ていると毎度のことながら下がる。
同じ様に寝かしつけたまま何もかけず座って寝ていた夫を起こして、洗い物をしてないよ、やってください、お願いとだけ伝えて、お風呂はもう少し明るくなってから朝入らせてもらおうとベッドにいると、いつの間にかまた眠ってしまった。
スーと一緒にスタバで彼女の好きなイチゴのフラペチーノを飲む夢を見た。美味しかった。

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