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ヒッチハイクをしていた時に教わった事 ➌

自分の人生に関わった事ない人に背中を押される感覚。

これが一番しっくりくる表現だと思う。

車を乗り継ぐ中で、毎回どうして乗せてくれたのか聞いてみた。

みんなそれぞれに想いを話して下さったけれど、根源にはやはり 誰かを助ける心というものがあった。

僕はふと、東京に住みながら悩んでいた事に思いを馳せた。

他人との境界線が厚い。

この厚さは何なのかと。

何でベルリンの壁よりも高く感じるんだろう、と。

心の壁。

ある夫婦は、自分の息子がヒッチハイクに失敗した事があるからそういう子の背中を押してあげたいと言ってくれて乗せてくれた。

そのあと本当に着いたのか、LINEを交換もして連絡をして欲しいと。

暖かさ。

この世界は1人じゃ回らない。

こんな単純な事が実はほとんどの人が分かっていない。

実感がないのも事実だと思う。

ただあの日叩かれた背中は、今もなお僕たちを走らせている。

それは

今だけ、カネだけ、自分だけ

精神ではなく、圧倒的な優しさのバトン繋ぎ。

隣の人への小さな優しさは伝染していくと信じて。。。

最後はこのセリフがピッタリ合うのでご紹介を。

ヒューゴ「全世界は1つの機械のように感じるんだ。機械には、要らない部品なんてない。必要な部品が集まってできている。だからこう思うんだ。世界が1つの機械だとしたら、僕は要らない部品なんかじゃない。僕は理由があってこの世にいるに違いないんだ。そして君も理由があってこの世にいるんだ」
Hugo Cabret: I'd imagine the whole world was one big machine. Machines never come with any extra parts, you know. They always come with the exact amount they need. So I figured, if the entire world was one big machine, I couldn't be an extra part. I had to be here for some reason. And that means you have to be here for some reason, too.


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