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注意する意識の《注意》編

(´_ゝ`){ たにぐちです!

訪問看護では都内を自転車で移動するんですが、
河川敷を走りながらきれいな空を見上げていると

そのまま芝生に突っ込んで転んでしまいました。

(´_ゝ`){・・・


前方不注意ですね!
今日はそんな《注意》編

《注意》の定義

注意とは「注意力」や「集中力」といわれ、ある一点に意識を向けることをいいます。その人がどのくらい集中力があるのか、どこを見ているのか、反応するのかなどなど
意識状態を知る重要な手がかりになります。

《注意》はDSM-Ⅴで複雑性注意ともいわれており、下記の4つの機能があります。

・選択性機能
・持続性機能
・転換性機能
・分配性機能



これらは単独もしくは複数にまたがって障害されることもあります。


一つひとつ見ていってみましょう。

①選択性機能

様々な刺激のなかから自分が必要としているところに意識を合わせる機能です。

素早さと正確さが求められます。

②持続性機能


一定時間注意を対象に維持しつづける機能。
一般的に言われている「集中力」がこれに当たります。

③転換性機能

焦点を当てていたものから、別の物へ焦点を切り替える機能。
ある対象への注意を、刺激に応じて別の対象へ転換する機能です。

(´_ゝ`){イメージしやすい画像が見つからず。。。

例えば、

この記事を読みながら

























お尻や足の裏で感じている感覚に注意を向けることです。

④分配性機能

ある一点だけでなく複数のものに同時に広く注意を向けられる機能です。

( ゚Д゚){次の家はどこだー!!!
(´_ゝ`){頑張れ。。。

寸劇は置いといて。
例えば、ナースステーションで記録を下記ながら、ナースコールがなったら、そっちを対応して、終わったらまた帰ってきて記録を書いて~

のような感じ。

《注意》の障害とアセスメントのポイント

 

さて、この注意ですが正常に機能しているため、普段はあまり《注意》に意識を向けることはあまりないと思いますが、その機能が障害を起こすと、必要な刺激に目が向かなくなったり、最後まで作業が続けられなくなる等、社会生活に支障をきたしてしまいます。

その為、上記4つの複雑性注意

・何気ない会話
・作業への取り組み
・指示への応答

等からその反応や様子を観察していきます。

注意障害されると、回りくどく話す「迂遠」、つじつまが合わなくなる「観念奔逸」等が見られます。

また障害されているときだけでなく、睡眠の影響や、飲酒、疲れなどによって「注意散漫」が見られることも。

意識清明であることが注意が正常に機能する前提なので
意識状態を評価するために注意機能を評価することが多いのです。

終わりに

以上がMSEにおける《注意》です。

たにぐちの自転車乗車中の《意識》状態はどうだったのでしょうか?

これから先の未来を考えているうちに
目の前のことに「集中」できなくなり
あまたのなかで”あっち側の世界”に行ってしまった結果
前方の障害物に気づくことが出来なかったんですね。

( ゚Д゚){集中しろ!
(;´_ゝ`){気を付けます!

(´_ゝ`){それではまたまた!

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