たにぐちです。
惜春の候　お変わりなくお過ごしでしょうか。

本業は精神科看護師として働いている傍ら、コーチとしても活動をしています。
職業柄、看護師をクライアントに持つことが多いのですが
総じて
「心って捉えづらい」
「精神って見えなくてよくわからない」
とのお声をいただきます。

確かに分かりずらいですによね。
記述できるものはあるものの、まだはっきりとは病因もわかっていない領域になります。

ですが、

脳機能＝心＝精神

とすれば、捉えやすくなるのではではないでしょうか？

そんな精神世界へ興味を持っていただけるよう
まずは概念を簡単に説明できればと思います。

私自身も把握できていないことがありますので、追記修正すべきことがあればご連絡いただければ幸いです。

人は知っているものしか認識できない

まずはこの前提を覚えておいて下さい。
人は知っているものしか認識できません。
なので、知らないことは認識できないのです。

一般に精神病といわれるものも、まだ原因がはっきりとはしていません。
ですが、脳機能や統計、技術の進歩により、少しづつ解明もされてきています。

ですが、科学はここ２、３００年ほどの歴史しかありません。
人類の歴史は長く、古くは２５０万年前に”ホモ（ヒト属）”が進化します。

今となっては当たり前に使われている”火”も日常的に使われるようになったのは３０万年前

虚構の言語げ出現したのは7万年前です。

人類の歴史について語り始めると、キリがありません（笑）
ただ認識していただきたいのは、キリスト紀元でたかが２０１９年しか経過していません。（記事記載当時）

お釈迦さんはそれよりも前の話ですし。

興味があれば、
https://www.amazon.co.jp/dp/430922671X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_T-qXCbFG8FYHS

をご覧ください。

言いたいことはただ一つ
「人間は不思議がいっぱいだな〜」
という事。
例えば気功なんてものも、日本人は信じる人は少ないですが、中国では深い歴史がありますし、某大臣も治療のために中国から気功の大先生を呼んだとか何とか。

医療気功でガンが消えたとの話もあり、明らかな物理現象ですが、説明がつかないので、オカルトという事になります。
その判断もまた不思議ですね〜

なんせまだ分かってないことが沢山あるのが人間です。

さてさて横道に逸れました笑

前置きが長い分、内容を充実さられるように努力します。

精神障害？精神疾患？

というわけで概念的説明をします。
精神障害の概念は、国や学説によって異なります。

俺は"健常"、私は"正常"、君は"異常"
上司は頭がおかしい、後輩の頭もおかしい

と言った説明は何を基準にしていますか？

( ´_ゝ`)｛今れてみりゃ、どこで基準を学んだんだ？

総じてその基準は曖昧なものです。
人の性質や性格は先天的な物もあれば、後天的に身に付けるものもあり、両親の知的水準、国やコミュニティの文化、宗教等様々な要因で異なります。

ちなみに
https://youtu.be/4ZFUKLkVj70
や
新・日本の階級社会 (講談社現代新書) https://www.amazon.co.jp/dp/B078TNC8RW/ref=cm_sw_r_cp_api_i_PRrXCb9ASP22M
もご参考ください。

教育や労働レベルも、後天的に受け継がれます。

(; ´_ゝ`)｛いかんいかん、話逸れちまう笑

精神障害として国際的に合意されているのは，ICD-10（国際疾病分類）
「精神及び行動の障害」に分類されています。

日本では精神保健福祉法
(正式名称：精神保健及び精神障害者福祉に関する法律)
第5条「精神障害者とは統合失調症，精神作用物質による急性中毒またはその依存症，知的障害，精神病質その他の精神疾患を有する者をいう」と定義されています

( ´_ゝ`)｛んん……

精神疾患と精神障害の関係は曖昧でしょ？

精神障害は，ある平均からある程度偏った精神状態で，かつ医学的治療を要する精神疾患を包括した概念と考えるのが一般的、常識的だと考えられています。

つまり
「こっからが正常だけど、これを満たしてないと障害があるな〜」
という診断のしかたです。
どっかに"正常"というポイントを置き、どこかを境として"異常"としています。

もちろん誤解なきようお伝えしておくのは、診断を下す精神科医はとても慎重に行動や言動を観察します。鋭い洞察で記述できる症状や精神力動的な解釈を重ねていきます。血液やレントゲン等客観的なものからありとあらゆるものを駆使して診断を下しています。

伝えたいのは
何が"正常"で、なにが"異常"なのか
それは人が決めたもので、とっても曖昧なものだという事です。

コーチとして最後締めるのであれば
何が"成功"で、なにが"失敗"なのか
その基準はとても曖昧なもので
ほとんどの人が、他人や社会から与えられた物差しを基準にしているという事。

「他人の目なんか気にしない」
簡単なようで、その奥にある本質を掴むには、自分のやりたいことを追いかけていくしかありません。

( ´_ゝ`)｛じゃぁ俺もまだ大丈夫だね！
一度、家を失っても、それで失敗じゃねぇ。
むしろ極限状態に陥ったからこそ、そこから掴み取ってきた物がある。それを形にしていくだけ。
それが俺なりに出来たとしたら、ホームレス経験も結果として成功になる。

( ´_ゝ`)｛何事も諦めないコトだね！

っというわけで、今日はこの辺りにしてまた続きを書きます。

( ´_ゝ`)｛ではでは！