りりい

20代折り返し中。スキマ時間にサクッとどうぞ。毎日更新しています。 好きなものは、うさぎの鼻のひくひく。アイコンは羊だけど。

夏が終わった、音がした

いや、まだ夏なんだけれど、私の中では終わってしまった感じがものスゴイ。なんといっても、夏休みが今日で終わるから。8月はまだ続くし、今年の24時間テレビもまだだけれど、気分としてはもう終わったようなものだ。

夏にしたいこと。色々あった。そして何度もここでも書いたような気がする。あれがしたい、これがしたい、と書いた割にはほとんど何もしなかった。唯一できたことといえば、かき氷を食べたこと。今まで食べて

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その背中を見送る勇気はなかった

緊張してるの?と聞かれる。今までは電話越しだったけれど、今日は違った。

目の前に座るその人からの視線を、席に座ってからずっと感じる。あんまり見ないでほしい、というといつものように、ふふっと笑われた。

サラダ、取り分けてあげるよ、と手を差し伸べられる。大丈夫だよ、気にしないで、と言ったけれど、いいからいいから、と言われる。そういえば、さっきも自然と店員さんを呼び止めてくれた。声が細くて店内の音に

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青空に線を引く

たまたまテレビを付けていたら、始まった「千と千尋の神隠し」。好きな映画ではあるが、見るとどうも心臓がキューっとして狂おしい気持ちになるから、見ないようにしようと席を立った。けれども、ウロウロしてテレビに戻ってきてしまう。
最終的に、千尋が透け始めるあたりで座って見始めてしまった。

上映当時、小学生くらいだったはずだ。親に連れられて見た記憶がある。突然豚になってしまった両親の姿を見て、怖い映画なん

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その音は涼を感じさせていたはずなのに

風鈴。それは夏の訪れを感じさせるもの。そして汗ばむ季節に音で涼を運ぶもの。夏、各々の家のベランダに飾られる風鈴が好きだった。ちりん、ちりん、と風と共に音を鳴らすその鈴に、心惹かれていた。

昔、風鈴を毎夏飾る家が近くにあった。微かに我が家まで音が聞こえる。ああ、良い音だ。そう幼いながら思っていた。

しかし、だ。そうは思わない人もいる。
あの風鈴、良いねえ。と声をかけると、え?うるさいじゃない。と

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純白のワンピースが真っ黒に染まった

人の嫌がることはしてはいけない。
幼い頃から言い続けられてきた教えを学生の頃は随分と律儀に守ってきた。そして、この教えは揺るぎないものであると思ってきたけれど、社会に出てから少し違うことに気づいた。

人の嫌がることはしてはいけない。
けれども、時として「自分の身を守る」時には使わざるを得ない、ということ。正義感強く生きていても、世の中には自分よりも知恵があって、人望があって、口が巧い人がたくさん

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体調不良のため、今日はお休みします。