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せみの声は聞こえないけど夏なんだと思う

関東はまだ梅雨が明けていないらしい。どうりでせみの声も聞こえないわけだ。
春ではない。間違いなく。けれど、夏と断定できないようなこの気候にぐったりしながらも、全貌を掴みきれていない「今年の夏」を思い浮かべたい。

昨日、夏といえば?と聞かれて、少し悩んでしまった。結構悩んだ挙句、出てきたのは花火だった。


花火大会じゃなくて、手持ちのほう。
どうしても火はつけられないから誰かにやってもらうしかないんだけど、飛び散るあの閃光に心が惹かれる。あと、何本しかない、とか言いながら1本ずつ楽しんで、最後に残した線香花火で幕を降ろす。遊び終わった花火がささったバケツを片付けると、侘しく思うものだ。見上げる花火も好きだけれど、間近で感じる花火の方が夏を楽しんでいるような気がして好き。

でもこの歳になると、あんまりみんなやろう!ってならない。子どもが楽しむイメージなのかな。最後にやったのは沖縄に旅行に行ったとき。その時も割とええ、やるの?と怪訝そうな顔で言われた気がする。無理やりドンキで購入したけれど、実際はあんまり楽しそうじゃなかった。私は楽しかったけれど。


もっと弾けるように夏を楽しみたい。そう毎年思うのに、自分の夏のイメージはみんなと少しずれているのかもしれない。海やプール?だって私泳げないから・・・

いつもたくさんありがとうございますっ!